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子どもと一緒に料理を作ろう!料理から学ぶ感謝の気持ち。

公開日:2021/02/21
最終更新日:2021/02/19

子どもと一緒に料理を作ろう

子どもと一緒に料理をしてみませんか。「これ、ぼくが作ったんだよ」、「〇〇ちゃんが作ってくれたの、おいしいね」と言いながら食べれば、家族の楽しい思い出にもなります。

料理のお手伝いをするのは楽しいだけではありません。これは料理に限ったことではありませんが、お手伝いをして、家族の一員としての役割を与えられること、「ありがとう」と言われることは、子どものメンタルの安定につながります。

メンタルが安定している人は、家族以外の人とも人間関係をうまく作れたり、コツコツと何かに努力を続けられたりできるようになると言います。このことは将来の子どもの幸せにもつながるのではないでしょうか。

料理のお手伝いは、他の家事のお手伝いの中でも、楽しみながらできます。ぜひ、子どもと料理をしてみましょう。

子どもと料理をしよう

子どもが小さくても料理はできる

料理のお手伝いは子どもを成長させてくれるもの。ぜひ子どもにさせたいものです。

料理は指先を使うことが多いです。指先は第二の脳と言われるほど、脳と直結しています。成長期に指先をよく使い、トレーニングすることで、思考力や記憶力が良くなると言われています。

料理というと、火を使ったり、刃物を使ったりと、小さな子どもには危険なことばかりで、お手伝いをさせるのは心配な方もいるでしょう。

しかし、小さな子どもも安心してできる料理もあります。たとえばちぎったり、キッチンバサミを使ったりすれば、包丁を使わずにすみますし、コンロではなくレンジを使えば、火を使わずにすみます。これなら小さな子どもにも安心してできますね。

子どもと一緒に作りたい料理

ここからは、子どもと一緒に作りたい料理をご紹介していきます。比較的、包丁や火を使わないものばかりですので、お手伝いも安心して任せられますよ。

①ラップおにぎり

1つ目はラップおにぎりです。

ラップにご飯と具をのせてあげてれば、あとはラップで包んで、コロコロと丸くしていくだけ。小さな子どもでもできますね。

具材のバリエーションも豊富で、いろいろなアレンジができます。簡単に作りたいときは、ふりかけをご飯に混ぜて、丸くするだけでもOKです。

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②サンドイッチ

2つ目は、サンドイッチです。

具を挟んだり、ジャムを塗ったりするだけのサンドイッチも十分に立派な料理です。何を挟むかは自分で選ばせると、いつもよりずっと美味しく感じるはず。たくさん食べれたり、苦手なものにも挑戦できたりするかもしれません。

ひと手間かけて、クッキー用の型抜きで型抜きしてみたり、ロールケーキのようにくるくると巻いてみるのも楽しそうですね。

③ポテトサラダ

3つ目は、ポテトサラダです。

この料理も比較的火も包丁も使わずに作ることができます。レンジで温めたばかりのじゃがいもの皮を剥くときだけ、火傷しないように注意しましょう。

どんな具材を入れるかも、たくさんバリエーションがあります。自分で作った料理なら、苦手な野菜でも食べれそうですね。

お菓子づくりもおすすめ

お子さんとお菓子を作ってみるのもおすすめです。包丁や火を使うことが比較的少なく、小さな子どもでもお手伝いしやすいでしょう。

なにより大好きなお菓子が作れるのは、嬉しいことですし、普段食べているお菓子が、どんな風にできているのかも知ることもできます。「えっ、あのお菓子もお家で作れるの?」と大人も作るのに夢中になるお菓子もあります。

また、添加物が多く含まれる市販のお菓子はなるべく食べさせたくないという方も作ってみると良いかもしれませんね。

料理から学べる感謝の気持ち

お子さんは「いただきます」、「ごちそうさま」は言えていますか。また、その意味を知りながら言えているでしょうか。

子どもが料理に参加をすることで、子どもに料理への感謝の気持ちを育ませることができるかもしれません。

①料理を作ってくれる人がいるから、ご飯が食べられる

料理の手伝いは楽しいものですが、その一方、苦労を感じることも多いはずです。たまにの料理であれば面白いと感じるかもしれません。しかし、毎日となるとどんなに大変でしょう。

