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【秋の絵本】4歳児を子育て中のママに人気の読み聞かせ絵本7選!

公開日:2019/10/16
最終更新日:2020/03/29

4歳児にはどんな本が向いているの?

4歳になると、想像力が豊かに育ってきます。絵本の中に入り込んでストーリーを楽しむことができるようになり、その気づきや学びが日常生活へ活かされるようになります。

また、思いやりの心が育まれ、お友達や家族との関係性も深くなります。友情や家族愛が描かれた絵本も理解できるようになり、絵本を読んでいる間も「なんでこの人はこう思ったのかな?」「なんでこう言ってしまったのかな?」とたくさんの疑問が浮かんでくるように。

質問されたら丁寧に答えてあげることで、絵本の内容理解が深まり、日常へ活かすことができます。

たくさんの絵本を読み聞かせすることで、視野が広がり、新しい世界を知ることができ、イメージ力が大きくふくらみます。

4歳児の気質

4歳になるとできることがグッと増え、心も身体も大きく成長していく段階にあります。成長途中の段階ですので、繊細な部分もあり、気をつけたいことも増えてきます。

例えば「ウソ」をつくようになるのもこの時期です。想像力が豊かになり、空想と現実をごちゃまぜにして話してしまうことも。大人からすればウソだと分かることであっても、「ウソでしょ」と決めつけるのではなく、気持ちを受け止めて「そうなんだね」と聞いてあげることが大切です。

また身体が発達して、飛んだり跳ねたりできるようにもなります。高いところに登ったり、飛び降りたり、追いかけっこしたりと、運動量も多く、遊び方も活発に。

そんな時に気をつけたいのは事故や怪我。道路に飛び出したり、転んで怪我をしたりという危険性が大きくなってきます。しっかり見守りをするようにしたいですね。

ママの読み聞かせが大切な理由

絵本の読み聞かせが大切な理由はいくつもありますが、一番は親子のコミュニケーションが図れる点です。

絵本の読み聞かせをする時間は、子どもとママとの二人きりの大切な時間。コミュニケーションを取りながら、絵本の世界を楽しむことで、親子の絆が深く、強くなります。

また、知識や語彙力などの発達はもちろんですが、絵本から学ぶことは多くあります。思いやりや責任感、家族愛、友情。日常ではなかなか経験できないことを絵本から知り、子どもたちは日常に活かしていきます。

また、大好きなママに読み聞かせしてもらうことで、絵本が好きになるお子さんも多くいます。絵本を好きになって気持ちが豊かになってもらうためにも、絵本の読み聞かせは大切な時間なのです。

4歳児の読み聞かせに人気の絵本7選

ではここからは、4歳児の読み聞かせにぴったりの絵本を7冊お届けします。子供と一緒に楽しめる絵本ばかりですので、是非参考にしてみてください。

①おしいれのぼうけん

さくら保育園に伝わる、怖いふたつのもの。それは、おしいれとねずみばあさん。ある日先生に怒られておしいれに入れられたさとしとあきら。おしいれの中で出会ったのは、恐ろしいねずみばあさんでした。

ちょっと怖いおはなしも、4歳になるとハラハラドキドキと楽しめます。怖いだけでなく、「友情」や「しつけ」についても考えることができる絵本です。

②からすのパンやさん

いずみがもりの木の上にあるからすのパン屋さん。ほかほかこんがり焼けたパンは美味しそうなだけでなく、とってもユニークなんです。かにパン、うさぎパン、パンダパンなどかわいい形のものから、自動車パン、テレビパン、バイオリンパンなど、総勢80種類。パン屋さんは大人気でお客さんが大勢押しかけ、からすの家族は大忙し!

