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お手伝いを上手に頼んで、自己肯定感と社会性を高めよう!小学校受験合格の鍵は自分に自信があるかどうか。

公開日:2020/07/01
最終更新日:2020/06/29

お手伝いの上手な頼み方

「子どもはお手伝いをしてくれない」と悩むママはパパは多いのではないでしょうか。子どもがお手伝いをすることは、単純に親が助かるだけでなく、子どもの成長にもつながるため、ぜひやってもらいたいものです。お手伝いを頼む時にはどうすればよいのでしょうか。頼む際に大切なのは「特別感」と「軽いチャレンジ」です。

「特別感」というのは「あなただから頼みたい」ということです。信じているから、できると期待しているからこそ、お手伝いを頼んでいるんだよ、ということを子どもに伝えてみてください。それが伝わるだけで、「自分には価値があるんだ」という気持ち、自己肯定感にもよい影響を与えられますし、お手伝いに対する意欲が湧きます。

ママやパパが忙しいから、いつもやっているから、といった理由ではなく、子どもを一人前として認めているからこそ、頼んでいるんだという「特別感」を伝えましょう。

「軽いチャレンジ」というのは、まだ体験したことないことや、少しだけ背伸びをしなくてはならないことを指します。

子どもは頼まれた瞬間に、簡単ではないと感じるかもしれません。それは悪いことではなく「自分は期待されているからお願いされているんだ」という実感にもなります。また、頑張ればできるのではないかという気持ちも抱きます。この刺激が「自分なら乗り越えられる!」という気持ち、自己効力感へつながり、前向きな性格へと変わっていくのです。

お手伝いを頼むことで、自己効力感へ大きく影響します。子ども自身が「僕ならできる、私ならできる」「挑戦してみたい」と思えるようにお手伝いを頼むことが大切です。テーブルを拭いてほしい、掃除機をかけてほしいといった何気ないお手伝いに対しても、ちょっとした頼み方を工夫するだけで、子どもの発達に大きな影響があります。

 

お手伝いなど家庭での習慣も受験にはつながっています

 

3,4歳の頃に任せたい3つのお手伝い

では、どんなお手伝いを子どもにさせれば、よいのでしょうか。ここからは3、4歳の子どもに任せたいお手伝いをご紹介します。

まずは「食べたお皿を片付ける」です。

食事を終えた後に、お皿やコップ、お箸などをキッチンのシンクまで運ぶことを頼んでみてください。食べ終えた後のお皿は、食べる前よりは軽く、こぼす心配も少なく、比較的安心して任せられるはずです。

もちろん、割れやすいお皿やコップを運ぶときには見守ってあげてください。「ご飯、おいしかったね!」とコミュニケーションをとりながら片付けすることができ、その時間を子どもが楽しい時間と認識してくれれば、お手伝いすることに良い印象を与えることができます。

次は「洗い終わった食器を拭く」です。

食器を洗うのは水や泡で手を滑らせてしまい、割ってしまう可能性があります。まずは洗い終わったお皿やコップの水気を、ふきんで拭くことからスタートすることがおすすめです。

それでも割れやすい食器を扱うときは、食器を片付けるときと同様に見守ってあげてください。テーブルを拭く用のふきん、食器を拭く用のふきんがあることを覚え、同じ「ふきん」であっても使い分けがあるということに気づいてもらいましょう。

最後は「植物の水やり」です。

お庭やベランダ、部屋にある植物への水やりを任せてみましょう。水の入ったジョウロは少し重く、こぼしてしまいそうで、少し難しそうな作業ですが、小さなジョウロを使えばチャレンジできるはずです。はじめはパパやママに手伝ってもらいながらでいいので少しずつ慣れていってください。

 

5,6歳の頃に任せたい3つのお手伝い

ここからは、5、6歳の子どもに任せたいお手伝いをご紹介していきます。

まずは「お風呂掃除」です。

お風呂掃除は、家事の中でも比較的簡単な方です。浴槽は単純な形をしているため、小さな子どもでも洗うことができるでしょう。 年中さん、年長さんになれば、自分の身体を洗うことができ、シャワーをうまく扱えるようになってきます。まずらママやパパが洗い、浴槽の泡をシャワーで洗い流すことから任せるのもおすすめです。

次は「ご飯をよそう」です。

年中さんならお茶碗にご飯をよそうという作業をすることはできると思います。小学生になればほぼ毎日が給食になります。その配膳するときの練習と思ってチャレンジさせてみましょう。

片手でお茶碗を持ちながら、もう片方の手でご飯をよそうという作業は、最初は慣れが必要かもしれませんが、少しずつうまくこなせるようになってくるはずです。自分でよそうご飯は一段と美味しく感じるのではないでしょうか。

