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避けたい子どもの叱り方!ついつやってしまいがちなアレがダメだった!

公開日:2022/01/23
最終更新日:2022/01/22

子どもを叱るのって難しい!

子どもを叱ることって難しいですよね。さまざまな育児書や育児関連のネットの記事では、子どもが間違った行動をしたときには、「共感し子どものことを受け入れてあげること」、「なぜ間違っているのか理由を説明してあげること」、「子どもにどうしてほしいのか、アイメッセージで伝えること」、「兄弟や友だちなど他の子と比較しないこと」、「子どもに考えさせること」などなど、だいたいこんなことが書かれているかと思います。

これらを実践できるのがいいのでしょうけれども、いつもそんなに冷静に対処できるほど、強いメンタルの持ち主はなかなかいないでしょう。

親と言ったって、人間です。ときにはママ、パパがイライラしているときに、子どもが間違ったことをすれば、感情的になってしまうこともあると思いますし、子どもを否定するような言葉を使ってしまうときもあるかと思います。

ですので、今回は、子どもを叱るとき、とりあえずこれは避けるべきことをご紹介していきたいと思います。今回紹介するダメな叱り方は、きっとどの親もやりがちでしょうし、ママ、パパも子どもの頃、親にされてきたことかもしれません。

子どもの叱り方に困っていたり、子どもが言うことを聞いてくれなかったりしたら、あなたがダメな叱り方をしているからかもしれません。ダメな叱り方をしてしまえば、自分のした間違ったことを反省せずに繰り返してしまうばかりか、子どもの問題行動や攻撃性が増したりしてしまうでしょう。

避けたい子どもの叱り方!ついつやってしまいがちなアレがダメだった!

体罰は絶対ダメ!

ダメな叱り方をご紹介する前に、まず大前提として、体罰はいけません。「一発叩けば、言うことを聞く」というのは古い習慣であり、科学的にも否定されています。

体罰を受けると脳が萎縮してしまったり、子どもの暴力性が増したり、子どもの性格がゆがんでしまったりなど、あらゆるデメリットがあります。

「体罰にもメリットはあるのではないのか?」と聞かれる方もいるかもしれませんが、子どもへの体罰の研究をしている人たちに言わせると、「探そうとしても、体罰のメリットを見つけられない」、「体罰は子どもに暴力の仕方を教えているにすぎない」のだそうです。体罰だけは絶対にやめてください。

避けるべき子どもの叱り方

それでは、ここからは避けるべき子どもの叱り方について、ご紹介していきます。

罰を与えること

まず1つ目は、「罰を与えること」です。

「またダメって言ったこと、やったの?今日はゲームするの禁止だよ!」、「早くしてって言ってのに!もう連れていかないからね!」など、こういったことは親であれば、一度は言ったことがあるのではないでしょうか。

「叱り方の定番」と言ってもいいのぐらいですが、これはダメな叱り方なんですね。子どもの好きなものを取り上げたり、子どもの嫌がる選択肢を与えたり、「嫌だったら、言うことを聞きなさい」と従わせるようなことは、ついついしてしまいます。

親の言い分では、「こうでもしないと、言うことを聞いてくれないじゃないか!」と思うかもしれませんが、デメリットが大きい叱り方なんです。

この叱り方のデメリットの1つは、「子どもの攻撃性が増すこと」です。

アメリカで行われた研究で、平均6.45歳の子ども631人とその両親を対象に、子どもの攻撃性と反抗心などと両親の接し方の関係性を調べたところ、罰を与える親の子どもは、反抗心が強く、攻撃性も増すことがわかりました。

この結果からわかることは、罰を与えると子どもは反抗的、攻撃的になり、そんな子どもに親はまた罰を与えます。そして、子どもはさらに反抗的、攻撃的になってしまいます。このような、悪循環が生まれてしまう可能性が高いと言うことです。

罰を与えることのデメリットはまだあります。それは、「結局ダメと言ったことをやめられないこと」です。

アメリカの調査で、母親にボイスレコーダーを数日間つけてもらい、会話内容を調べたところ、約半数の家庭で体罰が行われており、体罰を受けた子どもの多くは、10分後には同じような行動を繰り返していました。

