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千葉県の私立小学校の受験情報を知ろう!千葉日本大学第一小学校について。

公開日:2020/05/03
最終更新日:2020/04/29

なぜ、私立小学校を受験する?

お子さんが4歳くらいになってくると「子どもを受験させようか、どうしようか」と悩むご家庭が増えてくるのではないでしょうか。以前と比較しても、小学校受験をさせようと考えるご家庭の数は右肩上がりの傾向があります。

「学力の高い子が集まりそう」や「いい環境で学ぶことができそう」など、私立と公立の違いを、なんとなくのイメージで感じていても、具体的に説明できないママやパパは多いのではないでしょうか。「私立小学校」とひとくくりにしても、実際は学校によって特色は異なります。

今回は、私立と公立の小学校のちがいを説明した上で、千葉県にある私立小学校、千葉日本大学第一小学校をご紹介します。

 

私立と公立の小学校のちがい

まず、公立小学校から考えてみましょう。

公立小学校は就学年齢に達した子どもたちが、同じ地域に住む子どもたちと一緒に、格差のない教育を受けられる場所です。教師陣もそれぞれの自治体で採用され、各学校に配属されます。また、定期的に配置転換があるのも特徴です。公立小学校では、他の学校と比べたときに平等であることが大前提です。

一方、私立小学校を考えてみましょう。

私立小学校には、教育への想いが詰まった創立者がいます。それぞれ「自らの考えに基づいた教育」を実現するために設立した教育機関なのです。

たとえば、宗教教育や英才教育、情操教育など、学校によって重視するものは異なります。そのため、私立小学校のひとつひとつが個性的で、特色は大きく異なります。教師陣も、地域ではなく、学校が独自に採用するため、理念が共有できるかどうかによって人を選びます。

また、自分の居住地域ではなく「この学校で学ばせたい」という希望を持ったご家庭の子どもたちが集まるので、親御さん同士の価値観や考え方、子どもへの接し方に共通点があることがほとんどです。

同じ小学校であっても、もともとの成り立ちや仕組みが異なるため、教育内容や集まる生徒、教師にもちがいがあるのです。

 

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千葉日本大学第一小学校の理念

今回ご紹介する千葉日本大学第一小学校は、1986年に創立された男女共学の私立小学校です。

系列校である日本大学は、大学院20研究科、16学部、短期大学、通信教育部などを擁する総合大学です。系列の中学や高校は全国にありますが、小学校は神奈川県と長野県、そして千葉県の日本大学第一小学校の3校のみです。他にも、幼稚園、認定こども園、専門学校など多岐に渡る系列校があります。

教育理念は「絆を重んじ、よき生活習慣を持った次世代人の育成」です。その理念に基づいた教育目標が3つあり、それぞれ「1、時代に即した教育の実践」「2、国際人としての躾けと道徳の充実」「3、自然と親しみ体力の増進」です。

確かな学力の養成に力を入れており、学習指導要領が示す標準時間数を4教科(国語・社会・算数・理科)で大きく上回る時間を確保していて、きめ細やかな指導にもとづく学力の養成に努めています。

 

千葉日本大学第一小学校の特色

千葉日本大学第一小学校の特色は、大きく分けて3点です。それは、小中高大の連携・学習習慣の定着と基礎学力定着・実践的な英語教育です。

小中高大の連携という点においては、日本大学最初の付属校(日本大学中学校)として創立された経緯を持ち、現在でも日本大学との強いネットワークを有していることが挙げられます。

そのメリットを活かし、日本大学薬学部の薬草園の見学、理工学部で飛行機の歴史などの講義・見学の授業があります。また、日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校の学生からの歯磨き指導があるなど、総合学園ならではの独自プログラムがあります。

学習習慣の定着と基礎学力定着は、主要4科目は、学習指導要領で示されている標準授業時間数を大きく上回る時間を確保するだけでなく、漢字検定や数学検定などの各種検定への挑戦、4・5・6年生の希望者が放課後に学習をするステップアップタイムもあります。

