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新年度からのスタートダッシュ!年中へ進級する子どもに通わせたい習い事5選

公開日:2020/04/01
最終更新日:2020/04/01

年中さんができること

年中さんになってくると、文字や数字に関心が向きはじめ、読み書きや計算が徐々にできるようなってくる時期です。生活で目にする文字を指差して「なんて読むの?」と聞いてきたり、時計などの数字を「いーち、にー…」と数えたりと、ママやパパの想定以上の行動を取るようになってきます。

何に興味があるか、どれくらい読み書きができるかは、子どもによって異なるので、他の子どもと比べる必要はありません。しかしながら、小学校進学や場合によっては小学校受験を意識する時期でもあるので、何か習い事に通わせようかなと思っていることもあるのではないでしょうか。

園での体操の時間で、走る、跳ねる、バランスをとるなど、運動能力が増し、運動を好きになる子もいます。ピアノやカスタネットなどの叩くと音が出る楽器を好きになる子もいます。

子どもの興味関心や状況が顕著にわかり始めることで、どんな習い事に通わせようか?とママやパパの普段の会話の話題に上がってくるのが、年中さんに進級したこの時期からです。

年中さんの習い事

年中さんへ進級する子どもに通わせたい習い事5選

では年中さんに進級する子どもに通わせたい習い事は何があるのでしょうか。

①サッカー

まず紹介するのはサッカーです。最近は男女問わずに人気の習い事です。

サッカーは体を動かすだけでなく、チームでの行動を大切にするという観点から、通わせたいと思う親御さんが多いです。社会性や集団での振る舞いへの効果が注目されています。

体力も筋力も未発達の年中さんに多くのことを求めてしまってはいけませんが、サッカーが上達するには、コツコツと練習することが大切になってきます。このコツコツ取り組むことが、成功体験や失敗体験につながり、自己肯定感や問題解決姿勢へとつながっていきます。

練習したらうまくなった。練習したけどなかなかうまくいかない。これらの経験はサッカー以外の場面においても大いに役に立ちます。

サッカーは多人数でやるスポーツです。チームメイトとの協力、コミュニケーションなしではなかなかできません。人間関係での成功や失敗を子どもに体験させる意味でも効果的な習い事と言えるでしょう。

②ピアノ

次に紹介するのはピアノです。子どもが音楽に興味がある、ママが同じ年の頃に通っていたなどの理由で習わせることが多いですが、ピアノを習う大きな価値は努力の跡が誰にでもわかることです。

年中さんの頃といえば、上達するスピードは多くの時間を練習に割けば割くほど早くなります。練習を積み重ねれば、以前の自分と比べれば少しずつ上手くなっていることが自分にも誰にでもわかります。成功や失敗を体感しやすい、過程の大切さを気付きやすい習い事と言えます。

また、定期的に行わられる発表会やコンクールなどでは、自分以上に上手な同い年の子どもがたくさんいるんだと知ることができます。ライバル意識や競争心といった、心を強くする経験を積むこともピアノのいいところです。

③水泳

次に紹介したいのは水泳です。昔から人気の習い事で、いろいろな時代でも経験率1位の習い事です。体力や筋力、バランス感覚や心肺機能が強化され、指先まで意識をもっていく感性などが磨かれます。

年中さんの頃であれば、まずは水面に顔をつけることからスタートすることがほとんど。「クロールが泳げるようになった!」「25メートル泳げるようになった」というのはもう少し後の年齢のときになりますが、泳げる種目の数や距離、タイムなど、自分の頑張りが数字になってわかりやすく評価されるのが、水泳のいいところです。

自分ができないこと、目の前の課題に対して、どのようにすればできるようになるのか考えながら取り組むことは、成功や失敗を体験した後に必ず考えなければならないことであり、この考え方の習慣は、社会に出た後でも必ず役に立つことです。

