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運動嫌いな子どもでも、ついつい体を動かしちゃう5つの知育遊び

公開日:2020/01/25
最終更新日:2020/03/29

運動が嫌いな子どもたち

みなさんのお子さんは、運動をすることが好きですか?

習い事のひとつとして、スポーツにチャレンジしているご家庭もあると思いますが、最近の子どもは外遊びよりもおうちの中でゲームや動画を見て遊ぶことの方が好きという子が増えてきています。

実際、文部科学省が行った平成27年度の全国調査でも、子どもが運動をする時間は、多くの時間取り組んでいる子どもと、まったく運動していない子どもの間で二極化しているという結果が出ており、習い事以外の時間に、体を動かして遊ぶという機会は減っているのでしょう。

https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/__icsFiles/afieldfile/2015/12/18/1365106_1.pdf

とはいえ、ママやパパは体を動かす機会が少ない子どもたちに、不安があるかもしれません。今回は、体を動かすメリットやデメリット、おすすめの知育遊びなどをお伝えしたいと思います。

外で遊ぼう

体を動かすメリットってなんだろう

そもそも、体を動かすメリットとは何なのでしょうか?

まずは、基本的な体力と身体を操作する能力を身に着けられることが挙げられます。身のこなしといわれるような身体を操作する能力は7~8歳までに大人並みに発達するため、小さな頃から身体を動かして遊ばせてあげることが大切です。

また、外で遊ぶときには、風が吹いてボールが真っ直ぐ飛ばなかったり、鬼ごっこをしている時に相手の行動を想像しなければいけなかったりといった自分が予想できないことが生じることもあります。そのため、認知能力や想像力といったチカラも養われるのです。

さらに、体を動かして遊ぶ楽しみを知っていることで、子どもが大きくなってからも、苦手意識を持つことなく、体を動かすことができるようになります。つまり、生涯の身体の基礎を作るために、体を動かすことが大切で、楽しみながら学ぶ知育にもつながっているのです。

おうちでも体を動かして遊べる!

体を動かして遊ぶことの大切さをお伝えしたものの、外遊びが好きではないお子さんの場合、おうちの外に出かけること自体が難しいかもしれません。

また、ママやパパが一緒に外に遊びに行く時間がなかなか取れなかったり、子どもが何人もいるとたいへんだったり、外で遊ぶことが難しい理由があることもありますよね。そんなご家庭のために、ここからはおうちの中でできる体を動かす遊びをいくつかお伝えしたいと思います。

体を動かす遊び①体操・ダンス

一つ目のおうちの中で体を動かす遊びは、体操・ダンスです。

テレビでやっている幼児向けの番組のダンス、ラジオ体操、YouTubeなどを流しながら、一緒に踊ることで体を動かすことができます。また、子どもの好きな音楽を流して自由にフリを考える、歌詞の内容に合わせて気持ちを体で表してみるなど、さまざまなバリエーションで遊ぶことが考えられます。ヨガやダイエット用の運動を子どもと一緒にやってみるのも良いでしょう。

体操やダンスをすることで、基礎体力、身体の操作能力の他にリズム感や表現力を育むことができます。ママやパパにとっても運動不足の解消になるので、恥ずかしがらずに子どもと踊ってみてくださいね。

体を動かす遊び②宝探し

二つ目のおうちの中で体を動かす遊びは、宝探しです。

おうちの中にいくつか宝物を隠して、子どもに隠し場所のヒントを渡します。宝物は、おかしやビー玉、シールなどをたからものと書いた袋に入れて、ソファーの下や押入れの中、棚の上など、普段あまりしない動きをしなければ見つからない場所に隠しましょう。

子どもは隠されているなにかを見つけるために必死におうちの中を探し回りますし、いろいろな動きをします。そのため、認知能力や想像力を育むことにもつながります。

ママやパパは安全に気を付けて見守りながら、自然にスキンシップが取れるような探し方の工夫や探し回るための動きをサポートしてあげてください。

体を動かす遊び③おうちアスレチック

三つ目のおうちの中で体を動かす遊びは、おうちアスレチックです。

布団やイス・ソファーなどを組み合わせて、アスレチックのようなものを簡単に作ってあげることができます。また、おうちにある段ボールを使って、トンネルを作ってあげることもできるでしょう。

くぐる・まわる・ちぢむ・のびる・這うなどの動きが生まれるようなつくりにしてあげると、普段の生活では生まれない動きをすることができるので、身体の操作能力が身についてきます。また、どんな動きをすれば良いのか考えるためには、モノがどんな風に置いてあるのか考える必要があるので、空間認知能力も養われていきます。

知力育成教室アデック

体を動かす遊び④おそうじ

四つ目のおうちの中で体を動かす遊びは、おそうじです。

普段ママやパパがやっているおそうじも子どもバージョンにアレンジすることで楽しい遊びに変わります。例えば、ママやパパと子どもの対決にしてぞうきんがけや窓ふきをしたり、お風呂そうじを水あそび・泡あそびの延長線で子どもにお願いしてみたりすることが考えられます。

普段やらなければならない家事を子どもとの遊びを通しながら済ませられることで、ママやパパの負担も少しは減らせるかもしれません。いずれは子どものお手伝いにもつなげられますし、ママやパパにほめてもらえることで、子どもの自己肯定感・自己有用感を育むこともできます。

体を動かす遊び⑤風船あそび

五つ目のおうちの中で体を動かす遊びは、風船あそびです。

具体的には、風船バレーやからだの周りをぐるぐる回すなど、風船をボールに見立てて遊ぶことができます。おうちのものを壊してしまう心配もないですし、風船は動きがやわらかいので、ボールが苦手な子も安心して遊ぶことができます。

また、風船の動きを予測することは比較的かんたんにできるため、認知能力を伸ばすこともできます。自分の思い通りに風船を動かすためにどうすればよいか考えることを通して、身体の操作能力を育むことにもつながります。

外遊びでしかできないこともある!

ここまでお伝えしてきたように、おうちで体を動かしながらできる遊びはたくさんあります。ご紹介した5つの遊びだと、運動が苦手な子でも、あまり意識することなく、体を使って遊ぶことができるのではないでしょうか。

一方、外遊びでしかできないこともたくさんあります。例えばママやパパ以外の人とのコミュニケーションを取って遊ぶことや、自然を感じる・自然に触れることなどは外の方が向いているでしょう。直接体を動かして遊ばなくても良いので、ときどきは、外で遊ぶことでしか体験できない経験を子どもにさせてあげるようにしましょう。

体を動かすことで頭も使います

まとめ

今回は体を動かして遊ぶことの大切さやおうちの中でもできる体を動かしてできる遊びなどをお伝えさせていただきました。

体を動かすことに苦手意識を持っていないということは、子どもが成長してからも身体のことを気遣うためにとても大切な財産です。ママやパパはぜひ、子どもが楽しみながら遊ぶことができる環境を用意して、体を動かす楽しみを子どもと一緒に見つけてみてください。