アデック知能教室

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コラム

5歳児の初めてのお手伝い。お小遣いはあげるべき?注意点も解説

5歳児ってお手伝いできるの?

5歳になると、身体のつくりがしっかりとしてきます。手足も長く伸びて、細やかな動きもできるようになります。また、言葉のキャッチボールがスムーズにできるようになり記憶力もアップします。お手伝いをお願いするのにはピッタリの年齢です。

5歳児の気質

幼稚園や保育園に通うようになり、人格もかなり形成されてきます。おともだちや幼稚園の先生など、まわりの身近な人々にもいろいろな影響を受けるようになりますが、やはり一番大きな影響を与えるのは家族です。例えば家の中で交わされるコミュニケーションは性格形成に大きく影響します。子どもは親の背中を見て育ち、マネします。同じ家で毎日生活していれば親子で性格が似てくることもあるでしょうし、家族の振る舞いひとつで言動や行動が変わってきます。

お手伝いが発育に効果的な理由

お手伝いを頼まれた子どもは、家族から「自分は信頼されている」と感じ取ることができます。信頼されているという自信が、自己肯定感につながり、心の土台となり、気持ちの安定につながってきます。また、お手伝いをした後の「ありがとう」「助かったよ」という声かけによって、「必要とされているんだ」「頼りにされているんだ」という前向きな気持ちをもつことができます。お手伝いを通じた経験が、生活を送るうえでの知識や行動につながるところも発育には効果的。掃除、洗濯、配膳など、一通りの家事を経験することは、子どものこれからの生活に寄与します。

5歳児に任せられるお手伝い3選

①ごはんの配膳

お茶碗やおはし、お皿をキッチンからテーブルに運んでもらうお手伝いです。重いもの(料理が乗った大皿)などはママに運んでもらい、軽くてこぼしにくいものを中心にお手伝いしてもらえるようにお願いするといいでしょう。お皿や茶碗が熱いものは、やけどに注意してください。5歳になると、おはしや茶碗を揃えて配膳することができます。配膳と同様にお片付けもお手伝いすることができます。このときも、重いものや残してしまった料理には気をつけるようにして、軽いものを中心に下げてもらうと良いでしょう。食器を割らないように声かけをしたり、見届けたりすることも大切です。

②ゴミの分別

ゴミをゴミ箱に入れることはお願いできると思いますが、もうひとつ難易度を上げて、ただゴミを捨てるだけではなく、ゴミの分別のお手伝いも可能です。燃えるゴミ、燃えないゴミの違いは難しいかもしれませんが、缶やペットボトルの分別であればそこまで難しくありません。ゴミ箱やゴミ袋に分別するお願いをしてみましょう。最初はなかなかできなかったとしても、「缶はこのゴミ箱」「ペットボトルはふたとラベルを外す」など、ひとつひとつ教えたらできるようになります。待つことも大切です。結果として、リサイクルに関する知識も身につき、外でゴミを捨てるときもリサイクルの意識を持って、捨てることができるようになるかもしれません。

③簡単な掃除・洗濯

簡単な掃除や、洗濯物をたたむなど、できることがグンと増えてきます。食事の前にテーブルを拭く、鏡や窓など手が届く場所を拭く、玄関をほうきではく、ママと一緒に簡単なかたちのもの(タオルなど)をたたむ、洗濯物をタンスにしまう、せんたくばさみで洗濯物を干す、などなど…はじめはできないことも多いですが、何でもチャレンジさせることで、少しずつできることが増えるようになるのを見守ってあげたいですね。

お手伝いにお小遣いはあげる?あげない?

お手伝いをしてもらったら、お小遣いをあげるのか、あげないのかという問題があります。5歳児になれば、ほしいものも増えます。テレビのCMや新聞の折込チラシなどでおもちゃを見ると「これが欲しい」とハッキリ言えるようにもなります。最近であれば、ママのスマホを覗き見て…ということもありそうです。そして、欲しいモノを買うにはお金がかかるということも理解できるようになってきます。そのお金は大人が仕事して稼いでくるものだということを知っている子もいるかもしれません。
誕生日やクリスマスなど、特別なときだけでなく、好きなときにおもちゃやお菓子が買えるようになったらいいなと考え出す子も多いでしょう。お手伝いをしてお小遣いをもらえたら、やる気になって頑張ってくれるのでしょうか。「お小遣いがもらえなければお手伝いをやらない」という子どもになってしまうのかもという不安はやってみないとわかりません。子どもの性格や家庭環境を考え、お手伝いをすればお小遣いをあげるというやりとりが合っているのかいないのか、判断していく必要があります。

お小遣いをあげる注意点3つ

①前借りはなしにする

お小遣いを導入するときには「前借り制度」や「追加制度」はなしにしたほうがよいです。お金にだらしなくなってしまいます。

②使い方を明確にする

もらったお小遣いを何に使いたいかを明確にすることで、お手伝いにやる気もでますし、ダラダラと無駄使いすることもなくなります。がんばって貯めてほしいおもちゃを買う。普段買ってもらえない好きなお菓子を買う。といった目的をしっかりもった状態で、お小遣いを渡す習慣をつけるとよいでしょう。

③口出ししない

お手伝いの対価として子どもがもらったお小遣いは、本来は自由に使っていいはずです。そして、子どもが欲しがるものはたいてい「大人にとってはくだらないもの」です。「そんなもの買わないでこっちにしなさい」「そんな無駄使いするならお小遣いもうあげないからね」などと言って、子どもの気持ちを削ぐのはやめましょう。どうしても気になるようならお小遣い帳をつけて、ときどき子どもと見直す時間をとってみるのもいいかもしれません。

お手伝いが知育に役立つこと

①達成感

お手伝いをやり遂げることで、子どもは達成感を味わうことができます。その経験をもとに、責任感をもってお手伝いをすることができるようになります。
責任を負うという気持ちを知ることで、お願いされたことをちゃんとやるという責任感を自分のこととして理解できるようになります。

②親子のコミュニケーションが深まる

お手伝いをしてもらうことで、親子のコミュニケーションが増えます。「このお皿持っていって」「ありがとう」などといった言葉をかけることで、子どももやる気になります。予想以上にがんばってくれることも。
また親も、子どもががんばってお手伝いをしてくれている姿から成長を感じ取ることができます。

③知識を取り入れ、工夫することができるようになる

どのようにすればお茶碗が持ちやすいか?汁がこぼれないか?など、工夫することを覚えます。頭を使う、失敗を生かすといった大人にとっても大切なことが学べます。またお手伝いには発見がいっぱいで、「たまごの割り方」「コップへの注ぎ方」など、これまで知らなかったたくさんのことを知識として身につけることができます。その知識はこれから先の日常に活かすことができますし、自分の経験で得たものはなかなか忘れません。

アデックで大事にしていること

アデックでは「問題を解決する」ための思考力・判断力・表現力の育成を重視しています。お手伝いは「思考力」や「判断力」の育成にぴったりです。自分で考え、判断し、行動に移す練習になります。お手伝いを通じて育まれていく力は大きいので、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで5歳児のお手伝いについてお伝えしてきました。お手伝いはたくさんのことを学ぶことができます。また、親子間のコミュニケーションにもなり、家族の絆も深まります。ただ、お小遣い制度を取り入れる際は慎重に。経過を観察しながら調整してみてください。お手伝いが親にとっても子どもにとっても嬉しく、楽しいものになるといいですね。