アデック知能教室

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コラム

プラス思考の子どもへ育てるために実践したい、3つの声かけ。

ママやパパはプラス思考ですか?

失敗したり、ミスしたり、トラブルが起こったり。そんな時、肯定的に受け止められる人のことを「プラス思考の持ち主」と表現することが多いです。

「しょうがないよね、なんとかしよう」「ここを乗り切ったらカッコよくない?」といった言葉が出てくると、失敗を失敗、ミスをミスと捉えている現実主義者としてはびっくりしてしまいます。

楽観的、あっけらかんとして失敗が失敗のまま残ってしまえば、それは良くないですが、前向きに物事を受け止めて取り組めるとすれば、精神衛生上、そちらのほうが絶対にいいはずです。

子どもがプラス思考のほうがいいかと聞かれたら、間違いなく、そのほうがいいと答えるでしょう。しかし、子どもはママやパパのいいところも悪いところもだんだんと似てきます。子どもがプラス思考に育つかどうかは、ママやパパの思考の癖も、遠からず影響があるのです。

皆さんは、プラス思考ですか?マイナス思考ですか?

プラス思考へと切り替えるコミュニケーションのヒント

思考の切り替えは、子ども一人の力でどうこうできるものではありません。ある物事に対して、プラスに考えられる、前向きに考えられる、肯定的に解釈できるという経験を積み重ねることが大事です。

簡単なやり方でいえば、子どもが失敗した時に「前向きに考えてみようよ」と一言添えて、コミュニケーションを発展させるだけでいいのです。

お皿を割った、お茶をこぼしたといった生活面での失敗で「前向きに考えてみようよ、次失敗しないためには?」と尋ねてみれば、例えば、ふと目をそらしたからお皿を手放しちゃった、目測を誤ったからコップにお茶が入らなかったといった原因を引き出せるかもしれません。

「算数のテスト、50点だった」「逆上がりできなくて居残りで練習してた」といった学校での失敗にも「前向きに考えてみよう。一回、気持ちを整理してみて」と応えてみれば、あんまり復習しなかったから成績悪かったのかな、いまいちリズムが合わなくて足が上がらないなど、感情を落ち着かせ、事実関係を整理できるかもしれません。

これは具体的に突っ込んだ一例ですが、コミュニケーションひとつでプラス思考へと切り替えるスイッチを入れることができます。あとは、こういった経験と声かけを繰り返し行っていくことで、プラス思考が染み込んでいくのです。

ピンチはチャンス!

プラス思考へ切り替える魔法の言葉のひとつに「ピンチはチャンス!」があります。ピンチをピンチと捉えたままだと、それはただの現実主義者になってしまいますが、ピンチをピンチと考えずに、自分が成長できるチャンスだと捉えることで、プラスな気持ちでピンチに立ち向かうことができます。

これは、目の前にある失敗やトラブルをどう捉えるかというトレーニングでもあります。ピンチはチャンス、ピンチはチャンスと唱え続けることで、どのような場面においても、前向きな姿勢で臨むことができるようになります。物怖じせずに済むとも言えるかもしれません。

子どもが何か困っている時や、失敗してくよくよしている時には「ピンチはチャンスだよ」と伝えてあげましょう。ママやパパからのキャッチーな言葉は子どもの記憶に刻まれます。言葉を刷り込んで刷り込んでいくことで、プラス思考へと導いていきます。

 

ルーチンとアファメーション

アスリートの中では、試合前に食べるものが決まっていたり、会場に足を踏み入れるときにどちらの足から踏み出すか決まっていたりと、ルーチン(日課)と言われるものがあります。これは、試合前の緊張を抑え、平常心を保つために行うものです。

このルーチンもプラス思考へと導く鍵です。どちらかといえば、マイナス思考に陥らないための癖づけといったほうがいいかもしれません。先ほどの「ピンチはチャンス!」と唱えることも、ピンチになった時に唱えるとすれば立派なルーチン。唱えるだけで平常心に戻るかもしれません。

ただ、ルーチンを作ることは簡単ではないので、似た手法のひとつであるアファメーションをおすすめします。例えば、朝起きて、鏡をみて「私はカワイイ」「私はカワイイ」「私はカワイイ」と3回言い続ければ、だんだんと自分に自信が持てるようになります。自分を洗脳するというと表現が悪いですが、自分に暗示をかけることによって、プラスな状態へと引き出すやり方です。

例えば、テスト前に「これだけ勉強したんだ、絶対できる」と3回唱えてみるのも立派なルーチンであり、アファメーションです。自分を高める心がけもプラス思考を導く鍵のひとつです。ぜひ、親子で作ってみてください。

「いいね!」

facebookやinstagramなどのSNSで使われるのが「いいね」のボタン。この「いいね」もプラス思考を導くひとつです。

子どもが失敗しても、チャレンジしたことに対して「いいね」と伝える。子どもがテストの成績が悪くても、少しは机に向かって勉強していたことに対して「いいね」と伝える。結果は問わず、その過程に対して「いいね」と評価するだけで、プラス思考へと切り替わります。

子どもがマイナスな気持ちに陥るのは、結果に対してです。これだけ頑張ったのに…という過程に対して結果が伴わなかった時に、自信喪失や自己否定が始まります。このタイミングで、結果の責任を問い詰めたり、原因を深掘ったりすることで、マイナス思考へのスパイラルが始まります。

子どものうちは、結果ではなく、過程を評価する。頑張った過程に「いいね」を押すだけで、子どもは前向きな意欲へと変わっていきます。マイナスに落ち込んでしまいそうなタイミングで踏みとどまらせ、顔を上げて物事を考えられるように促す経験の数が、プラス思考への道です。

プラス思考か否かは親子の関わり方によりけり

ママがプラス思考だと、子どもはプラス思考に育つのかと言われれば、それは分かりません。パパがマイナス思考だと、子どももマイナス思考になるのかと言われても、それも断定できません。「似やすい」ことはあるかもしれませんが「そうなる」とは言えないのです。

つまり、思考の癖は遺伝などではありません。ママやパパが自分の性格や特徴の中で嫌いなものがあったとしても、それは子どもに伝わるわけではありません。その振る舞いや仕草が家庭内で当たり前になった時、子どもも真似して、いつの間にか子どもも似てしまうのです。

ここまで挙げた、子どもをプラス思考へと導くための声かけや関わりなどは、家庭の中で当たり前になっていくことによって初めて子どもが覚えます。親子の関わり方ひとつで、子どもがプラス思考にもマイナス思考にもなってしまうのです。

また、子育ての中でよく出てくる言葉でもある自己肯定感もプラス思考の子どもに共通することでもあります。物事を肯定的に解釈したり、物怖じせずに挑戦したり、どんな友だちにも笑顔で振る舞えたりといった、プラス思考が伴った行動は、自己肯定感が高くなければ発揮することができません。

自己肯定感は「自分には価値があると信じている状態・感情の動き」をいいます。これは、ママやパパとの関わりの中で育まれていくものです。自慢の子どもに育てたい、そう思う気持ちがあるのであれば、子どもへの愛情をたっぷりと注いで、密なコミュニケーションの時間を作ってください。