幼稚園や保育園に通う子どもたちにおすすめのディズニーのアニメーション映画は?
最終更新日:2020/12/29
親子で見るのにおすすめのディズニー映画
ディズニー映画が好きなママやパパは少なくないのではないでしょうか。
シンデレラや美女と野獣、ライオンキングなど、タイトルを挙げるだけでもキリがなく、ママやパパだけでなく、おばあちゃんやおじいちゃんまで、一度は見たことがある映画がたくさん並ぶのがディズニー映画です。
どの映画が好きか?どのストーリーに思い出があるか?など、ちょっと質問しただけでも会話が続きますし、ディズニーランドやディズニーシーのように、キャラクターと会うことができるアミューズメントパークがあるのもいいところです。
映画だけでなく、現実世界でも夢の国とつながることができ、ディズニーの世界観を味わうことができるのが、ディズニー映画の真骨頂と言えるかもしれません。
親子で見るのにおすすめのディズニー映画
では、幼稚園や保育園に通う年齢の子どもたちにとって、親子で見るのにおすすめのディズニー映画にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は5作品紹介します。
①トイ・ストーリー
1作品目は『トイ・ストーリー』です。
トイ・ストーリーは、シリーズが出るたびに毎回大ヒットする人気作品で、そのストーリーはシリーズを重ねるごとに、深いものになっており、大人にも刺さります。
カウボーイの人形である主人公ウッディは、アンディの1番のお気に入りのおもちゃでした。しかし、アンディの誕生日、新しいおもちゃ、バズ・ライトイヤーが現れます。バズにその座を奪われるようで、ウッディは疎ましく感じるのでした。そんなある日、ウッディはちょっとしたイタズラ心でバズをびっくりさせようとさせましたが、誤ってバズを窓から落としてしまうのでした。
おもちゃが動いてしゃべるなんて、子どもたちにとってはまさに夢に見た世界。想像力が高まり、おもちゃを優しく扱ってくれるようにもなってくれるかもしれません。
②不思議の国のアリス
2作品目は『不思議の国のアリス』です。
イギリスに住む好奇心いっぱいの少女、アリスはある日、洋服を着た奇妙な白うさぎが駆けていくのを見つけます。興味を抑えられないアリスは白うさぎの後を追いかけ、そして深い穴の中に。気がつくと、そこは驚くような不思議な世界でした。
不思議の国のアリスは、ディズニーアニメーションならではの美しい映像と、そのタイトルとおり、なんとも奇妙で、そしてファンタジックで世界観で観る人を魅了する物語です。この映画の魅力は、何と言ってもおかしなキャラクター。チェシャ猫やマッドハッター、ハートの女王などなど。他にもたくさんの不思議なキャラクターと出会えます。お気に入りのキャラクターと出会えるかもしれませんね。
③アラジン
3作品目は 『アラジン』です。
貧しくとも夢に満ちた青年アラジンは、ある日、街で美しいジャスミンと出会います。ところがジャスミンは王国のお姫様。アラジンはジャスミンに近寄ったことで、牢に閉じ込められてしまいます。アラジンの前に、不気味な老人が現れ、魔法の洞窟に入り、中からランプを取ってくることを脱獄の条件として牢から出るのでした。
ランプの魔人や魔法の絨毯が登場し、まさに夢と冒険の世界、ディズニーアニメーションらしい作品ですが、中でも「アラジン」では、今でも多くの人に愛される名曲、「ホールニューワールド」や「フレンドライクミー」などが生まれました。
④白雪姫
4作品目は『白雪姫』です。
むかしむかし、あるお城に白雪姫というとてもとても美しく、きれいな心を持つ王女が住んでいました。白雪姫の継母である女王はその美しさを妬み、女王は家来に命令して白雪姫を殺そうと考えます。そして、森の奥へ逃げ込んだ白雪姫は7人の小人たちと出会います。
「白雪姫」はディズニーアニメーションが作り出した世界初の長編アニメーションです。およそ80年前に作られたとは思えなく、当時の最高技術によって生み出された作品です。まだ見たことのないのであれば、きっとその作画の美しさに息を呑むでしょう。
⑤ピノキオ
5作品目は『ピノキオ』です。
ピノキオはゼペットじいさんが作った操り人形です。ゼベットじいさんが願い星に「ピノキオが本当の子どもになりますように」お願いをすると、妖精がやってきてピノキオに命を与えました。妖精は「勇気をもって正直で優しい子になれば、人間の子どもになれる」と告げます。よい子になるために学校へ行くのでしたが、その途中で悪者のキツネとネコに騙され、芝居小屋に売られてしまうのでした。
「ピノキオ」は「白雪姫」の次に出された、長編アニメーションです。ピノキオは嘘をくと鼻が長くなってしまうシーンが印象的ですね。
また「ピノキオ」といえばメインテーマの「星に願いを」が有名です。誰でも聞いてことのある、うっとりとした曲調で、子どもも大人も映画の中へ惹きつけられます。
家族みんなで見ることが一番のおすすめ
ここまで、幼稚園や保育園に通う年齢の子どもたちにおすすめのディズニー映画を紹介してきました。
スマホやタブレットが家庭に普及し、映画やアニメーション番組などをサブスクリプションサービスで簡単にいつでも見ることができるようになったからこそ、子どものちょっとした時間つぶしやママやパパの家事の合間に、アニメーション映画を見させることが増えてきました。
しかし、子ども一人で見ていても、キャラクターが面白い、音楽や画像加工がわくわくするといった表現技法で楽しむことができても、そのストーリー性は理解できません。理解できぬまま、見飽きてしまった、違う作品が見たいというのは非常にもったいないことです。
ディズニー映画に限らず、アニメーション映画のほとんどは、まだその年齢の気質上、ママやパパの解説や声かけが必要だったり、感想を言いながら一緒に見たりと、映画を楽しむには一工夫必要です。
子どもにとって、ママやパパと共通の時間を過ごすこと、共通の話題を楽しむことは先々まで記憶に残るものです。子どもの頃、一緒に映画を見たよねとか、あのとき一緒に見た〇〇が今でも一番好きな映画なんだなんて言われたときには、ママやパパも嬉しくてたまらないはずです。
家族一緒に見ることが、一番のおすすめです。
原作からの学びと比較してみて
ディズニー映画は、ディズニーのオリジナル作品もあれば、世界の童話や寓話から作られたものもあります。今日まで語り継がれているストーリーに共通するのは、読んだ後や見た後に感動と教訓が残るからです。
ここ最近では『アナと雪の女王』が子どもにも大人にも広く楽しまれた作品となりましたが、アンデルセン童話の「雪の女王」が原作です。
原作と『アナと雪の女王』はやや違ったストーリー展開になっているので、ぜひ見比べていただきたいのですが、原作の方がより強く、価値観の違い、多様性の受容といったテーマが展開されています。
同じ物事であっても、立場や役割、考え方の違いによって、いろいろなものの見え方があるという学びを得ることができるので、ディズニー映画を楽しんだ上で、原作を親子で読んでみるというのも、知育的な価値がある学びにつながるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。ここまで幼稚園や保育園に通う年齢の子どもたちにおすすめのディズニー映画をご紹介してきました。
家族全員が一度は見たことがあるストーリーを子どもたちも受け継ぐかのように見ていくのがディズニー映画の特徴です。ぜひ、家族共通の記憶、思い出となるように、ディズニー映画を楽しんでみてください。