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小学校入学前の準備は大丈夫?あらかじめ勉強しておきたいこと。

公開日:2020/01/29
最終更新日:2020/03/29

小学校入学前によくあるママやパパの悩み

年長さんの子どもをもつママやパパの今頃の悩みは、目前に控えた小学校入学についてがほとんど。ようやくここまで育ってくれたと喜ぶ反面、「うちの子、小学校でやっていけるのかな」「学校に行きたくないって言われたらどうしよう」と不安でしょうがないという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

むしろ、そんな子どもの心配をしているママ、パパは大多数で、小学校入学に不安を感じていないほうが少数派です。

もうすぐ小学生

授業についていけるのか

よくあるお悩みのひとつが授業についていけるのかです。

学校の授業についていけなくて、勉強が嫌いになったという経験はありませんか。一度ついていけなくなってましまうと、さらに勉強したくなくなり、ますます勉強についていけなくなってしまうというスパイラルにはまってしまう可能性があります。

なるべくならば、小学校入学というタイミングでは、勉強に関しては良いスタートを切りたいものです。学校生活の大半を占めるものですから、勉強が楽しくなければ、学校が楽しくなくなってしまうのも当然です。

学校生活をきちんと送れるのか

集団登校がある学校も増えてきましたが、そうではない学校だとお子さんひとりで学校まで通わないといけません。お住まいの地域によっては大きな道路を横断しなくてはならなかったり、距離があったりと交通事故の危険性も増します。集団登校の場合は上級生との関係性やルールも気になるところです。

また、身の回りのことは自分でしなければなりません。体育の授業では自分で着替えないといけないですし、脱いだ服も畳むのもお子さん自身です。

そして、心配なのは人間関係でしょう。小学校に限ったことではありませんが、「友だちはできるか」「友だちと仲良くできるか」という不安は新しい環境になるたびに感じるものです。これらは、より良い学校生活を送るために重要なポイントです。

入学前にあらかじめ勉強しておきたいこと。

ママやパパも不安ですが、子どもはもっと不安なはず。新生活に向けて少しでも余裕をもつために何か手を打っておきたいところです。

同級生や担任の先生を選ぶことができないので、入学前の人間関係への対策は難しいですが、勉強に関して言えば、少し先回りして、予習を重ねておくことで対策ができますね。

では、どんなことを勉強しておけば、お子さんが安心して、小学校入学を迎えられるでしょうでしょう。

勉強①時計の読み方

アナログ時計の読み方は学校の授業で習いますが、事前に勉強しておきましょう。時計の読み方を覚えることで得られるメリットは、時間がわかること以外にもたくさんあるのです。

まず、時計の読み方を覚えることで、数字が読めるようになり、数字の感覚を理解することができるようになります。

また、時間という概念への理解が進み、時間に合わせて行動するクセがつきます。例えば、幼稚園や保育園に行く時間がわかるので、それまでに準備をしようという習慣がついたり、「短い針が9のところまで来たら寝る」といった生活リズムを整えられたりするので、子育てがグッと楽になるのではないでしょうか。

普段から「今何時?」と聞いてみて、短い針を読ませることから始めましょう。次に「長い針が6のところに来たら、〇時半だよ」と教えていきましょう。その次に15分刻みの読み方、5分刻みの読み方を覚えていくと、子どもも理解しやすくなります。

勉強②ひらがなの読み書き

自分の名前を書いたり、プリントに書き込んだりと、入学してすぐにひらがなの読み書きを使う場面は多いです。

今のうちに勉強させなきゃということで、急にひらがな帳のようなテキストでひらがなを書くというところから覚えるのはやめましょう。子どもにとってあまり楽しくありません。

入学前にひらがなの読み書きの時間が嫌いになってしまうのは意味がありません。ひらがなを文字としてではなく、また、何と発音するための記号としてでもなく、ただの絵として捉えてしまう子がいるといいます。あくまで覚える順番は「読み方」→「書き方」です。

まずは、しりとりなどのことば遊びから始めましょう。例えば「りんご」という単語なら「り」「ん」「ご」という3つの音でできているということを覚えることで、ひらがなを覚えるための基礎ができます。

そして、五十音表を部屋やお風呂に張って、ママやパパが字を指しながら「あ・い・う・え・お・・・」と親子で一緒に声に出して読んでみましょう。このときに、しりとりで築いた基礎が役に立ち「この音はこの文字と対応しているんだ」と気づくことができます。

ひらがなが読めるようになったら、ひらがなを覚えるためのドリルを購入し、「なぞり書き」の練習から始めていきましょう。

勉強③10までの数字を覚える

算数の授業で余裕を持つために、10までの数の感覚は覚えておくといいでしょう。

お風呂に入ってるときなどに「いーち、にー、さーん…」と数えられているかといって、数字の感覚がわかっているかは別の話で、お風呂から上がる前の呪文のようなものと思っていることもあります。お風呂で数えるときでも、指を使って、数字の感覚を身につけていきましょう。

おはじきなどを使って、「6個に4個を足したら、10個になるね」「10個から5個引いたら、5個になるね」と10までの簡単な足し算、引き算もできるようになっていれば、算数の授業をスムーズに受けられるようになるでしょう。

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勉強④45分間座っていられる

先輩ママの中には、子どもにひらがなや簡単な計算を覚えさせたけれど、なによりもまずは、先生の話をしっかりと聞くこと、授業中に座っていられるようなクセづけを身につけさせるべきだったと後悔したという方もいます。

小学校の授業は1コマ45分間ですが、机に向かっていられる、座って他人の話を聞くなどの習慣がなければ、入学した直後から、授業中ずっと座っていられるのは難しいでしょう。座っていられなければ、その分先生の説明を聞けず、授業についていけなくなってしまいます。

これには絵本の読み聞かせが効果的です。一定の時間、自分以外の誰かの話を集中して聞く習慣を身につけられるようにしましょう。また、お絵かきや市販のドリルをやらせて、机に向かわせる習慣もつけましょう。

最初は短い時間から始めることが大切で、お子さんがその時間集中できて、話を聞けたり、机に向かって取り組めたなら、「よくできたね!」「集中できたね!」と声をかけてあげましょう。小さな成功体験を積ませることで、お子さんの集中力を伸ばしていきましょう。

学校での生活やルールがなども知っておこう

まとめ

いかがだったでしょうか。小学校入学前のお子さんはどんなことを勉強をしておけばスムーズに学校の授業に入れるのかお伝えしてきました。

お子さんが授業についていけるかどうかはどうしても気になります、とはいえ、前もって準備をしておけば安心かもしれませんが、学校では、ひらがなを正しく読む、数字を覚えるというところから丁寧にスタートしてくれます。

新生活を余裕をもって受け入れるために、勉強の準備も大事ですが、学校での生活やルールがなどを知っておくことも重要です。

また、友だちとの関係構築への数少ない対策として、「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に言えるようにしましょう。これは、ママやパパが日常的に子どもに対して、あるいはパートナーに対して「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えるとスムーズです。子どももそのうち「これが普通なんだ」「恥ずかしくないんだ」とわかってくるので、友だちに対しても同じように接することができるようになるのです。