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そもそも節分ってなんだろう?子どもの教養を広げて、おうちで楽しもう。

公開日:2021/01/16
最終更新日:2021/01/16

子どもに節分がどんなイベントか説明できますか?

「鬼は外、福は内」の声とともに豆まきをすることでおなじみの節分。

親子で豆まきをして、恵方巻きや年齢プラス1つ分の豆を食べるというように、1年で一度のイベントとして楽しむご家庭も多いのではないでしょうか。園や学校でも、その日の給食で豆が出たり、実際に先生が鬼役となって豆まきを楽しむこともあります。

では、皆さんは、節分がどんなイベントか説明できますか?

なぜ豆まきをするの?鬼は外ってとういう意味?恵方巻きの恵方ってなに?など、子どもに質問されたら答えることができますか?

最近では、スマホやパソコンを使えば、簡単に検索できますが、それではちょっともったいない。ぜひ、さらりと子どもに答えられるように、ここから先を読んでいただきたいです。

節分を理解しよう

節分をわかりやすく説明しよう

もともと、節分には「季節の分かれ目」という意味があり、立春・立夏・立秋・立冬の前日に年4回行われていました。かつては、立春が今でいうところの正月(元旦)であり、その前日である節分が大晦日。2月2日・3日頃に行われる現在の節分は、新年を迎える前に前年の厄を払おうという意味で節目の祭事(イベント)として親しまれていました。

節分ってなに?と子どもに聞かれたときには「もともとは1年の終わりのことで、新しい一年にいいことがありますように、悪いことは前の年に置いてきますようにとお祈りする1日なんだよ」と伝えてみてください。

どうして鬼を追い払うの?

鬼は災厄を連れてくるものと信じられていました。日本の昔話で鬼退治の話があるのは、このような背景があるからで、鬼をやっつけることで、悪いことは訪れない・良いことが起こるに違いないと考えられていました。

したがって、鬼を追い払うことで、新年が幸せな一年になるのではないかと伝えられ、一年の節目である立春の前日の節分に、鬼を追い払う豆まきが執り行われたのです。

なぜ豆まきをするの?

豆はかつては「魔目」や「魔滅」と書かれていました。つまり、魔を追い払うものとして信じられていたのです。災厄を連れてくると言われていた鬼に対しても同様で、豆をまくことで鬼が家内にやって来ないと信じられていました。

「鬼は外、福は内」のかけ声も、この豆の意味が反映されたものです。ただ、苗字に鬼という文字が入っていたり、地名が鬼に由来されている場所もあり、そこでは鬼が悪いものであるという認識ではなく、人とともに暮らしていたり、幸運を運んでくれる存在だったという伝承があることもあります。そこでは「鬼は内、福も内」といったかけ声で節分の豆まきが楽しまれています。

なぜ豆を食べるの?

豆まきを終えると豆を食べるご家庭も多いと思いますが、なぜ豆を食べるのでしょうか。

それは「福は内」の発想と同じく、体の中の鬼(病気や体調不良)を外に追い払おうという意図があるからです。福豆を体に取り込んで、新しい一年を無病息災で過ごせるように、そんな願いで豆を美味しく食べましょう。

年齢プラスひとつの豆を食べるという風習もありますが、それは新しい一年も健康な体でありますようにという願かけによるものとされています。とはいえ、おじいちゃん・おばあちゃんになれば食べる豆の数も増えてしまうので、ほどほどに、が一番です。

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恵方巻きってなに?

ここ最近、節分に合わせて恵方巻きを食べるご家庭も増えてきたのではないでしょうか。豆まきと恵方巻きをセットにして節分を楽しむのがスタンダードになりつつあります。

恵方巻きは関西発祥の文化と言われており、節分を楽しくお祝いするために、江戸時代の商人が芸遊びをしながら、恵方(新しい一年の縁起のいい方向)に向かって太巻き寿司を食べたことが始まりです。縁を断ち切らないために、噛み切ることなく一度に食べることが良いとされています。