実践的な英語教育については、1年生から外国人教員と日本人教員の授業を展開し、5・6年生は、週3時間で英語力の習得に力を注いでいます。5年生では英語劇の発表、6年生は模擬海外旅行体験など英語に親しむ機会を取り入れています。

また、安全対策にも力を入れており、スクールバスの導入をはじめとして、登下校時にICカードをかざすことでご家族の携帯やパソコンにメールで児童の登下校情報を配信する、登下校・緊急お知らせ情報配信システムが導入されています。

 

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進路情報

気になる進路先としては、約7割以上が系列である日本大学第一中学校・千葉日本大学第一中学校に内部進学しています。敷地内に隣接しているので、通い続けやすい環境です。

外部受験をした生徒の過去5年間の合格実績は、江戸川学園取手、江戸川女子、桜蔭、海誠、開成、学習院女子中等科、共立女子、芝浦工業大学柏、芝、昭和学院集英、専修大学松戸、東洋英和女学院、函館ラ・サール、法政大学第二、早稲田、東京学芸大学附属竹早、県立千葉などがあります。

 

千葉日本大学第一小学校の合格率

千葉日本大学第一小学校の入試は定員80名で、2期あります。2020年度の1期は願書受付が10月の1周目、面接が10月2周目、合格発表が10月12日です。2期は、願書受付が10月の1、2周目、面接が10月中旬、合格発表が10月25日です。なお、2018年と2019年の応募者数は非公開となっています。

試験内容は、ペーパー式テスト、自由遊びやお弁当包みなどの行動観察、指示行動・絵画工作、運動試験、口頭試問と親子面接です。

 

アクセス

所在地は、千葉県船橋市習志野台8丁目34-2です。交通のアクセスは、スクールバスがJR総武線「津田沼駅」、新京成線「北習志野駅」の2駅から出ています。また、両駅から新京成バスを利用することも可能です。東葉高速線の「船橋日大前駅」から、徒歩で15分ほどの位置にあります。

 

ちょっとした気づき

小学校受験に臨もうとされるご家庭の情報源は、ほとんどがインターネットです。したがって、学校のホームページも学校ごとに特色があります。

千葉日本大学第一小学校の場合、学校案内や教育方針だけでなく、小学校の一日、安全対策といったスクールライフがイメージしやすくなるような情報まで、サイトに記載されています。ぜひ一度、検索してみてはいかがでしょうか。

 

千葉日本大学第一小学校情報まとめ

今回は、千葉県の船橋市にある千葉日本大学第一小学校をご紹介しました。千葉日本大学第一小学校は、日本大学の付属校という特色があり、中学や高校、大学との連携を活かした取り組みをしています。

「絆を重んじ、よき生活習慣を持った次世代人の育成」を教育理念として、学力の定着・維持・向上にも力を入れています。

受験において、それぞれのご家庭が重視する価値観や、教育方針がちがうので、お子さまに合った学校を見つけることが重要になってきます。子どもの性格や気質によっても、合う・合わないは顕著に見られます。

また、夫婦間だけで考えるのではなく、お子さんの意見を聞いてみて、子どもの意見やインスピレーションを大事にすることも必要かもしれません。

学校を選ぶ基準はさまざまです。学力を上げること、国際交流、教育理念、進学先などの教育内容なのか、それとも地域、学費などの条件なのか。合格率で現実的に入学可能かどうかも関わってきます。その結果、どのタイミングで受験させるか、中学校なのか?高校なのか?といった長期的な見通しも浮かび上がってくるはずです。

まずは、ご両親にとって、そしてお子さまにとって重要な項目が何なのか話し合いつつ、ご家庭の教育方針を明らかにしていくところから始めてみてはいかがでしょうか。目先の情報に飛びついたり、ママ友など周囲が始めたからといって慌てだしたりといった理由での受験はやめましょう。