料理の苦労を味わうことで、毎日ご飯を作ってくれているママ、パパがどんなに大変か知ることになるでしょう。そして、「ありがとう」、「いただきます」の気持ちが湧くでしょう。積極的に料理のお手伝いもしてくれるようになるかもしれません。

また、レストランなどお店で働いてくれる人に対しても感謝する気持ちが湧くでしょう。

②食材を作ってくれる人がいるから、ご飯が食べられる

料理に参加すると、その食材に触れることになります。そして、それらはどこからやって来たのか思うことがあるでしょう。「これはどこから来たの?」と聞くことがあるかもしれません。

野菜であれば、「農家さんが一生懸命育てているんだよ」、お魚であれば、「漁師さんが頑張って獲ったんだよ」と教えてあげましょう。そして、これら食材を作ったり、獲ったりするにも苦労していること、そして、それらを運んで来てくれる人がいて、自分たちは食べられることを教えましょう。

「いただきます」、「ごちそうさまでした」という言葉の意味がさらに増えると思います。

③感謝の気持ちを持つと、ご飯は残さず食べられる

上記のように、食材を作ってくれる人、料理を作ってくれる人がいて、自分たちは食べられること、そして感謝の気持ちを、料理をすることでより知りやすくなります。

いつも食卓に並ぶ料理が、いろんな人たちが苦労して、頑張ってできた料理だと知った前と後とでは、果たして同じように見えるでしょうか。きっと子どもも「感謝して食べよう」、「嫌いだけど、頑張って作ってくれたから、食べてみよう」という気持ちが湧くのではないでしょうか。

感謝の気持ちは強要しない

感謝の気持ちというのは、押し付けるものではなく、自然と湧いてくるものです。感謝の気持ちがわかないのは、料理を作ることや食材を作ることの大変さがまだうまくイメージできないからかもしれません。

そんなときは、やはり実体験をもって、その苦労を知るのが一番かもしれません。例えば、料理を一緒に作ることや家庭菜園などで食材を作ることで大変さをわかってもらうことがいいでしょう。いわゆる、食育というものですね。

社会問題の「フードロス」も親子で考えてみよう

「フードロス」という言葉を知っていますか。フードロスとは、本当であれば、食べられるのにもかかわらず、捨てられている食品のことです。

そんなフードロスが日本では年間500万〜800万トンもあります。これは毎日1人あたり、おにぎりを1〜2個捨てているのと同じです。なぜフードロスが出るのかというと、食べ残しや賞味期限切れ、野菜の剥きすぎなどによってです。

日本ではこんなにも食品が捨てられているにもかかわらず、世界には食べ物が足りなくて困っている人もいます。「もったいない」という気持ちをもって、全部おいしく食べるように努めましょう。

料理は最高の知育教材

知育は読み書きや計算の知識の詰め込みとは言いきれません。知育というのは、楽しみながら、考える力を育てることです。

料理をすると、子どもながらに、考えることが増えると思います。例えば、「どうすればママみたいに早くできるかな」、「このお野菜はどこから来たんだろう」。料理のお手伝いであっても、子どもが楽しみながら、学ぶことがあるのであれば、それはもう知育と言えるのではないでしょうか。

料理をして「楽しかったね」、「おいしかったね」と終わるのもいいですが、料理を学びにするために、「どう思う?」、「どう感じた?」などの声かけも必要です。

料理の前は手洗いをしよう

まとめ

いかがだったでしょう。子どもと一緒に作りたい料理、料理から学べる感謝の気持ちについて述べてきました。

親子の料理の時間も十分な学びの機会です。料理や食材を作ってくれる人への感謝することも学びへと繋がっています。

また、例えば、「サラダのレタスをちぎるのは私の役」というように役割をもらうことで、子どものメンタルは安定に繋がります。ぜひ、お子さんと料理してみましょう。