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神奈川県の私立小学校の受験情報を知ろう!桐光学園小学校について

公開日:2020/03/29
最終更新日:2020/03/29

合格を目指す以上、しっかり取り組もう!

皆さんの周りで、小学校のお受験を考えているママ友やパパ友はどれくらいいらっしゃいますか。声に出さないだけで、ご家庭の中では議論になっていることもあるので、皆さんが数えられるご家庭の数倍はいると考えたほうが良いかもしれません。

小学校受験の合格のためには、少なくとも1年間の準備期間が必要だと言われています。新年度でお子さんが年長さんになったタイミングがキリギリかもしれません。

この期間、何が何でもやっておきたいことは、家庭で行うべき教育・しつけを家庭でしっかりと行うことです。受験勉強をするための幼児教室に任せっきりでは、合格を掴み取ることはできません。お子さんの教育を他人任せにするのは、受験の準備段階また受験本番のときにボロが出てしまうことが多いのです。

また、学校や受験に関する噂話やネットの情報に惑わされたり、ご家庭全体が不安でソワソワしてしまい、お子さん自身が家庭学習に集中できなかったりと、家の中が安心・安全な環境でなくなってしまうのが、受験期のご家庭でよくあることです。

そのような環境下で頑張るお子さんに対して、さまざまな想いや気持ちが浮かぶかと思いますが、小学校受験をすると決めたからには、親御さんがくじけそうになったり、同情してしまったりしては、合格を目指すことはできません。

家族がひとつになって初めて小学校受験という壁を乗り越えていくことができます。受験は、合格という絶対的な目標がありますが、そこに向かう過程の中で、家族の絆が深まったり、子どもが大きく成長したりと、いろいろな副次的価値があると知っておくことも大切です。

桐光学園小学校

基礎学習が基本中の基本

受験において大切なのは基礎学習です。早いうちに過去問を取り組んでみたり、難しい問題に手を出してみたりというのは、逆効果になりかねません。

受験勉強を始めたばかりのお子さんはまだ基礎が身についていないので、自分で考えて解くことができません。このタイミングで難しい問題にチャレンジさせると「考えて解く」のではなく「解き方のパターンを覚えて、記憶力を使って解く」癖が身についてしまいます。

この解き方では、どれだけ多くの問題を取り組んだとしても、考える力や応用する力を身につけることができません。同じ問題しか解けないパターン化の罠にはまってしまいます。

特に親御さんに気をつけていただきたいのは、お子さんが基礎をしっかり理解しているかです。ついつい、解けた数や丸の数、取れた点数にこだわってしまいがちですし、そのほうが褒めやすく、指導しやすいものです。

しかし、実際に入試で出題される問題は、お子さんがはじめて目にするものばかり。過去問で解いた問題と同じ問題が出ることは、ほとんどありません。過去問で良い点を取ることは子どもの自信につながったとしても、合格につながるわけではありません。

学校別の対策をしっかり取らないといけませんが、最初から過去問に手をつけてはいけません。まずは基礎となるものの見方や考え方、基礎学習をしっかり身につけましょう。

神奈川県の私立小学校

神奈川県は、関東の中でも私立小学校が多い地域です。今回は、川崎市麻生区にある桐光学園小学校のご紹介をします。

桐光学園小学校の理念

桐光学園小学校は、意志・表現・感謝の3つの校訓を通して生まれる、子ども同士、子どもと教職員、さらには保護者も含めた人と人とのつながりを大事にしています。

みんなで協力して最後までやりとげるためには強い意志が、相手を思いやりながら自分の気持ちを伝えるためには表現する力が必要です。また、自分を支えてくれる家族や友だち等、多くの人に対する感謝の気持ちが、人とのつながりを深いものにしていきます。

桐光学園小学校の特色

桐光学園小学校では、小学生入学から高校卒業まで12年間の一貫教育を行っています。小学校では、集団生活の楽しさを知り、友だちとのつながりの大切さを学びます。それぞれ生徒の好き・得意を見つけて自信をつけたり、自己理解と他者理解を深めたり、夢の実現のために努力するといった側面から成長させていきます。

また、教師と保護者が子どもの活動を見守ることを大切にしており、運動会、マラソン大会、収穫祭、もちつき会などの各種行事では、父母会の行事委員の協力で充実した行事になっています。

子どもたちは保護者の存在に気づき、「見てくれている」「応援してくれている」「笑顔でいてくれる」ことを実感できると、前向きなチャレンジをしていけるようになります。行事だけでなく、普段の生活から教師と保護者が協力して、子どもをサポートしていきます。

教師と保護者が交流する一例として、保護者球技大会が開かれており、年2回のバレーボール大会を実施して、保護者や教員同士のつながりを深める機会となっています。

桐光学園小学校の授業内容

授業は、学校ならではの幅のある内容を実施しています。

英語学習としては、低学年で歌などを通して、中学年で英語かるたを使って英語に親しみ、高学年ですべて英語の授業を実施して、中学英語の基礎力やコミュニケーション能力を養っていきます。

総合学習では、農園活動とコンピュータ学習を中心に学び、4年生以上の書写では書道専門の教員が毛筆の授業を行います。これらの授業以外にも、うさぎの飼育、表現、知的財産、カウンセラーといった特色ある授業を実施しています。

知力育成教室アデック

進路情報

桐光学園小学校は、系列校に桐光学園中学校、桐光学園高等学校があります。12年間一貫校のため、ほぼ全員が桐光学園中学校、高等学校へと進学します。

桐光学園小学校の合格率

2回にかけて募集を実施しますが、基本的に第1回の募集で多くの入学者が決まります。第1回の応募によって、1学年72人(男子36人、女子36人、内部進学者を含む)を募集。第2回の応募で若干名を募集します。

桐光学園小学校の2019年度の入試結果は受験者数、男子117名、女子71名、合計188名。合格者数、男子49名、女子52名、合計101名。倍率、男子2.4倍、女子1.4倍、合計1.9倍でした。

また、試験の内容としては、ペーパーテスト、行動観察、個別絵画工作、保護者面接です。

アクセス

所在地は神奈川県川崎市麻生区栗木3-13-1です。

アクセスは、小田急多摩線「栗平」から徒歩15分。1~3年生は 「栗平」 駅よりスクールバスにて送迎あり。

ちょっとした気づき

桐光学園小学校は、高校までの12年間、普段の生活から教師と保護者が協力して、子どもをサポートしていくため、保護者と教師間の関係性を重視しています。

神奈川県内にもさまざまな私立小学校がありますが、保護者と教師の関係性について細かく情報開示している学校は多くありません。大きな特徴の一つと言えるでしょう。

小学校入学前の準備

桐光学園小学校情報まとめ

いかがだったでしょうか。今回は川崎市麻生区にある桐光学園小学校について紹介してきました。

桐光学園小学校は、学校と家庭とが力を合わせて子どもを支援していくことを重要視しています。それは教師、保護者が目の前にいる子どもを認め、受け入れることで、子どもの意欲や向上心を引き出すためであり、その結果、子どもが夢を持てるようにするためです。

これは、学習面の成長だけでなく、心の成長も期待できます。自己肯定感や自尊感情を高めるためのアプローチとも言えるかもしれません。小学校教育は、単純に知識や情報を詰め込めばいいのではなく、情緒や精神面の安定を図ることも大切です。

ぜひ詳しい学校説明の資料の取り寄せをしてみて、お子さんの志望校の1つとして検討するのはいかがでしょうか。