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子どものメンタルを強くしよう!強いメンタルにするために大切なこと!

公開日:2022/02/06
最終更新日:2022/02/05

強いメンタルは子どもを成長に導く!

メンタルが強いことは、子どもの成長において重要な要素ですよね。

少しの失敗や敗北ではへこたれずに、自分の力で立ち向かえたら、なにかを成し遂げる回数も多くなります。また、少しのことで挫けてしまう人と比べれば、何度でもチャレンジしようとするので、成長のチャンスも多くなります。

成長すれば、さらに子どもは自信をつけ、それがさらに強いメンタルに繋がり、正のスパイラルを生むでしょう。

今回は、我が子をメンタルの強い子に育てるために、大切なことをご紹介していきたいと思います。

子どものメンタルを強くしよう!強いメンタルにするために大切なこと!

子どものメンタルを強くするために意識すること

では早速ですが、ここからは、子どものメンタルを強くするためにママ、パパが意識することについてご紹介していきます。

子どものどんな感情も受け入れる

まずは、「子どものどんな感情も受け入れること」です。

子どもは幼児期から、さまざまな感情を持ち、それらを訴えてきます。「やだ」、「悲しい」、「悔しい」、「できない」など、いろんな言葉で感情を表現してきます。しかし、ここで親が受け入れずに、否定してしまうと、子どもは感情を押さえ込もうとしてしまいます。

自分の素直な感情を押さえ込むようになってしまうと、子どもが「自分の中でどうにかしよう…」と、自分の中で悩みや苦しさを抱えこんで、解決しようとします。そう聞くと、子どもが成長しているように感じますが、抱え込んだ分だけ、子どものメンタルは弱くなってしまいます。そうならないようにするには、親が子どもの感情を否定せずに、受け入れてあげることが重要です。

例えば、子どもがなにかにチャレンジするときに、何回も「僕にはできない!」と言っているとします。そのときに、親はなんと言ってあげればいいでしょうか。

きっと多くの方が「大丈夫!〇〇くんならできるよ!」、「頑張って!」などと声をかけると思います。これらの言葉で頑張れる子もいると思います。しかし、重要なのは、まずは子どもの気持ちを受け入れてあげることです。「そっか〜。できるか不安なんだね」、「怖いんだね」などと、はじめに不安、心配という感情を受け入れてあげましょう。

そのあとに、「でも、〇〇くんがその怖さを乗り越えられる強さを持ってること、ママは知ってるよ!」などと声かけをしてあげます。そうすることで、子どもは自分の感情を否定せずに、前向きに進む力をママ、パパから受け取ることができるのです。

この方法は、即効性はないかもしれません。ですが、毎回自分の感情を否定されるのか、受け入れてもらえるのとでは、後々の子どものメンタルの強さに非常に大きな違いが出ます。毎回の対応が積み重なるのです。

子どもの抱いた感情は否定せずに、まずは受け入れて、そのあとに子どもが頑張れるような愛のある言葉をかけてあげるように意識していてください。

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親が安全基地になる

次に、「親が安全基地になること」です。

メンタルが強く、少しのことではへこたれない子どもに育つには、なにがあっても守ってくれると子どもが確信できる良い親子の信頼関係が必須です。

子どもがなにがあっても守ってくれると確信できる場所のことを、「安全基地」と言います。親という絶対に安心できる場所があるからこそ、子どもは外の世界へ踏み出し、頑張ってこれるのです。

安全基地を作る方法はシンプルです。それは、しっかりと愛情が伝わるように接することです。しかし、ここで注意点があります。愛情とは、子どもに与えるものではなく、子ども自身がママ、パパとの関係の中で感じるものであるということです。

どんなに「愛している」、「愛情を与えている」とママ、パパが思っていたとしても、子どもが「愛されている」、「愛情を与えられている」と感じなければ、安全基地は作られないということです。

