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知育教室ってどんなところ?2歳児から始めるメリットと効果。

公開日:2019/11/22
最終更新日:2020/03/29

2歳児の気質

2歳になると、ママやパパに手を引かれなくてもだんだんと歩けるようになります。発達の早い子どもであれば、走ることもできます。運動能力の発達によって、大人の補助なしでもスプーンやフォークで食事ができるようになるくらい手先が器用になります。

また、1歳半の頃は20〜25語だった語彙力に対し、2歳は200〜275語と爆発的に増え、「ワンワン、いた」などの二語文、「ママ、こっち、きてー」などの三語文を話すようになります。

行動と表現がぐんと広がったところに、物事の理解が進むようになったことで、「なんでもやってみたい」という好奇心が強くなってきます。

とはいえ、2歳児は自制心を司る脳の部位の発達が未熟なので、「思い通りにしたい」「思い通りであってほしい」という欲求がストレートに出てしまいます。なんでもかんでもできるわけではないので、思い通りにいかない。その結果、イヤイヤや癇癪を起こします。これが「魔の2歳児」と呼ばれる由縁です。

ただ、これは心と脳と体がちゃんと成長してる証拠です。そう思えるようになると、少しは親御さんも気持ちが楽になるのではないでしょうか。

また、この時期は物が置いてある場所や状態や順番にこだわり、マイルールを持つようになります。思っていた通りでないと不快感を表すこの時期は「秩序の敏感期」と言われています。

親子の関わりの中で学ベること

子どもが2歳を迎える頃に、どのようなことを教えてあげたり、関わってあげたりすると効果的なのでしょうか。子どもによって差があることは当然ですが、成長や発達につながる親子の関わり方の工夫をいくつかご紹介します。

①運動の工夫

積極的に運動をさせましょう。

この頃の子は走り回るのが大好きです。体を動かす幼児ほど、バイタリティに溢れ、我慢強く、社交的な傾向があります。家だとうるさい、心配という方は公園へお散歩に行きましょう。

また、何か特別なスポーツをさせるよりも、体を動かすことを目的とした運動をさせることで運動神経が良くなるといいます。お子さんといろんな体を動かす遊びをしましょう。

②絵本の工夫

絵本を読み聞かせてあげましょう。

読書をする子どもほど、他人をいじめたり、授業中に騒ぐなどの問題行動が減り、問題解決能力やコミュニケーション能力が高くなると言われています。

また、読み聞かせをしているママやパパにもいいことがあり、自尊心が上がったり、沈み気味のメンタル状態も良くなるそうです。イヤイヤ期で参ってしまってる親御さんにとって、読み聞かせはおススメです。

そして、読み聞かせするときはインタラクティブ読書をしましょう。インタラクティブ読書とは「次はどうなると思う?」「りすさんはこの時どんなことを思ってるかな」など、YES/NOが答えにならないオープンクエスチョンをお子さんに投げかけながら読む方法です。これによってIQが上昇するという研究があります。

③睡眠の工夫

2歳頃までに安定した睡眠習慣を身に付けるようにしましょう。

「寝る子は育つ」といわれるように、十分に睡眠がとれている子どもは記憶力、集中力、適応力が発達し、ストレス、癇癪、ぐずりが減ると言われています。

推奨されているのは夜8時から9時までに寝て、朝7時に起きることですが、なかなか寝てくれないときはどうしたらいいのでしょうか。

一案は家族全員で寝てしまうこと。ママやパパが起きていれば子どもも寝ません。とは言え、早く寝ると家事や仕事が…という方も多いと思いますので、夕方以降は照明を暗くしたり、テレビやスマホの光を浴びさせないなど、脳が「夜だ。眠れ」と信号を出しやすいような環境整備が効果的です。

④着替えの工夫

一人で着替えやすいTシャツとズボンといった、上下がセパレートの服にしましょう。

服が前後、裏表がわかりやすいデザインの服だと、お子さんが間違えないで着れるようになります。前側に大きなプリントがされていたり、ズボンのポケットが前側にしかないなど、洋服選びもデザインだけでなく、 子どもの発達に役立つような選択を取り入れることもおすすめします。

2歳児にとって知育教室ってどんなどころ?

