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神奈川県の私立小学校の受験情報を知ろう!相模女子大学小学部について

公開日:2020/06/08
最終更新日:2020/06/05

私立小学校を受験する?しない?

お子さんが幼稚園や保育園に慣れないころは、なかなか先々のことは考えにくいものです。落ち着いて登園している姿を見ると、ホッと一安心。

登園に慣れ始めた頃には、お子さんの進路について考え始める親御さんも多いのではないでしょうか。地元の公立の小学校に行かせるのか、それとも私立の小学校の受験をさせるかで悩む親御さんは多いかと思います。

進路はご家庭によって価値観や判断が分かれるところ。仲良しのお友達のご家庭では受験することが多かったりすると「やっぱり受験した方がいいのかな?」と気になってしまうこともあるでしょう。

お子さんにはなるべく高い教育を受けさせたい、環境の良いところで学ばせたいと思う反面、それがお子さんにとって必ずしもいいものかはわからないのが、悩ましいところです。

では、私立の小学校とはどんなところで、行くことにどんなメリットがあるのでしょうか。

「教育のレベルが高い」「周りの子どものレベルも高い」というフワッとしたイメージはあるものの、はっきりと答えられないママやパパも多いはず。どんなメリットがあるのか、しっかりと答えられないままではお子さんの進路を決めることはできません。

「私立小学校」とひとくくりにしても、実際は学校によって特色は異なります。

今回はまず、私立小学校のよいところについてお伝えし、その上で、受験先の候補のひとつとして神奈川県の私立小学校である相模女子大学小学部をご紹介します。

 

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私立の小学校のよいところ

私立の小学校のよいところはどんなところでしょうか。

1つ目は、進学に苦労しなくて済むことです。私立の小学校の場合、ほとんどの学校が中学、高等学校、大学とエスカレーター式で内部進学することができます。そのため、「早めに受験をしておけば、後々は楽になる」と考えるご家庭も多いのです。小学校にさえ入ってしまえば、受験勉強のストレスに悩まされずに済みます。

2つ目は、子どもの個性に合わせた学校選びができることです。公立の小学校は平等であることが重視されますが、私立小学校の場合は、学校ごとに特徴があります。

お子さんの個性だけでなく、ご家庭の教育方針や考え方に合わせた学校選びをすることが可能だとも言い換えられます。さまざまな私立小学校の取り組みを調べた上で、この教育を受けさせたいと選択することができます。

3つ目は、教師の異動がないことです。公立小学校の場合は、地域が雇用主。数年単位で教師の異動があるため一つの学校に長く留まれないのです。一方で、私立の小学校の場合は異動はほとんどありません。学校が雇用主のため、公立小学校と比べ、教師陣がガラリと変わることは少ないと言えます。

たとえ、担任が変わったとしても、前の年に担任してくれた先生が同じ学校内にいるのは頼もしいことです。教師陣も、その学校の教育理念に共感して働いていることが多いので、ご家庭で望むものと、教育方針が合致しやすいとも言えます。

4つ目は、付き合いが長く深い仲の友だちを作りやすいことです。小学校入学後は、エスカレーター式で進学ができるので、小学校から大学までと途切れることなく付き合うことができます。思春期に至るまでの長い付き合いの友だちは、こういった環境でなければなかなか作ることができません。一生の付き合いになることでしょう。

 

神奈川県の私立小学校

神奈川県は、関東の中でも私立小学校が多い地域です。今回は、神奈川県相模原市にある相模女子大学小学部(共学)のご紹介をします。

 

相模女子大学小学部の理念

横須賀学院小学校は、創立者、西澤之助が掲げた建学の精神「高潔善美」に基づいて、目標を高く、何事にも挑戦する意欲を持ち、他者の気持ちを大切にする児童を育成しています。

 

相模女子大学小学部の特色

相模女子大学小学部の大きな特徴は、人として大切なことを学ばせたいと創り出した新教科「つなぐ手」です。この「つなぐ手」は4つの学習が柱となっています。

コミュニケーション能力を育む「心をつなぐ」、食の大切さと命の尊さを学ぶ「命をつなぐ」、日本の伝統文化にふれる「伝統をつなぐ」、仕事に学び生き方を知る「夢をつなぐ」の4つです。