では、子どもが「愛されている」と感じるには、どうすればいいのでしょうか。それは、「ママ、パパは自分のことを見ていてくれている」と子どもに感じさせることです。

例えば、子どもが不安を感じたときに、小さなサインにも気がついて、そばに来てくれることや、子どもがなにかにチャレンジし、成功したときにしっかりと見ていてくれて、一緒に喜びを分かち合ってくれること、子どもがなにかを発見し、そのことを伝えたいと思ったときに、ちゃんと見ていて笑顔で応えてくれることなど。これらの何気ないことの積み重ねが安全基地を形成していきます。

しかし、安全基地の形成の邪魔をする敵が現代にはあります。それは「スマホ」です。

子どもが見ていてほしいときに、そのサインに気づかなければ、子どもとママ、パパの信頼関係は築けず、もちろん安全基地は形成されません。子どもを1人で遊ばせておいて、自分はスマホを見ているという現代では当たり前な子育て風景は、子どもの「見ていてほしい」というサインを見逃し、子どものメンタルを強くすることの妨げになっています。

安全基地を作るために大切なのは、特に生後3年くらいと言われています。その3年が子どものメンタルの強さに大きく影響するのであれば、その間だけでもスマホを横に置き、子どものことを見守ってあげてはいかがでしょう。

成功した経験を思い出させるようにすること

そして、「成功した経験を思い出させるようにすること」です。

最近の幼児の研究で、「日々の出来事を思い出せる子どもほど、問題解決能力が高く、幸福度も高く、メンタルも強い」ということがわかっています。また、自信を持っている人に関する研究では、「自分に自信がある人ほど、なにかマイナスな出来事が起こったときに、過去の自分のプラスの出来事の記憶を思い出す傾向がある」ということもわかっています。

要するに、子どもたちにも日々の出来事の中から、プラスな出来事、成功体験などを思い出させてあげれば、メンタルの強い子どもになることができると言うことができます。

そのための方法の1つとして、「成功体験を写真に残す」ということです。最近はスマホで簡単に写真を撮ることはできますよね。先ほど「スマホは横に置いて、子どもを見守りましょう」と述べましたが、子どもの成功体験の記録を残すのにはいいでしょう。

家族でのイベントなどを撮ることが多いかと思いますが、子どもの成功体験を意図的に多く撮ることをオススメします。「初めて立ったとき」、「初めてなわとびを跳べたとき」、「先生から褒められた日」など、どんな小さな成功体験でも構いません。

また、そのままスマホの中だけで保管して、あまり見返さないということが多いと思います。成功体験を思い出しやすくするために、写真に現像して、子どもの目に触れやすいところに飾ったり、子どもがすぐに取り出せるところにアルバムにして置いたりしましょう。スマホの写真データを現像するサービスはたくさんありますよ。

そして、写真だけでは、どんなプラスな出来事、成功体験をしたのか、わかりづらいものもあると思います。そんな写真の横には、どんな成功体験をしたのかを書いておきましょう。

そういった写真を子どもが見ることで、単に楽しい思い出を振り返るだけでなく、これまでの自分の成功体験の積み重ねを振り返ることもできます。なにを頑張ったから、その成功をすることができたのか、そのときにどんな気持ちだったのかを思い出すこともできます。メンタルを強くするだけでなく、自己肯定感も高くすることができると思います。

子どものメンタルを強くしよう!強いメンタルにするために大切なこと!

まとめ

いかがだったでしょうか。子どものメンタルを強くするためにママ、パパが意識することについてお伝えしてきました。

メンタルが強いことで、チャレンジの数が多くなり、成功体験も多くなります。そのことによって、さらにメンタルは強くなり、好循環を生むことになるでしょう。ぜひ子どもには、強いメンタルを持ってほしいものですよね。

しかし、メンタルの強さは、短期的に成長するものではありません。幼児期から長い時間を費やし、親子の信頼関係を作らないといけません。また、子どもの感情を受け入れ、子どもの成功体験を振り返られるような工夫をして、育ててあげてください。

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