知育教室とは、一体どんなことをする場所でしょう。知育教室は幼児教室の1つとして挙げられますが、他の幼児教室とはどのように違うのでしょうか。

幼児教室には主に3つの種類があると言われています。

まずは、英語、音楽、体操、絵画、ダンスなど芸術やスポーツの潜在能力を引き出し、能力開発を目的とした教室があります。次に、幼稚園受験や小学校受験の受験対策を目的とした教室。そして、子供が楽しみ、夢中になりながら、知識を広めるだけでなく、生きるために必要な思考力、判断力、想像力などを身につけることを目的とした知育教室があります。

どれが最適かは、子どもの発達状況やご家庭の方針などもあるので断言できません。ただ、知育教室といいつつ、受験対策まで取り組んでくれる教室もあるので、同じ知育教室であっても、それぞれの教室の中で取り組んでいることや理念に個性があります。

どんな教室があるか、どういう能力をお子さんに伸ばしてもらいたいか、どんな教室がお子さんに合ってるか下調べは必須でしょう。

では、ここからは主に知育教室で得られるであろうメリットを紹介していきます。

2歳児から始めるメリット①専門知識を得られる

まずは、ママやパパが専門的な知識を得られることが挙げられます。

世の中にはいろいろな教育法がありますが、そのほとんどが科学的根拠がなかったり、個人の経験談や主観でしかない方法だったりします。

知育教室であれば教育の専門家がおり、多くの子供に有効な育児の方法を教えてもらえる可能性が高いです。お子さんが小さければ小さいほど、その教育法を活かすチャンスがあります。

特に2歳児のお子さんを持つ親御さんには「イヤイヤ期の子供にどう接すればいいの」や「こんなに激しく癇癪を起こすのはうちの子だけじゃないか」とか思う方が多いと思います。そんな悩みや不安を専門家に聞くことで解消してくれる場所でもあります。

2歳児から始めるメリット②言語能力が高くなる

次に、家にいるよりも言語能力が高くなることが挙げられます。

お子さんは、家庭で親と話すよりも、家の外で家族以外の人と話したほうがより多くの言葉を覚えます。脳の発達過程の中で、この時期は言語能力を習得できる大きなチャンスです。親以外の大人や同い年の子どもと触れることで、言語能力をアップさせましょう。

言葉を覚えて、自分の考えを説明できるようになったり、大人が言う理屈を理解できるようになれば、コミュニケーションのやりとりができるようになるかもしれません。

2歳児から始めるメリット③自制心が発達する

3点目は、自制心の発達が挙げられます。

2歳児はまだまだ親に甘えたい時期。思い通りにならないと癇癪を起こして、親御さんの気を引こうとします。しかし、教室では同じ歳の子どもの友だちや先生だけで、自分だけを優先してくれる人はいません。子どもは「ときには自分の思い通りにならないこともある」と学び、自制心が発達します。

また、ルールを守ることや、友だちとゆずり合うことも学び、社会性や他人を思いやる心を学びます。保育園や幼稚園に入る前に、自制心や社会性を身につけておけば、園に入ってからも友だちとのトラブルが起こりにくくなり、園生活が楽しくなるでしょう。

ご家庭でもできる知育的な取り組み

知育玩具など色々ありますが、1番重要な知育的な取り組みは「お子さんを見守る」ことです。

2歳児は特に好奇心が高まる時期。なんでもやりたいと思う年頃で、少し無理そうなことにも挑戦してみようという姿勢が見られます。そんな時、親は手を貸すのではなくて、しばらく見守ってあげましょう。たとえ、挑戦が失敗に終わっても、子どもにとってはたくさんの学びがあります。

体の動かし方や手の器用さの運動能力だけでなく「もう一回挑戦してみよう」いう粘り強さ、「自分の思い通りにはいかないこともある」という忍耐や感情コントロールの大切さを学べます。「これは自分にはできないことだな」と気づく機会ともなり、お子さんから頼ってくることもあるでしょう。

お子さんの興味を大事にし、試行錯誤をする機会を奪わないようにしましょう。

2歳児向けにアデックでできること

アデックの知能開発メソッドによるオリジナルプログラムによって、「心」「体」「知能」「社会性」をバランスよく育てます。

2歳児からは母子分離で取り組んでいきます。自立を目指し、我慢する心、やり抜く力、創造力を無理なく伸ばしていきます。またお子さんが自信と余裕を持つことで、就園への移行がスムーズになります。

まとめ

知育はイヤイヤ期のお子さんにいい影響を与えると思われます。

しかし、知育教室はどの教室も独自の理念や理論をもって工夫した授業を行っており、それぞれ特徴があります。またお子さんの向き不向き、好き嫌いありますので、教室に通う前にはぜひ体験教室を利用したいところです。