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漢字をスラスラ覚えられるようになる!家庭での勉強法

公開日:2020/02/08
最終更新日:2020/03/29

うちの子は漢字が苦手だけど、どうしたらいい?

小学校に入ると、よく宿題として出される漢字。宿題はきちんとやっているけれど、なかなか定着しない、なんとなく読めるけれど正確には書けない、新しい漢字が覚えづらいというお子さんは多いのではないでしょうか。

学校では、新しい漢字が出てきたとしても、定着させるところまではなかなか教えてもらえません。宿題として出されて「テストまでに覚えておいてください」ということがほとんどです。

ご自身の経験を振り返っても、漢字はコツというよりも「とにかく書いて覚えた」方が多いのではないでしょうか。シンプルなだけに教え方も難しいですよね。今回は、漢字をスラスラ覚えられるようになる、家庭学習の方法についてです。

漢字の勉強方法

ただ、写すだけの反復練習はNG

そもそも、なぜ漢字を覚えられないのでしょうか?

「勉強をしていないから書けない」のであればわかります。困るのは「勉強をしているはずなのに、書けない」場合ではないでしょうか。

漢字の勉強をしているはずなのに覚えられないお子さんは「正解を見て、写す」反復学習をしていることが多いです。意味や成り立ちなどを考えたり、調べたりせずに、ただ正解を見て写すことをしていると、なかなか覚えづらいものです。

たくさん書いていると、勉強をしているつもりにはなります。もちろん、何もしないよりは覚えるはずですが、ビッシリと埋まった漢字ノートを見て「勉強をした」つもりになってしまうのは、実は危険。

写すだけだと、どれを覚えたのか、どこを覚えられていないのかがわからないままなのです。わからないところがあったときに、すぐに答えを見てしまったり、大人に聞いて教えてもらったりすると、せっかく新しい知識を覚えても、すぐに忘れてしまいやすいのです。

漢字をスラスラ覚えられるようになる勉強法

そうはいっても「自宅で漢字を勉強するには、反復学習しか思いつかない」という方も多いはず。

反復学習そのものが悪いと言っているわけではありません。「正解を見ながら写す」だと覚えづらいというだけです。受け身なままでは定着しづらいので、より主体的に勉強に取り組んでもらうことで覚えやすくなります。

たとえば、わからない漢字が出てきたら自分で辞書を使って調べたり、漢字同士のつながりを想像してみたり、意味から推測したりといった工程を通じて少しずつ覚えていくのです。ここからは実際に漢字学習をする際に気をつけるポイントを三つご紹介します。

①漢字の意味を理解しよう

一つ目は「漢字の意味を理解する」ということです。

新しい漢字が出てきたとき、もともと知っている単語だと覚えやすいけれど、知らない単語だと覚えづらくありませんか?

小学校一年生の漢字でいえば「学校」など、日常会話の中で使っている単語を含む漢字は、子どもたちも覚えやすいです。ただ、高学年になってくると、徐々に「貿易」などといった日常会話ではなかなか出てこないような漢字も出てきます。これは覚えづらいのです。

意味のわからない漢字が出てきたときに「そもそも、貿易って何?」などの理解をしないと、漢字はただの記号にしか見えません。

わからない漢字や単語は辞書で調べるという習慣をつけておくこともおすすめです。辞書には、読み方だけでなく、漢字の成り立ちや意味、どのような文章で使われるかの例文が載っています。辞書を調べるのは面倒に思えるかもしれませんが、長い目で見ると漢字を定着させる上では役に立ちます。

②書くより、読めるようになるのが先

二つ目は「書くよりも、読めるようになる方が先」ということです。

ママやパパも「読めるけど、書けない漢字」ってありませんか?最近は、電子機器を使うことで漢字を書く場面も減っているので、なおさら「書ける字」は減っているかもしれません。

「読めるけど、書けない」漢字はあっても「書けるけど、読めない」漢字ってあまりないはずです。漢字は「読み、書き」で言えば、読めるようになる方が先なのです。

もし、漢字学習をしていて「読めない漢字」が出てきたらチェックしておきましょう。期間をあけて復習をしてみることも大切です。読めるようになるまで、何度か繰り返していきましょう。

意味を理解していると、読みは定着しやすくなっているはず。もし、何度も間違える漢字があったら「この単語の意味ってなんだっけ?覚えている?」などと確認してあげると、より覚えやすくなります。

③書き方の定着の鍵は部首を覚えること

最後のコツは「部首を覚える」ということ。小学生で覚える漢字は、難しそうに見えても、すでに出てきた漢字を組み合わせたものであることが多いです。

「さんずい」であれば「水に関係すること」ですし、「ごんべん」なら「言葉に関すること」であることが分かります。習った順で覚えていくのもよいのですが、一度「部首で固めて覚える」ことをするとグループでまとめて覚えられるようになります。

いくつか漢字を覚えられている子どもであれば「にんべんの漢字いくつ思いつく?」と勝負してみると、ゲーム感覚で楽しみながら覚えられます。組み合わせのパターンを何個か覚えると、知らない漢字だとしてもなんとなく意味や読み方の予想がついたりするようになってくるのです。

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ただの暗記ではなく、理解をして初めて定着する

漢字に限った話ではありませんが、意味を理解しないままで暗記をしようとしても苦痛なだけです。単純作業の繰り返しになってしまい、退屈に感じられたり、何のためにやっているのかもわからなくなってしまったりします。

なかなか覚えられないと「自分は勉強が苦手なんだ」と思ってしまうかもしれません。それは、もったいないことです。

漢字一つをとっても、意味があります。成り立ちや背景、その漢字を使った言葉はどのような文脈で使われるのかを知っていくことで理解が深まります。

家庭学習をするときの先生はママやパパです。漢字の宿題で詰まって「これ、どうやって読むの?」と聞かれたときに、ただ答えを教えてあげるのか、それとも辞書の引き方から教えるのか、意味の成り立ちを一緒に調べたり考えたりしてみるのかで、子どもの学びの幅も変わってきます。

忙しければ、毎日丁寧に教えることはむずかしいでしょうが、子どもがどのような宿題を出されているのか、どのようなことは得意なのかを知ると、お子さんとのコミュニケーションにもつながるのではないでしょうか。

常に考える習慣を身につけよう

まとめ

今回は、漢字をスラスラ覚えられるようになるコツを三つお伝えしました。漢字は学校から宿題として出されることが多いですが、ただ正解を写しているだけだと覚えにくいものです。

わからない漢字があったら、意味を調べる習慣をつけたり、読み方を意識したり、部首で覚えようとしたりすると少しずつ変わってきます。三つに共通するのは、受け身のままでやるのではなく、自分から新しいことを知ろうとするということ。

この漢字はどんな読み方をするのか、どのような言葉で使われるのか、何のグループでまとめることができるのか。自分で調べたり、新しく知ったところをまとめ直したりする作業を通じて覚えていきます。

最初から、ひとりで工夫をできる子どもはほとんどいません。「こうやって考えたら?」などのヒントを周りからもらいながら、少しずつ考え方を身につけていくのです。周囲の大人のサポートがあって初めてできるようになることです。

アデックも、お子さまの「知りたい!」をサポートする一員として、一緒に考えることを大切にしています。