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ONE TEAMはラグビーだけじゃない!家族をチームと捉えたら…。

公開日:2020/01/24
最終更新日:2020/03/29

家族だってチーム!

皆さんは、去年のラグビーワールドカップを見られていましたか?日本中が彼らのプレーはもちろん「ONE TEAM」というチームスローガンにも感動していたのではないでしょうか。実際に、昨年の流行語大賞にもなりました。

「ONE TEAM」とはその言葉の通り、チームがひとつになるという意味で、この姿勢はどんなチームでも大切なことです。

では、皆さんの最も身近なチームとはなんでしょう?それは家族です。ママとパパと子ども。一緒に生活している家族はまさにチームの一つです。

家族はチーム

チームってなんだろう?

そもそも、チームとはなんなのでしょうか。

チームというのは「ある目的のために協力して行動するグループ。スポーツや共同作業について言われる。」と辞書には定義されています。また、人が集まることによって一人ひとりの力よりも大きな力(=相乗効果)を出すことができるグループのことをチームというそうです。

普段意識することはないかもしれませんが、ママとパパにとって家族は、幸せに生活をする・一人ひとりが楽しく人生を送るなどという目的を持って作った2人のグループに、子どもが加わったチームなのです。

チームで協力するためにはなにが大切?

では、チームで協力していくためにはなにが大切なのでしょうか。それは「コミュニケーション」と「信頼感」です。

コミュニケーションは気持ちや意見などを、言葉を使って伝えることです。心の中ではいろいろなことを思っていたとしても相手には伝わりません。自分がどんなことを思っているのか・考えているのかを相手に伝えることで、チームとしてうまく機能することができるのです。

また、相手に自分の思いを伝えるには信頼感が欠かせません。心理学では、家庭は安全基地とされています。安全基地とは精神的に安心できる場所や心の拠りどころとなる場所という意味で、家庭が安全基地となっていることで、子どももママやパパも自分が受け入れられているという感覚を持つことができます。

家庭が安心基地になっていなければ、それぞれが無理をせずにコミュニケーションを取ったり生活をしたりすることが難しくなってしまうのです。これでは、チームとして上手く機能しないことは想像しやすいのではないでしょうか?

どうすればONE TEAMになれるんだろう?

ここまでは、チームとはなにか、どのようなことが大切なのかについてお伝えさせていただきました。

では、どのようにすれば生活の中で信頼感を持ちながらコミュニケーションを取っていくことができるのでしょうか。これからは家族がチームになるためにできることをお伝えしたいとおもいます。

家族の中での役割を決める

家族がチームになるためにできること1つ目は、家族の中での役割を決めることです。

スポーツでもポジションや役割が決まっています。その理由は、メンバーそれぞれが、それぞれの得意なこと・苦手なことを把握し、得意なことを生かしてチームに貢献することで、1人だけのチカラより大きなチカラを出せるようにするためです。

家族で役割分担をするときには、ママは○○、パパは○○、子どもは○○とおうちのことを配分して取り組んでも良いのではないでしょうか?

また、曜日でリーダーを決める・誰かの役割をお助けするヘルプ制度なども入れながら役割分担をしていくことで、責任感を持ったり相手の事を考えたりしながら、おうちの事に取り組んでいけるようになります。

単に家事や育児の作業だけでなく、ゲーム担当・ブック担当・映画担当などそれぞれの好きなことを担当して、家族で遊ぶ機会を持っても楽しいかもしれませんね。

おうちルールをつくる

家族がチームになるためにできること2つ目は、おうちルールをつくることです。

先ほどお伝えしたように、チームを良くしていくためには信頼感が欠かせません。おうちルールを作り、それを守って生活することで、約束を守りながらコミュニケーションを取ることができます。すると、自然と信頼感も育っていくものです。また、ルールがしっかりすることで、ささいなことで衝突することが少なくなっていくことも期待できます。

おうちルールの内容は、テレビを消してご飯を食べる、週に1度はおそうじの日にするなど、生活の中で無理なくできることにすると守りやすくて負担感も少ないでしょう。

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話し合いをする場をつくる

家族がチームになるためにできること3つ目は話し合いをする場をつくることです。

普段の生活の中では、日常の慌ただしさでママとパパの間でもゆっくり話す時間が取れないのではないでしょうか?ましてや子どもが家族のことについてどう考えているかを聞く機会は少ないかもしれません。

話さなければならないことがある時以外でも、家族のことや自分のことに関して、定期的に振り返りをする時間を取ることで、それぞれがどのように感じてるのか知る機会も持つことができます。誰かが抱えている課題についてみんなで考えることもできます。

このような話し合いを定期的にすることで、家族の目的を確認しあったりそのためにそれぞれができる事を考えられたりするため、家族がひとつになることができるようになるのです。

感謝を伝える

家族がチームになるためにできること4つ目は感謝を伝えることです。

照れくさくて、なかなか普段は伝えられていないママやパパも多いかもしれません。お伝えした通り、チームに大切なのは、コミュニケーションと信頼感です。「ありがとう」と感謝の気持ちを日々伝えることは、コミュニケーションを取ることにも伝わりますし、家族の中で安心感・信頼感を増すことのできる簡単な方法です。

また、そのことによって自分が担っている役割や守っているルールが義務的な作業から自発的な態度に変化していきます。さらに、他者のことを思いやる心を持つことにもつながります。感謝の気持ちを伝えることは、子どもにもママとパパにもいい効果しかありません。

チームメンバーである家族にも敬意を示すことを忘れないようにしたいですね。

家族に応じたカタチを作っていこう!

家族がチームになるためにできることを4つご紹介させていただきましたが、家族のカタチは本当にそれぞれです。

ライフスタイル、目指したい家族としてのあり方など、家族によって多種多様です。理想のために努力をすることもステキなことですが、家族一人ひとりがその人らしく、肩の力を抜いて生活ができる安心基地になることができたらそれが一番です。

自分たちが目的のために作った枠のせいで楽しく過ごせないのであれば意味がありません。家族のカタチに合わせたオーダーメイドの柔軟な枠の中でONE TEAMを目指していってくださいね。

家族のカタチに合わせたオーダーメイドの柔軟な枠の中でONE

まとめ

今回は、家族がチームになるために大切なことと具体的にできることをお伝えさせていただきました。

家族がチームになるためにできることはそれぞれ、
①家族の中での役割を決める
②おうちルールをつくる
③話し合う場をつくる
④感謝を伝える
という4点でした。

繰り返しにはなりますが、家族はチームとも言えます。チームワークを良くしていくためには、コミュニケーションをしっかり取って、信頼感をそれぞれ持てるように関わることがとても大切です。

毎日をハッピーに過ごせるように、家族で「ONE TEAM」を目指していきたいですね。それが、子どもがすくすくと育つ環境へとつながっていくのです。