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小学校入学後におすすめしたい習い事。授業と関係あるものがいい?

公開日:2019/12/06
最終更新日:2020/03/29

学校の授業だけでは、ついていけなくなる子もいる

小学校に入学すると、本格的に始まる授業。「自分の子どもは、学校の授業についていけているのかな」と心配なママやパパは多いのではないでしょうか。

小学校では、ほとんどの場合、35人ほどの子どもを1人の先生が見ます。その上、中学校などとはちがい、1人の先生で多くの教科を教えるので、どうしても一人一人に時間をかけてはいられません。

先生によっても授業のスタイルはさまざまで、先生の言うことをすぐに理解できる子はいいのですが、苦手な子であれば、理解できないことがそのまま勉強への苦手意識へとつながってしまうこともあります。

特に、積み重ねが必要な科目であれば、低学年のときにつまずかないことが重要だと言われています。繰り返しの反復学習が必要な子や、じっくりと教えてもらいたい気質の子には、配慮が必要です。
 

 

小学校に入ったら、授業と関係のある習い事がおすすめ

小学校に入ったら、授業と関係のある習い事がおすすめです。苦手な科目をフォローするためには、より手厚く見てもらう必要があります。教え方によっては、新しい一面を発見して楽しくなった、もしくは苦手意識を克服することができたということもあります。

また、得意な科目についても「クラスに合わせるだけじゃ物足りない」ということもあるはずです。授業では、悪い言い方をしてしまうと「できる子は問題ないと放っておかれる」こともあります。全体を見るためには、できる子をより伸ばすために力を割けないのが現状です。

それでも「学校」という場所は子どもにとっては大きな存在。子どもにとっての社会です。ここで、自信をつけられるかどうかは、大人になってからも影響があります。

ここからは、小学校入学以降におすすめしたい授業に関係のある習い事を4つご紹介します。

授業に活かせる習い事①そろばん

一つ目は、そろばんです。現代は、電卓やコンピューターを使えることが多いとはいえ、計算は大切な能力。計算が早くなる、暗算ができるようになるだけではなく、集中力が身につくなどのメリットもあります。

算数は授業の中でも特に、積み重ねが重要だと言われています。それぞれの単元が独立してあるのではなく、前の単元を理解していないと次へ進めないからです。その基礎となる計算の能力を上げてくれるのがそろばんです。

そろばんで計算自体が得意になるまでいかないとしても、苦手意識がなくなっていれば、学校の授業でもプラスに働いてくれます。

そろばんは検定もあるので、資格の取得にもつながります。検定に向けて準備する力がつき、達成感を味わえるのもいいところです。

授業に活かせる習い事②習字

二つ目は習字です。字は一度くせをつけてしまうと、直すのも一苦労。最初から、きれいな字を書けるように覚えていきたいものです。

習字では、墨汁や筆をつかう毛筆の使い方を学ぶだけではありません。ペンや鉛筆などの固い素材で字を書く硬筆も学べます。硬筆の方がより実生活に活かしやすいとも言えます。毛筆と硬筆の使い方はちがうので、それぞれ別の力が必要なのです。

小学校でも、習字の授業はあります。三年生になると毛筆の練習をする機会を設けられるのですが、月に2、3時間程度。習字は短時間で上達させるのは、なかなかむずかしいと言われています。

字を書くときの姿勢、正しい鉛筆や筆の持ち方など基礎的な部分からしっかりと教えてもらうことで、集中力も身に着くと言われています。

授業に活かせる習い事③英会話

三つ目は、小学校でも授業に導入されている英語。ある時期までは中学からだったのに、小学校の授業にも取り入れられたのには理由があります。

英語の中でも特にリスニングは、小さいころからでないと成長がむずかしいのです。だからこそ、人気の習い事のうちの一つです。

小学生の英会話は、先生やお友達と英語を使って楽しむ工夫がされています。リスニングだけでなく、発音の練習にもできます。英語の中でも、聞く力、話す力の二つは小さいうちから親しんでいる子の方が有利になりやすいのです。

授業に活かせる習い事④水泳

四つ目は、水泳です。水泳は、体力づくりや呼吸器のトラブルの解消にもいいことや、全身の筋肉がバランスよくつけられることから人気の習い事です。

学校でも、夏になると水泳の授業はあります。それでも、授業だけでクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの正しいフォームが一通り身につくことはほとんどありません。先生も一人一人にそこまで教えることはできないのです。

授業だけだと、いわゆる顔に水をつけられないような子は少し大変な思いをしてしまうかもしれません。

習い事であれば、どこでつまずいているのか、どうやったらうまくなるのかなどを先生に教えてもらうことができます。一つ一つステップで学んでいくことができる水泳のメリットとも言えるでしょう。

習い事のいいところは「個人に合わせられる」こと

授業だと一つの科目で幅広くのことを取り入れます。そのため、ついていけない子がいたとしても、どんどんと内容は次へとうつっていってしまいます。大人数の子が授業をいっせいに受けるためには、子ども側が授業に合わせる必要があるのです。

そのため、学校の授業はどうしても得意な子からすると「簡単すぎてつまらない」となり、不得意な子からしたら「難しすぎてついていけない」ということになってしまいがちです。

習い事のいいところは、一つのことにじっくりと取り組めるところ。たとえば、水泳で水に顔をつけられない子がいきなりクロールで25m泳げと言われることはないはずです。一つクリアしたら、次のステップに進むということができます。

得意な子はどんどん進んでもいいですし、苦手な子はじっくりと取り組めるのが習い事のいいところ。学校に比べると先生が少人数を見るのでマンツーマンで教えてもらう機会を作りやすい、専門家なのでより的確なアドバイスをもらえる、クラスをより少人数にできるので進度別で内容を分けられるなどの利点があります。

アデックの考える習い事

アデックでは、1歳から12歳までの知能学習を楽しく学びながら、考える力を育てる「知能開発」に取り組んでいます。

確かな学力、豊かな心、健やかな体の「知・徳・体」をバランスよく育て、「生きる力」を伸ばすことを重視しています。年齢・発達の段階に合った適切な学習教材、教具を使用したカリキュラムで10歳までの知能開発に必要かつ不可欠な学習プロクラムを体系的に学ぶことができます。
 

 

まとめ

今回は、小学校入学後におすすめの授業に活かせる習い事を4つご紹介しました。そろばん、習字、英会話、水泳は、どれも学校の授業に関係ありますが、授業だけで上達させるのはむずかしいものです。

4つの共通点は、継続が大事なこと。前のステップをクリアしないと、次に進めないものもあります。一段ずつ階段をのぼっていくように、積み重ねをすることで継続の重要さを学んだり、達成感を味わえたりします。

学校も習い事も、子どもの「生きる力」を伸ばすための場所という意味では同じです。ただ、ジャンルに特化して学ぶことができる習い事と、ジャンルを幅広く扱う学校でできることはちがいます。

「学校」は子どもにとっての社会です。習い事で苦手を克服する、もしくは得意なことをより伸ばしていくことで、学校での過ごし方にも影響があります。子どもたちが、自信を持って過ごせることが大切なのではないでしょうか。