この研究から、体罰では子どもの行動を変えられないということがわかりました。理由は、子どもは罰を受けて、「嫌だ!」、「痛い!」と思うことがあっても、「あの行動がダメだったんだ」というところまでは、自分で気づくことができなかったからです。子どもは「体罰をどう避けるか」だけに意識は向いてしまい、自分の行動を省みる機会にはならないということです。

この調査では、体罰についてですが、体罰以外の罰でも同じようなことが起きるということが、他の研究でわかっています。

子どもに罰を与えることは、反抗的になり、攻撃性が増し、反省することができません。罰は与えないようにします。

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ご褒美で釣ること

次に2つ目は、「ご褒美で釣ること」です。

「それやらないでって言ったよね?我慢できたらテレビ見ていいよ」というようなことも、やってしまいがちではないでしょうか。

以前の記事で、ご褒美のあげ方の注意点について述べました。簡潔に言うと、「ご褒美がもらえる行為=つまらない行為」という認識に変わってしまうので、注意が必要だということです。

絵本を読むことが好きな子どもに、絵本を読んだからご褒美をあげると、絵本を読むことへの楽しみが半減してしまったり、ご褒美がないと絵本を読まなくなってしまったりしてしまいます。自ら進んで親切な行為をしていても、それにご褒美をあげてしまうと、親切な行為はしなくなってしまいます。

同じように、間違った行動を我慢することにご褒美をあげると、「ご褒美がもらえる行為=つまらない行為」になってしまうので、より我慢できなくなってしまいますし、我慢させるたびにご褒美を用意しなくていけなくなります。

ご褒美ではなく、「よく我慢できたね」と言葉で褒めたり、「助かったよ。ありがとう」と感謝を伝えたりすることは、「つまらない行為」という認識にはなりません。ですので、少しでも我慢できた瞬間を見つけて、言葉で褒めたり、感謝を伝えることをしましょう。

理由を伝えないこと

そして3つ目は、「理由を伝えないこと」です。

「いいから言うことを聞きなさい!」という言葉も、ついつい言ってしまいがちですね。これを言ってしまう気持ちもとても理解できます。

「なぜしてはいけないのか?」、「なぜしなくちゃいけないのか?」などの理由を子どもに理解してもらうには、子どもがわかる言葉で、かつ簡潔に説明する必要があります。それはママ、パパからすれば、心と時間の余裕がないと、かなり大変なことです。

これもアメリカの調査ですが、241人の子どもを調査したところ、母親が具体的に理由を説明して、叱る家庭の子どもは、そうではない家庭の子どもと比べると、問題行動が少なく、相手を思いやる気持ちが育つ傾向があることがわかりました。これは父親でも同じことが言えるでしょう。

子どもはしっかりと理由を説明してもらえれば、「ママ、パパの言うことの裏には理由があるんだ!」と納得することができ、お友だちの行動に対しても、「〇〇ちゃんはどうしてあんなことをしたのかな?」と他人の気持ちになって、考えるようになるのです。

また、理由をきちんと説明できなければ、親と子どもの間の信頼関係にも影響が出ると思います。子どもは「どうして?」、「なんで?」と聞くことが多いですが、「どうしても!」、「言うことを聞いていればいいの!」と親の言うことを押し付けるのは、子どもは親に不信感を覚える可能性があります。

避けたい子どもの叱り方!ついつやってしまいがちなアレがダメだった!

まとめ

いかがだったでしょうか。親が避けるべき子どもの叱り方についてお伝えしてきました。

子どもに悪影響が出るダメな叱り方は、「罰を与える」、「ご褒美で釣る」、「理由を説明しない」です。これらは、どの親もついついしがちなものだったかと思います。

ここでは、3つご紹介しましたが、さまざまな育児書や研究では、良い叱り方、良くない叱り方を紹介しています。良い叱り方は、どの育児書やネット記事でも同じようなことを述べられているかと思います。

冒頭で述べた、「共感し子どものことを受け入れてあげること」、「なぜ間違っているのか理由を説明してあげること」、「子どもにどうしてほしいのか、アイメッセージで伝えること」、「兄弟や友だちなど他の子と比較しないこと」、「子どもに考えさせること」などです。この他にも、いろいろなテクニックや考え方があるかと思いますが、これらを守れれば、特に問題はないのではないでしょうか。

良い叱り方をして、子どもを良い子に育てましょう。

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