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幼児教育は何歳からはじめる?3歳から知育教室に通うメリットとは?

公開日:2019/12/01
最終更新日:2020/03/29

幼児教育は、0歳から始められる

「幼児教育」というものをご存じでしょうか?

「幼児教育」とは、ご家庭や保育園・幼稚園、さらには習い事などで幅広く行われる0歳から小学校入学前の子どもに行われる教育のことです。小学校お受験のための「早期教育」とは違い、生きていくためのチカラを育むためのものです。

ただ、何歳から始めたら良いのか悩まれるママ・パパは多いと思います。周囲のママ友やパパ友の話を聞いて、すぐにでも始めなきゃと危機感を抱く方もいらっしゃるでしょう。実際のところ、生きていくためのチカラを育むものですから、0歳から幼児教育を始めることができます。

身体も運動能力も心も、日々いろいろな成長を遂げていますが、その子の発達や気質に合わせた教育を受けさせてあげることがとても大切であり、3歳だからこれを受けなさいといった基準は示せたとしても、断定することは難しいのです。

ママやパパの役目としては、子どもそれぞれに合わせた教育の環境を用意してあげることが重要で、周囲の情報を参考程度にしながら、自分の子どもの発達状況を見極めることが大切です。

3歳児の気質

とは言え、自分のお子さまが3歳を迎えた時、幼児教室に通わせようか、何か習い事を始めようかと焦るママやパパはいることでしょう。では、一般的にいって、3歳児ができるようになることは何でしょうか?

3歳になると、運動能力がぐんと発達します。バランス感覚が成長し、例えば片足立ちができるようになります。また、手先が器用になって、自分でボタンを留められるようになるのもこの頃です。

数や比較の概念が理解できるようになるので、知能の発達がママやパパにもはっきりわかるようになります。社会性が芽生え始めるのも3歳の時期です。

2歳のイヤイヤ期を抜け、反抗期を迎えます。ママやパパの言ってることが分かった上で反抗したり反対のことをしたりします。これは自我が芽生えてきたことを意味しており、とても喜ばしいこと。反抗期を前向きに捉えて、お子さんに関わっていけるといいですね。

3歳児と接するポイント

ただ、反抗期を迎えた3歳児と接するのは大変なことで、思わずイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。3歳児と接する上でのポイントは何があるでしょうか。

まず、子どもが反抗したときには、冷静に、いまやることを分かりやすく説明するようにしましょう。感情的に怒ってしまったり、子どもの思いを否定してしまったりすると、自分の意見を言ってはいけないのだと感じてしまうことにつながります。おしゃべりが上手になってきたとはいえ、ママやパパの言葉の意味がはっきり分からずに、反抗していることも考えられます。

また、時間に余裕をもって動くことで、子どもの「やりたい!」の芽をつぶさずに関わることができます。この時期の子どもは、自主性やチャレンジ精神が育っている時期でもあるので、ママ・パパも大らかな気持ちで関わってあげてください。

3歳児で幼児教育に取り組むメリット3つ

3、4歳は、言語や記憶を司る脳の領域が成長し、大人の脳の基礎がほとんど完成されると言われています。この時期に、脳への刺激を与えてあげることで脳が活性化されていきます。

先ほど述べたように、3歳児になると少しずつ自分の思いがはっきりしてくる時期です。そのため、基礎的な部分への取り組み、土台を育てるための学びを提供するのにピッタリです。

具体的には、生活習慣を身に付けること、少しずつ友だちと接する機会を増やしていくこと、その子の興味関心に合わせた教育を受けさせてあげることが挙げられます。

メリット①生活習慣を身につけられる

1つ目のメリットは生活習慣を身に付けられるということです。

3歳児は、その発達や気質から考え、生活習慣を身につける時期として適しています。起きる時間や寝る時間といった生活リズムを整えること、おうちのルールを少しずつ覚えていくこと、体の成長のためにバランスの取れた食事をさせることなどが望ましいです。何でも「自分でやりたい」時期だからこそ、積極的に生活習慣を身につけさせることが大切です。

また、ママ・パパがサポートをするだけでなく、できる範囲で自分のことを自分でやらせる練習をしてください。自分で洋服の着脱をする、脱いだ服はたたむ、遊んだおもちゃは片付けるなどを通じて、少しずつ身の回りのことが自分でできるようになっていくのです。

3、4歳で生活習慣を身につけられた子は、その後の「考えるチカラ」や「学びに向かうチカラ」も伸びていく可能性が広がることも言われています。

メリット②社会性を育てられる

2つ目のメリットは社会性を育てられるということです。

3歳から5歳くらいまでの期間は、脳の発達段階の中で他者との付き合い方を学ぶのに重要な時期と言われており、実際に同年代の友だちと関わる機会も多くなってきます。

3歳の段階では子どもは自分の視点では物事を見ることが出来ません。自分の思い通りにはならない子どもたちとの関わり合いの中で、子どもは社会のルールや自分の思いをコントロールする方法、我慢を覚えていき、相手の心を推測し、思いやりの心を身に着けていきます。

家庭の中で、子どもの話を聞く時間を作ってあげることはもちろん大切ですが、家族以外の人と関わりを持つ機会を積極的に準備してあげてください。

メリット③子どもの自立心を育ててられる

3つ目のメリットは、子どもの自立心を育てられるということです。

繰り返しになりますが、3歳は「自分でやりたい」気持ちが強くなってきます。新しいことへの興味を持ち始める時期です。なるべく子どもの自立心を育てるためにも、子どもの「やりたい」の芽やチャレンジ精神を大切にしてあげてください。

子どもが興味を持ったことであれば、習い事を始めるのもいいかもしれません。

少しずつ我慢を覚えてくる年齢ではありますが、無理やりやらせてしまうことは子どもが思いを尊重されていないと感じてしまい、あまりよくありません。本人の思いを尊重してあげることが、自立心を育てていく上でのポイントです。

 

アデックの考える3歳児から知育に取り組むメリット

3歳児は、心と体が成長する時期です。アデックでは「脳科学から見た子どもの脳の発達」をテーマに、高い次元の能力へ成長させます。

脳科学の知見から推論すると、子どもの脳は以下の3段階で重要な成長時期があります。生まれてから3歳頃までの「模倣の時期」、3歳から10歳までの「創造の時期」、10歳から20歳までの「錬成の時期」。

「創造の時期」が始まる3歳のときに、脳に刺激を与えてあげることで一気に高い次元の能力へ成長させることができます。アデックでは、少しずつできることが増えてくる3歳のときから「自分でやってみる」「考えてみる」機会を作ることが、将来の自立につながっていくと考えています。

 

 

まとめ

今回は3歳から幼児教育を始める3つのメリットについてでした。3歳は、体と心が大きく成長する頃。自分でできることも増えてきて、自我が芽生えてきます。

3歳にとって幼児教育で取り組むメリットは、生活習慣を身につけられること、社会性を育てることができること、自立心を育てられることです。

「やりたい!」の芽を活かして少しずつ生活習慣を身につけると、将来の「考えるチカラ」の土台になります。生活習慣だけでなく、本人の好奇心や興味を大切にすると自立心を育てることにつながります。また、言葉を覚えたり、人の気持ちを想像できたりするようになるので、お友だちと遊べるようになってくる時期でもあります。

3、4歳は大人の脳がほとんど完成する頃。この頃に与える刺激は、どんどん吸収されていきます。子どもは周りの大人の力を借りながら、少しずつ世界を広げていくのです。将来的な自立につなげるためにも、子どもの興味や好奇心を大切にしてあげてください。