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年長さんの子どもが、小学校入学前に学んでおきたい5つのこと。

公開日:2020/07/27
最終更新日:2020/07/21

もうすぐ卒園&小学校入学というタイミング

お子さんが年長さんになると意識し始めるのが、卒園。そして、小学校入学です。

親御さんの中には「えっまだ年長さんになったばかりで、小学校のことを考えるのは早くない?」と思う方もいるかもしれませんが、1年なんてあっという間。少しずつ小学校での生活に向けて準備をしたほうがいいでしょう。

卒園、そして小学校入学を意識し始めると「うちの子、小学校に行っても大丈夫かな」「他の子はこんなことできるのに…」といった悩みも出てきます。他の子と比べてしまうのは良くないことですが、年長さんの子どもを持つ親として多少の悩みを持つのは当然のこと。スムーズに新しい学校生活のスタートをきってほしいですよね。

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年長さんのママ・パパが抱える悩み

では、ここからは年長さんのお子さんを持つママ、パパが抱える悩みはどんなものがあるのでしょう。代表的な3つの悩みをお伝えしていきます。

授業についていけるか心配

まず最初の悩み事は、しっかりと授業についていけるのかということです。

小学校1年生になると机に座り、本格的な勉強が始まります。習う内容も基礎中の基礎。ここでつまずいてしまうと、先々の授業ではもっとつまずいてしまい、勉強が嫌いになってしまう可能性もあります。

学校生活はほとんどが勉強の時間です。勉強が楽しいかどうかで、学校が楽しくなるか、ならないか変わってくるでしょう。授業でゆとりを持つためにも、就学前に少しでも準備をしておきたいですね。

友だちができるか心配

次の悩み事は、お子さんに友だちができるのかどうかということです。

学校生活のほとんどは授業、勉強の時間ですが、ママやパパが小学校時代を振り返って思い出すのは、授業よりも、友だちとの思い出ではないでしょうか。つまり、仲の良い友だちがいるかどうかも、学校生活が楽しいかどうかに関わってくるものです。

勉強を手伝ってあげることはできても、友だちづくりを手伝うことはなかなかできることではありません。しかし、社会性を高めて、準備することはできます。幼稚園や保育園に通わせたり、公園や児童館に出かけたり、友だちを作る練習をしてみてはいかがでしょう。

学校のルールを守れるか心配

3つ目の悩み事は、学校のルールを守れるかどうかということです。

例えば「休み時間の終わりのチャイムが鳴ったら自分の教室に戻って席に着くこと」や「学校の帰りに寄り道をしないこと」など学校のルールはたくさんありますが、しっかりとそれらを守れるか不安ですよね。

また「授業中に席に着いて先生の話を聞いていられるか」など学校のルール以前のところで心配になるママ、パパもいると思います。

また、学校のルールだけでなく、通学途中の交通ルールが守れるかも心配です。学校でも教わりますが、命に関わることなので、ご家庭でも指導していきましょう。

小学校入学前に学んでおきたい5つのこと

では、ここからは学校生活が少しでもスムーズになるような、就学前に学んでおきたい5つのことをお伝えしていきます。

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①ひらがな・カタカナ

1つ目は、ひらがな・カタカナです。

国語の授業でひらがな、カタカナは教わりますが、小学校入学前にも覚えておきたいものです。なぜなら、算数の教科書であっても生活科の教科書であっても、ひらがな、カタカナで説明されているからです。

おうちでの学び方は、まずはひらがな、カタカナにたくさん触れさせて、「この字はなんて読むの?」という意識づけをしてみてください。五十音表をどこか目につく場所に貼って、声に出させて読ませたり、「これはなんて読むでしょう」とクイズをだしたりすることです。テーブルやイスなどの家にあるものに「てーぶる」「いす」と文字を書いたシールを貼るのもよいでしょう。

子どもの頭の中で文字と音が結びついたと思ったら、書き取りを始めてみましょう。

②たし算・ひき算

2つ目は、たし算、引き算です。

ひらがな、カタカナと同様、先取りして学んでおけば、他の子よりも余裕を持って授業についていくことができるでしょう。

たし算とひき算を教える前に、お子さんは数の概念を理解しているでしょうか。何かを指さして「いち、にぃ、さん、しぃ…」と10まで数を言えたとしても、言葉と指さしがズレている子がいます。こういった子はまだ数の概念をしっかりと理解していません。

同じように「いちたすいちはに」と言えたとしても、言葉を覚えてるだけで「1+1=2」という意味まで理解できていない子もいます。

まずは、おはじきなどを使ったりして、「2個並べてみて」、「何個並んでるかな?」と遊び感覚で数の概念から教えていきましょう。

③あいさつ

3つ目は、あいさつです。

「おはようございます」「こんにちは」などのあいさつは、マナーとしての意味だけでなく、他人と関係を作るためのきっかけとしての意味もあります。同級生と新しい交友関係を築くためにも、あいさつはできたほうがいいでしょう。

また、あいさつと一緒に「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉も言えるようになっていたいものです。あいさつと同様に、友だちや他の人と良い関係を築くために必要なことであり、お礼や謝罪を素直に言えるほうが、子どもから見ても、大人から見ても好かれる傾向にあるでしょう。

では、これらの言葉を素直に言えるようになるためには、どうしたらいいでしょう。

それは親が手本を見せることです。ご近所の方に会ったときに、あいさつができているでしょうか。ママとパパ同士で「ありがとう」「ごめんなさい」は伝えられているでしょうか。親が使っている言葉なら、子どもも恥ずかしがらずに素直に言葉にできるはずです。

④ご飯の食べ方

4つ目は、ご飯の食べ方です。

幼稚園や保育園では、フォークやスプーンを使っていても恥ずかしくはありませんが、小学校では、ほとんどの子どもがお箸を使うようになります。

お箸の持ち方は、間違った持ち方を覚えると、大きくなってもそのクセが治らないことがほとんどで、練習用のお箸を使いながら、正しい持ち方を覚えるようにしましょう。

また、食べるのがゆっくりな子どもがいると思いますが、給食の時間は制限があります。給食の時間内に食べ終えられるように、就学前に時間を意識して食べるクセをつけておきたいです。

⑤時計の読み方

5つ目は、時計の読み方です。

学校ではチャイムが鳴って、時間を教えてくれますが、それに頼らなくても時計の読み方がわかれば、休み時間に校庭や教室の時計を見て、「そろそろトイレに行って、席に着こうかな」と自主的な行動が生まれます。

では、就学前の子どもにどうすれば時計の読み方を教えることができるでしょうか。

「早く〇〇しなさい!」といつも急かして子どもの行動を促すことをまずはやめてみましょう。それでは子どもは時計を読めるようにはならないですし、自分で考えて行動する自主性も育ちません。

よく見えるところに、アナログ時計を設置します。そして「早く」の代わりに「8時になったら、幼稚園の準備をしよう」「9時になったら寝ようね」というように、時間で行動を促しましょう。徐々に読めるようになり、自分自身のスケジュール管理ができるようになります。

時計の読み方は「時間」→「半」→「分」の順で教えていきます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。小学校入学前に学んでおきたいことをご紹介してきました。

これらのことは、小学校に入れば習うこと。小学校生活のスタートをスムーズにするためだけであり、必ずしもできなければいけないということはありません。無理に焦って勉強させると、勉強嫌いになる可能性もあります。お子さんのペースで少しずつ教えていきましょう。

優先したいことは、あいさつと「ありがとう」「ごめんなさい」が言えることです。社会性を高めることで友だちが早くでき、学校に早く馴染むことができるからです。