アデック知能教室

お問い合わせ:045-543-3331 受付時間:10時〜19時
お問い合わせ:045-543-3331
受付時間:10時〜19時

コラム

筋トレと知育の関係性とは?子どもと一緒に楽しめるエクササイズ。

子どもに筋トレっていいの?

皆さんのお子さんは筋トレしてますか?日常の運動習慣はありますか?

水泳やサッカー、器械体操といった体を動かす習い事をしているご家庭であれば、子どもが筋トレしている風景が日常にあるかもしれませんが、多くのご家庭では、何か大きな目的がない限り、子どもが筋トレをしていることは少ないのではないでしょうか。

子どもの頃から筋トレをすると、身長が伸びない、身体の柔軟性が損なわれる、関節などを痛めるといった話があります。大人と同じように筋力が付くわけでもないので、むしろやめたほうがいいという意見もあるくらいです。

しかし、運動と脳の発達に関係性があることは知られています。運動によって、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が分泌され、脳の神経細胞(ニューロン)や脳に栄養を送る血管の形成を促します。

これは一例ですが、子どもの成長や発達を促しますし、筋トレを通じて筋力を強化することでケガの予防につながったり、体の上手な使い方を習得したりと、いろいろな価値があります。

筋トレのポイントは「自重」

筋トレというと、ダンベルなどの重たいものを持つイメージがあるママやパパもいるかもしれませんが、最近のトレンドでもある「自重トレーニング」が子どもにもおすすめです。

「自重」は自分の体重を負荷として、筋肉に刺激を与えることです。赤ちゃんにとってのハイハイ、幼稚園児にとってのうんていなどは、自分の体の重さを乗り越える運動でもあるので、自重トレーニングとも言えます。

幼稚園の頃でいえば、遊び自体が筋トレです。すべり台やジャングルジムなどの上り下りで身体を支える・持ち上げるといった行動を通じて、筋力が強化されます。ブランコや平均台でも同じことが言えます。鬼ごっこなどのストップとダッシュを繰り返す遊びも、瞬発力や持久力を鍛えるもの。遊びを筋トレと捉えて考えてみると、筋力の強化につながっています。

小学生になれば、体育の授業に付随した動きを反復することが筋トレになります。鉄棒の逆上がりは自分の身体を持ち上げる力や地面を蹴る力を鍛えますし、持久走や水泳は心肺機能や身体のコアとなる体幹を鍛えます。これらも、子ども自身の体重が負荷となっているもの。体育の授業で他の友だちから憧れられるような結果を残せるように、家でこそっと練習することが筋トレになっているのです。

家でできるエクササイズ

では、ご家庭で子どもにチャレンジさせてみたいエクササイズ(筋トレメニュー)をご紹介します。ママやパパも普段の運動不足や健康管理、ダイエットなどの目的がてら、子どもとともにやってみましょう!

①足上げ

まずは足上げ。腹筋を鍛えるものです。

やり方は簡単で、両足のかかとをくっつけて、仰向けに寝転がった後に、かかとをちょっとだけ浮かせるメニューです。かかとを床から20センチほど上げ、10秒間キープ。これを3回ほど繰り返すだけで、お腹にいい刺激が入ります。

腹筋は背すじをまっすぐ伸ばした姿勢をキープするためにも必要な筋肉です。授業中の美しい姿勢を作るのも腹筋の力。子どものうちから、お腹のお肉がだるんだるんにならないように、テレビを見ながら足上げすることをおすすめします。

②開脚

次は開脚。足を広げて、身体を前に倒します。

ストレッチも立派な筋トレです。柔らかい身体を作るにもトレーニングが必要です。両足を広げて、前に1回、右に1回、左に1回と順番に倒していきましょう。これを10回繰り返します。

開脚では股関節の柔軟性を作り上げていきますが、歩く・座るといった日常の動作のひとつひとつに影響があります。柔軟な股関節の方が疲れにくく、ケガしにくい。子どものうちは気にしなくても、40歳・50歳と超えてきたときに一気に痛みやケガとなって影響が与えられます。

お風呂上がりに親子でやってみましょう。

③肘で身体を支えて、腕立て伏せのポーズをキープ

3つ目は「プランク」と言われる筋トレメニュー。腕立て伏せの姿勢に似たポーズをキープすることで、身体全体に刺激を与えます。

脇腹に肘をくっつけた状態でうつ伏せに寝ます。そこから肘を曲げ、肘で身体を持ち上げます。肘で床を押すイメージです。そのとき、腰やお尻を浮かせると、腕立て伏せのようなポーズになります。

身体を浮かせた状態で15秒間キープ。おへそのあたりに意識を傾けましょう。たった15秒がものすごく長く感じられます。

このメニューは自重トレーニングの中でも有名なもので、多くのアスリートが取り組んでいるものです。身体の中にあるインナーマッスル(筋肉を動かすために使う筋肉)が鍛えられ、バランス感覚などに大きく影響します。

 

エクササイズは親子で

3つのエクササイズ(筋トレメニュー)を紹介しましたが、これらはぜひ親子で取り組んでいただきたいものです。ママやパパがするから子どもも取り組む、子どもが取り組むから負けじとママやパパもチャレンジするといった、家族のいい流れが生まれます。

また、この時間で、今日のできごとをそれぞれ話してみたり、明日の予定を共有してみたりとコミュニケーションの時間となることも期待されます。夜、みんなが帰ってきてからやるのもいいですし、朝起きてすぐに身体を動かす時間をとってもいいでしょう。

家族の思い出となる時間にできるといいですね。

運動と知育的な価値とは?

運動は身体を動かすものなので、知育や勉強といったことにつながらないのではないか?と考えるママやパパもいるでしょう。

しかし、楽しみながら学ぶという知育的な観点で見ると、楽しみながら(時には苦しみながらかもしれませんが)身体を鍛え、脳が発達する、身体の動かし方を習得するという筋トレは、知育といって差し支えありません。

このメニューを行うと、身体のどこが鍛えられるのか、どこが柔軟になるのか、行動と結果をうまくつなげて考えられるようになるのも、教育的な価値は高いのです。

1を聞いて、1を知るでは意味がありません。1を聞いて、10を知るであったり、1-1を考えてみるであったり、ひとつの事象を深掘りして考えられるようになったり、派生して考えられるようになったりすることが大切です。

その経験値を積む意味でも、筋トレは効果的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまで筋トレのメニューや知育的な価値をお伝えしてきました。

筋トレのいいところは、スポーツが苦手、運動神経が悪いといったイメージを抱いている子どもにとっても取り組みやすいことにあります。身体の使い方が身につき、筋力や柔軟性が強化されることで、苦手だったものが得意に変わることもあるかもしれません。

また、子どもの遊びや体育の時間を客観的に考え、どのような筋肉が鍛えられているのか、あるいはどのように鍛えればいいのかを親子で考えることも大切です。

親子で取り組むことで、家族全体の運動機会の創出にもつながります。健康診断の数値にドキッとし、一度病院で診てもらってくださいと言われてしまうママやパパも少なくありません。ぜひ、身体を動かして、脳の発達にもつなげていきましょう。