楽しいパンの数々は眺めているだけで楽しい気持ちになります。4人の子どもを育てながらパン屋を切り盛りする姿には、子どもたちはもちろん、パパ・ママもとても元気をもらうことができます。

③ぐるんぱのようちえん

ひとりぼっちの大きなぞうのぐるんぱ。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場…。いろんな場所で一生懸命働くけれど、作るものが大きすぎてクビになってしまいます。そんなぐるんぱは子どもがたくさんいるお母さんに出会い、幼稚園をひらきます。

さみしそうなぐるんぱを見てとても悲しい気持ちになったり、一生懸命な姿に応援したくなったり。ぐるんぱの気持ちにぐっと入り込んで楽しめる絵本です。

④はじめてのおつかい

主人公は5歳のみいちゃん。お母さんに牛乳を買ってきてと頼まれ、ひとりではじめておつかいに出かけます。ですが、道中転んだり、お金を落としたり、お店に人がいなかったりとハプニング続きで…。みいちゃんの緊張感はどんどん大きくなっていきます。ですが「責任感」がみいちゃんを前へ前へと突き動かしていきます。

4歳になれば、「責任感」も少しずつ芽生えてくる時期。みいちゃんの頑張る姿に、きっとお子さんは感情移入できるはずです。

⑤すてきな三にんぐみ

黒いマントに黒い帽子。泥棒の三人組は、馬車を襲っては財宝を集めていました。ある日襲った馬車には孤児のティファニーが乗っていて、三人組についていきます。ティファニーの一言で、「悪い泥棒たち」が「すてきな三にんぐみ」に生まれ変わります。

表紙はとてもおどろおどろしい三人組の姿。タイトルは「すてき」とありますが、どうすてきなんだろう?ととても好奇心いっぱいに本を開くことができます。前半はちょっぴり怖い展開ですが、後半はこころあたたまる優しいお話になっています。

⑥三びきのやぎのがらがらどん

三びきのやぎ。名前は三びきとも「がらがらどん」。そして、山の橋の下にいる恐ろしい化け物「トロル」。やぎたちを食べようと襲いかかります。そんな化け物に迎え撃つ、小さなヤギの機転と、大きなヤギの勇敢さに心うたれる絵本です。

子どもたちの印象に残るのはおそらく、この恐ろしい化け物「トロル」。ぐりぐりとした大きな目に長い鼻、牙の生えた大きな口。思わず泣き出してしまう子もいるかもしれません。

この恐ろしい化け物に勇敢に立ち向かっていくがらがらどんたちを見て、いつの間にか親子で応援してしまうことでしょう。

⑦くれよんのくろくん

クレヨンたちは真っ白な画用紙を見つけて大喜び。チョウチョやお花…色とりどりの楽しい絵ができあがっていきます。ところが、くろくんは仲間に入れてもらえません。ですが、このくろくん、意外な場面で大活躍します。

この絵本を読んだあとは思わずお絵かきしたくなってしまうかもしれません。クレヨンたちの「助け合い」や「認め合い」から多くを学ぶことができます。

読み聞かせが作る親子の信頼関係

読み聞かせを通じて、親子の信頼関係を築いていくことができます。絵本の読み聞かせの時間は親と子の貴重な機会なのです。一緒にハラハラしたり、ドキドキしたり。絵本の中に親子で入り込んで気持ちを共有することで、親子の絆が深まります。

もし、絵本の読み聞かせをしてないというご家庭があれば、今日からでも少しずつ行ってみてはいかがでしょうか。絵本を通じて、親と子の信頼関係がぐっと強くなっていくことを感じることができると思います。

アデックが考える、読み聞かせが知育に必要な理由

アデックは「豊かな心」を育むには絵本が有効だと考えています。絵本から学ぶことは多く、気付かされることもたくさん。子どもたちは絵本を通じて表現力が豊かになっていきます。

また、絵本を読んで感じたことを日常生活へ持ち込み、活かしていきます。パパ・ママの絵本の読み聞かせは、子どもたちにとってかけがえのない時間。是非ご家庭で取り入れてみてください。

まとめ

4歳児と絵本についてお伝えしてきました。絵本が子どもの成長にとても役立つということがおわかりいただけたかと思います。お子さんがたくさんの絵本と出会い、多くのことを吸収できるといいですね。