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子育てや子どもの教育における、夫婦の役割分担とは?

公開日:2020/01/05
最終更新日:2020/03/29

「夫は仕事、妻は家事」という前時代的な発想

皆さんのおうちでは、ママとパパで家事や子育ての役割分担は決まっていますか?

ひと昔前までは「夫は仕事、妻は家事」などといった、性別による役割分担が当たり前のように行われていましたが、現在では、そのような性別に囚われた役割分担に対して、疑問を覚える声が多くなってきています。

もちろん、ママとパパの両方が納得して役割分担をできているのであれば素晴らしいことですが、今までの常識や固定観念の中でなんとなくという流れならば一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。

家事や子育ての中で、自信を持って役割分担できているといえることはありますか?今回は、ママとパパの関係性にフォーカスして、子育てや子どもの教育におけるママやパパの役割について考えていきます。

ワークライフバランスやイクメンに代表される昨今の考え方

皆さんの職場でも、働き方改革やワークライフバランスという言葉が定着してきているのではないでしょうか?少し前から言われ始めたブラック企業・ブラック労働という環境への対策としても浸透しつつあります。

近年、働いてお金を稼ぐという価値基準だけでなく、家庭やそれ以外の場で生きがいを見出そうとする人が増えてきています。それに応じてイクメンという言葉に代表されるような、育休を取るパパの話を聞く機会も増えているのではないでしょうか。

パパが家事や子育てを手伝うという感覚から主体的に参加する、一緒に取り組むという感覚が一般的になりつつあります。イクメンという言葉は「夫は仕事」という固定観念から解き放たれ、子育てに取り組もうとされている方々といえるでしょう。

子育てにおけるママとパパの役割って?

では、子育てにおけるママとパパの役割とは、どのようなものがあるのでしょうか。

男女平等という考え方は大切ですが、母性と父性という気質から見れば、それぞれに適した関わり方や役割があります。もちろん「母性=ママ」と一言では言えませんし、父性性の強いママもいれば、母性性の強いパパもいます。

今回は心理学的な観点を踏まえ、一般的なケースでいうママとパパが、どのような役割を担えば良いのか、例を挙げてお伝えしたいと思います。

ママの役割①安全基地になる

子育てにおけるママの役割の1つ目は「子どもの安全基地になること」です。

安全基地とは心理学の用語で、何かあったときに頼り、守ってもらえる場所のことです。安全基地自体はママだけではなくパパ、その他の人たちとも作れるものですが、子どもは本能的に生まれて初めての食べものを与えてくれるママを求めます。

そのため、子どもが安心・安全と思うことができる関わりを主体的にママが行っていくことで、子どもは物事に挑戦していく意欲が湧いたり、他者と関わろうとする社会性を帯びたりするようになるのです。

ママの役割②感情・情緒を育む

子育てにおけるママの役割の2つ目は「感情・情緒を育むこと」です。

一般的には、女性のほうが、感情や情緒的なことの共有や関わりが得意といわれています。子どもに悲しいことや嫌なことなどがあったとき、愛情をたくさん与えてあげたり、その時の子どもの姿を受け止めてあげたりといった、子どもが感じているマイナスの感情に寄り添うような関わりをしてあげることはママのほうが得意とされています。

子どもは自分が受け入れてもらえていると感じられるようになると、ありのままの思いを見せることができるようになります。そして、情緒の発達が進んでいくのです。情緒的な発達は、他者とコミュニケーションを取るときに欠かせないものですから、感情・情緒を育むことはとても大切な役割です。

パパの役割① 理性や知性を教える

では、子育てにおけるパパの役割はどのようなものがあるのでしょうか。

子育てにおけるパパの役割の1つ目は「理性や知性を教えること」です。

先ほど、一般的には女性のほうが感情・情緒面の関わりが得意とお伝えしましたが、男性は理性や知性による関わりが得意であるといわれています。

例えば、子どもが駄々をこねたときやいろいろな物事に疑問を持つようになったときに、「なぜ」「どうして」「どのように」などといったことを理知的にパパが説明してあげることで、子どもは感情をぶつける関わり方だけではなく、理性的な関わり方を学んでいきます。

その説明を通して知的好奇心が満たされ、さらなる探究心につながっていくことが期待できます。つまり、知性の基盤づくりや知的探究心の増大に関わっていくのです。

パパの役割②頑張りたい時の滑走路

子育てにおけるパパの役割の2つ目は「頑張りたい時の滑走路になること」です。

子どもにとってパパは、自分の知らない外の世界を知っている存在です。パパが社会と関わりを持っている姿を見て、自分の知らない世界を想像するきっかけになります。いわば、ママが伴走者だとすると、パパはコーチのような存在なのです。

子どもが何かに挑戦したいと思ったときに後押しをしてあげたり、準備を整えたりしてあげることはパパの役割でもあり、子どもにとって大きなチカラになります。また、小さな世界から子どもが少しずつ大きな世界へ飛び出していくときに、子どもだけではなくママも支えることが、パパの大切な役割なのです。
 
 

  

夫婦間の関係性が子どもに大きな影響を及ぼす

ここまでは、子育てにおけるママとパパの役割をそれぞれお伝えしました。ただ、役割を認識し、その役割を全うするだけでは意味がありません。ママとパパの関係性が上手くいっているかどうかによって、子どもの気持ちに大きな影響を及ぼすのです。

子どもにとって1番近い存在であるママやパパ。子どもはまず、ママとパパと自分という関わりから人間関係を学んでいきます。そのため、例えば2人の関係性が上手くいっていないと、子どもは自分が悪いと思い込んでしまい、調整役を担おうとしてしまいます。

このままでは、おうちが安心基地ではなくなってしまうため、ありのままの自分でも大丈夫、受け入れられていると思うことのできる自己肯定感を持つことができなくなってしまう場合があります。また、孤独感や疎外感、自分は生まれてきてよかったのかという揺らぎなどにつながります。

自己肯定感が持てなければ、物事に挑戦することや他者と関わることに難しさを感じてしまいます。その他にも、自分の意志が持てなかったり、人のために頑張ることができなかったりと子どもの発達にとっていいことはひとつもありません。子どもが生きづらさを感じてしまう原因になってしまうのです。

年少

まとめ

今回は、子育てにおけるママとパパの役割を例を挙げてお伝えしました。

ママとパパに大切にしてほしいのは、2人が2人らしく無理や我慢もせず、楽しく幸せに生活をしている姿が子どもにとっても1番幸せなことだということです。お伝えさせて頂いた役割もあくまでも一例にすぎません。ママとパパの得意分野やご家庭それぞれの生活スタイルに合わせて、バランスを取りながら家事や子育てに取り組んでくださいね。