「プール楽しい!」と子どもが楽しんでいる反面で、将来に役立つ要素がふんだんに詰め込んであるのが水泳がおすすめの理由です。

④そろばん

次はそろばんです。スマホやパソコンの普及で「計算は電子機器でやるもの」という感覚が増えてきていることで、かえって頭を使う経験を積ませようと考える家庭が増えてきたことで人気が再燃しています。

たし算ができるようになったり、2桁足す2桁の暗算ができるようになったり、今までできなかったものができるようになるという過去の自分との比較によって、成功体験を積むことができるのが大きな価値です。答えがひとつなので、できた・できなかったという違いが一瞬で判断できるのも魅力です。

小学校へ進学する前に、計算を先んじて学べるということは、通うことへの大きなメリットであります。できることが増えるという経験を通じて、子ども自身の自信がつき、自己肯定感につながりやすい習い事であると言えます。

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⑤プログラミング

最後に紹介したいのが、プログラミングです。年中さんだと少し早いと思われるかもしれませんが、マインクラフトなどのゲームが流行っている昨今、子どもたちのプログラミングスキルの吸収力の早さは大人の想像をはるかに超えていきます。

自分で打ち込んだプログラムがうまく作動したときの喜びだけでなく、正常に作動しなかったときの悔しさも味わえるのがプログラミング教室です。この喜びと悔しさは心に大きく響くでしょう。

年中さんのうちだとコード入力などの難しい作業はありませんが、ボタン操作や手順など、子どもながらに正解と不正解を繰り返していきます。間違うという経験も必要です。

今では、年齢に合わせたプログラミング教育のツールがたくさん出回っているので、小さい頃からもすぐに習得できるでしょう。

プログラミングは小学校から新しく導入される科目でありますが、パパやママの子どもの頃にはなかなかなかった習い事であるため、自分の子どもにチャレンジさせてみようという感覚がまだまだ少ないのも事実です。親子一緒にチャレンジしていくものとして、選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

継続は力なり

コツコツと何かに取り組めるかどうかということは、ある意味、才能のひとつかもしれません。どんな天才でも、毎日やり続けなければ、ただの凡人に終わってしまいます。皆さんのまわりにも、「昔はすごかったけど、今はただのひと」という方がひとりふたりいらっしゃるのではないでしょうか。

継続は力なり、というのはまさにその表れです。習い事を通じて、何かしらの才能を開花させるという意識以上に、継続力を身につけることが一番なのではないでしょうか。

まずは、子どもに対して、決められたペースで習い事に通えることを目標にしてみましょう。子どもですから習い事に乗り気じゃない日もあります。そんなときは「行くだけ行ってみようか」と声かけをし、行けたらいっぱい褒めてあげましょう。 通い続けることも、立派な継続力です。

年中さんに習わせたい習い事

まとめ

いかがだったでしょうか。ここまで年中さんへ進級する子どもに通わせたい習い事を紹介してきました。

ただ、習い事を選ぶときに意識していただきたいことがあります。それは「成功体験と失敗体験をどれだけ積めるか」ということです。

「できた!」「うまくいった!」という子ども自身が得た体験は、自分の可能性を信じるための自信につながります。また、ママやパパ、先生など、子どもの周りにいる大人たちから、「すごいね!」「やるじゃん!」と褒めてもらうことによって、さらに自信が湧いてきます。この自信のスパイラルが、子どもの未来を大きなものへと変えていきます。

ピアノ教室ならピアノの技術が上達し、水泳教室なら泳ぎがうまくなるというように、技術や知識を学ぶということが習い事の意味の一つではありますが、それ以上に価値があることは習い事を通して、成功体験を積み、自信や自己肯定感が高まることです。

また、成功体験もあれば、失敗体験もあります。失敗体験は、どうしてできなかったのか、どうやったら次はできるようになるのかと考える習慣ができますし、単純に悔しいという気持ちを感じる体験もできます。

ママやパパがやるべきことは、失敗をしないで済むように先手を打つのではなく、成功も失敗もどちらも経験できるように、子どもに寛容になることではないでしょうか。