全学年で年間40回以上の授業計画を立てて行っており、体験や実習が多く、従来の教科学習ではできない、子どもたちの生きる力となるプログラムです。

食の大切さと命の尊さを学ぶ「命をつなぐ」の取り組みのひとつである食育活動は、系列の相模女子大学栄養科学部と連携しています。食事のマナーや自分に合ったお弁当づくりを知る授業などを楽しみながら行っています。

また、全学年ともに1学級27名の少人数制であることも特徴です。少人数で授業をすることによって、子どもたちは積極的に発言ができ、授業への参加意欲が高まります。

教員の子どもたちへの声がけや指導なども、一人ひとりに行えるようになり、子どもたちの習熟度を把握できるようになります。さらに、日常の生活の中で、教員と子どもたちがお互いを深く知ることができ、元気に楽しく過ごすことができます。

そして、有料ではありますが、他の私学にはない放課後の時間を有効に使った「学校完結型学習支援システム」として「放課後クラブ」が放課後の学校内で開設されています。

働くお母さんを支援するとともに、専門のスタッフによって中学受験に対応した学習だけでなく、芸術、文化、スポーツなどの学習プログラムを最長20時まで展開しています。最寄りの相模大野駅までスタッフの引率で集団下校も実施しています。

 

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進路情報

相模女子大学小学部は、系列校に相模女子大学中学部、相模女子大学高等部、相模女子大学短期大学部、相模女子大学があります。

相模女子大学中等部は女子校なので、男子は全員が他の私立中学校を受験し進学します。女子は60%が相模女子大学中学部へ進学します。

男子の過去3年の合格実績は、暁星、巣鴨、東京学芸大学附属世田谷、東京都市大学付属、明治大学付属明治、桐朋、早稲田佐賀、世田谷学園、中央大学附属横浜、桐蔭学園中等教育、桐光学園、森村学園、帝京大学中学校、明治大学付属中野八王子、青陵、青山学院横浜英和、早稲田摂陵などです。

女子の過去3年の合格実績は、早稲田実業中等部、鴎友学園、フェリス女学院、鎌倉女学院、淑徳与野、横浜雙葉、穎明館、東洋英和女学院、横浜共立、光塩女子、大妻、神奈川大学附属、カリタス女子、東京女学館、日本女子、森村学園、大妻多摩、大妻中野、湘南白百合、成城学園、清泉女学院、中央大学附属横浜、明治大学付属中野八王子、早稲田摂陵、相模原中等教育などです。

 

相模女子大学小学部の合格率

相模女子大学小学部の入試は第1回、第2回、第3回と分かれており、2019年度入試の第1回の受験者数は100名、合格者は85名、倍率は1.2倍。第2回の受験者数は11名、合格者は8名、倍率は1.4倍。第3回の受験者数は8名、合格者は5名、倍率は1.6倍となっています

また、入学試験としては、ペーパーテスト(数量、記臆、比較、常識、推理、図形)、行動観察(自由遊び、集団行動)、個別テスト(絵画、工作、口頭質問)、親子面接が行われます。

 

アクセス

所在地は神奈川県相模原市南区文京2-1-1です。小田急線「相模大野」駅より徒歩10分です。

 

ちょっとした気づき

相模女子大学小学部では、生徒たちの安全を非常に重要視しており、大規模災害を想定した「防災教育」や、自分で自分を守るための「防犯安全教育」にも注力し、独自の「防災ハンドブック」を配布しています。

「防災教育」では、東日本大震災レベルの地震に備えた避難訓練を実施、「防犯安全教育」では、火事や町の中に潜む危険など身近な防犯と、溺れた場合に備えたライフセーバーによる指導、人命救助に関わる教育をしています。

防災、防犯に対する意識づけは多くの学校で行われていますが、ここまで徹底している学校はあまりないかもしれません。

 

アデックでは未就学から通うことが可能です

 

相模女子大学小学部情報まとめ

いかがだったでしょうか。今回は神奈川県相模原市にある相模女子大学小学部について紹介してきました。

相模女子大学小学部は、きめ細かい教育が特色の学校です。学校独自の「つなぐ手」の授業があり、幅広い学びが用意されています。少人数体制による目配りや心の教育に満足している保護者も多いようです。子どもの気持ちを大切にする学習環境が、いじめの防止につながっており、安心感を与えられているようです。

子どもたちの気持ちを大切にし、きめ細やかな教育を望んでいる保護者の方は、ぜひ検討してはいかがでしょうか。まずはパンフレットをもらい、学校説明会や見学会などで学校の雰囲気を判断してみるといいでしょう。