1990年前後にとあるコンビニが太巻き寿司を「恵方巻き」と名付けて売り出したことで、この文化が広まったとも言われています。

節分の背景を知った上で楽しめると、教養にもつながる

ここまで節分にちなんだ文化的な背景を詳しく紹介してきました。節分に限った話ではありませんが、イベントは何もしなければ他の日と変わらない一日です。

節分がどんな背景で今に至っているのか、なぜ今の形になってきたのかを知ると、イベントを楽しむだけでなく、ひとつの学びのきっかけになります。知育は楽しみながら学ぶことだと何度もお伝えしていますが、これは知育的な歴史の勉強とも言えるのではないでしょうか。

イベントは、楽しい部分だけでなく、その背景や文化も含めて知ることで、学びが得られます。これをきっかけとして、研究者になるという道もあるかもしれません。

節分は、家族で一緒にお祝いできるイベントのひとつです。ここからは節分の楽しみ方をお伝えしますので、ぜひ、一緒に楽しんで、お子さんの知見を開くきっかけにしてください。

おうちで節分を楽しむ方法

では、おうちで節分を楽しむ方法をここからはお伝えしていきます。親子でぜひ楽しんでください。

①豆まき

まずは、豆まきです。

鬼を演じるのはパパがいいでしょう。子どもが大泣きしない程度の怖さを演出しながら、鬼になりきりましょう。晩ごはんの時間に、ちょっとだけ離席して鬼の仮面をかぶるだけで十分です。

鬼の仮面をかぶって「ぎゃあ」など大きい声を出すだけでOKです。過剰なコスプレまでしてしまうと、本当に子どもが怖がってしまいます。楽しい思い出にする意味でも、パパとわかるくらいがちょうどいいでしょう。

鬼が出てきたら、今度はママの出番。豆を持ってきて「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきしましょう。豆を投げ始めたら子どもも楽しくなってきます。子どもは鬼をやっつける気持ちで、ママは日頃のストレス発散の意味を込めて豆をまきましょう。

部屋の中が散らかったり、場合によっては破損したりすることもあるので、豆まきをする際には割れたら困るものなどは片付けておきましょう。終わった後の掃除も大事です。

②豆と恵方巻を食べる

次は、豆と恵方巻きを食べましょう。

先ほどお伝えした豆と恵方巻きを食べる背景を子どもに説明しながら食べましょう。豆を年齢プラスひとつ分食べるとしたら、それは数を数える勉強にもなります。恵方巻きは方角という意味を伝える機会にもなります。ただ食べて楽しむだけでなく、学ぶきっかけを散りばめていきましょう。

食べるときには決して無理させないことも大事です。豆は誤飲の可能性も指摘されていますし、恵方巻きは子どもが頬張るには大きいサイズでもあります。文化的な背景を守ることも大事ですが、子どもの健康や安全を守ることが最優先です。その点は注意しましょう。

③節分にちなんだ絵本を読む

次は、節分にちなんだ絵本を読むことです。

節分がテーマの絵本も多く、2歳や3歳の頃から楽しめる絵本もあります。

『まめのかぞえうた』や『まめまきできるかな』などは節分と豆まきについてわかりやすく紹介された絵本で、豆まきを終えた夜に読み聞かせしてあげたい本です。

『おにはそと』や『ちいちゃんとまめまき』は鬼も登場してきて、節分の意味も納得できる絵本です。これも豆まきが終わった後に親子で楽しみたい本です。

イベントを楽しんだ後に、その背景がわかる絵本を読み聞かせることで、子どもの記憶に強く残るようになります。これは楽しい記憶だけでなく、学びの記憶としても、です。ぜひ、読み聞かせの時間をつくってみてください。

節分はみんなで楽しみましょう

まとめ

いかがだったでしょうか。前半は節分の文化的な背景について、後半は家族で節分を楽しむ3つのポイントをご紹介しました。

今年の節分は、ぜひご家庭でお子さんと一緒に豆まきパーティーをしてみてはいかがでしょうか。経験を共有するときに、ちょっとしたエピソードを教えてあげると、お子さんにとっての「節分」の意味合いも変わってくるかもしれません。

年に1回のイベントが家族恒例の行事になることも、家族の絆を深める意味でも大切かもしれません。