最後は「着替え」です。

多くのご家庭では、子どもがその日着る服をママが取り出してあげていることが多いと思います。しかし、年中さんになれば、すでに自分で服を脱いだり着たりすることはできるお子さんも多いはずです。

自分でタンスから今日着る服を選んで出してみることもお任せするのはいかがでしょうか。服を自分で選べるようになれば、お店で子どもの服を買うときも自分の着たい服を選べるようになり、子どもの自主性も育むことにもつながります。

 

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お手伝いの上手な褒め方

お手伝いが終われば、子どもが手伝ってくれたことに対する評価をしてあげてください。何が上手くできたか、できなかったかという評価は大切ですが、まずは手伝ってくれたことへの感謝と承認が必要です。

「ありがとう、助かったよ」という一言だけで、子どもは自分の行動が認められたのだという気持ちになり、ママやパパの役に立てたという気持ち、自己有用感が高まります。褒められたり、感謝されたりすることよりも、自身の行動が承認されること、自己有用感が、自己肯定感を育みます。

また、上手にできたこと、できなかったことの評価や改善点を伝えることで、「自分の行動を見ていてくれたんだ」という安心感や安堵感に包まれます。次、どうすればうまくできたのかということ以上に、ママやパパが見ていてくれたということが大切なのです。自分のために時間を割いてくれたんだと気づくことで、自己肯定感が高まります。

お手伝い後に子どもを褒める、認めるという時間があるだけで、自己有用感や自己肯定感が育まれます。また、上手くいかなかったことへの改善点を伝えることは、「自分のためにいろいろなことを考えてくれている」ということが子どもに伝わり、自己肯定感につながるのです。

 

誰かの役に立つ経験が自己肯定感を高める

ここまで「自己肯定感」について何回も述べてきました。自分自身の存在や価値を前向きに受け入れる感覚のことをいい、人間が前向きに生きていくための基礎的な部分だと言われています。

この自己肯定感は、子どものときの家庭環境や人間関係に左右されるものであり、急に高まるものではありません。また、自己肯定感は、前述した自己有用感と自己効力感という2つの要素から大きな影響を受けています。

自己有用感は、「自分が誰かの役に立っている」という感覚のことをいいます。自分の存在があることで家族が笑顔になっているという状態からも得られますし、お手伝いをして褒められたり、友だちに「ありがとう」と感謝されることからも得られます。自分一人だけでは高められるものではなく、他の誰かを介してではないとなかなか高められないものです。

自己効力感は、「自分ならできる!」と自分を信じられる感覚のことをいいます。自信にも近い感覚です。自転車に乗る、プールで25メートル泳ぐなどのチャレンジに対し、障壁があってもトライできるかどうかは自己効力感によって左右されます。

「自分のことを受け入れてもらえている」、「自分は誰かの役に立っている」という経験が、自己効力感を育てます。

自己肯定感、自己有用感、自己効力感は子どもの発達に必要な3要素と言われており、メンタルの安定にもつながります。勉強したからといって身につくようなものではなく、良い人間関係の中で育まれるものです。まずはこの3つの言葉を知っておき、子どもへの接し方を意識してはいかがでしょうか。

 

お手伝いを通じて育む社会性

子どもに家事の手伝いを任せることによって、社会性が身につけられます。特に、何かしらの役割を任せてみることがおすすめです。一度担当を決めたら、たとえそれがうまくいかなくても最後までやり通すことが大切です。

一つのことを最後までやり通した経験があると、責任感や自立心が芽生えます。自分がお手伝いすることで家族が助かっていると感じれば、達成感や自信だけでなく、他の人の役に立つことに喜びを感じることでしょう。

また、お手伝いを通して得た知識や経験は、これからの社会生活で活かすことができます。

 

小学校受験合格の鍵は自分に自信があるかどうか

小学校受験においても自信は役に立ちます。自信を持つ子どもは難しいことへ挑戦する姿勢も前向きであるため、自主的に勉強をしたり、筆記試験のより難しい問題や、運動テストのより難しい動きなどへのチャレンジをしたりしやすいでしょう。

また、試験当日も面接などで慌ててミスをしてしまったり、うまくいかないことがあるとメンタルが折れてしまうなどのことを避けることができます。自信はありとあらゆる場面において、生きてくる力です。

 

お手伝いの前は手をしっかり洗いましょう

 

まとめ

いかがだったでしょうか。お手伝いの重要性、どうお手伝いを頼めばいいか、どう褒めればいいかなどをお伝えしてきました。

お手伝いは親のためだけにするものではありません。むしろ、お子さんの力を伸ばし、将来につなげていくためのものと言うこともできます。お手伝いの経験を通して、子どもは社会性や自己肯定感を育てていくことができます。お子さんの将来のためにも、お手伝いを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。