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コラム

家庭で算数を教えるコツとは?小学2年生の関門、筆算と九九。

公開日:2020/03/17
最終更新日:2020/03/29

小学校2年生で習う算数

小学校2年生になると、数の単位、筆算、掛け算九九、時間、表とグラフ、図形、3桁以上の大きな数など学習の幅がぐっと広がります。

子どもも新しいことがどんどん増えていく中で、学習や定着が追い付かなくなってきてしまうのがこの時期です。特に筆算や九九というのは小学2年生での学習の中で、とても大きな壁となっています。

九九と筆算は最初の難関です

なぜ、筆算と九九が難しいのか

そもそも、なぜ筆算と九九を学習する時につまずいてしまう子どもが多いのでしょうか。

筆算は、1年生の算数で学んだ繰り上がり・繰り下がりの考え方がしっかりしていなければ理解が難しいものです。去年、なんとなく学習していた子の潜在的なニガテが筆算の時に現れます。気をつけるべきポイントも細かいため、頭がこんがらがってしまう子どもが多いのです。

九九は、言わずと知れた暗記モノです。日々の積み重ねが学習の要となるので、継続して学習するチカラが身についていない子にとっては大きな関門になります。また、指を使って計算をしていた子や耳からの情報を処理するのがニガテな子にとっても難しい単元となってしまいます。

このような理由から、筆算と九九はつまずいてしまう子どもがとても多いのです。

筆算をご家庭で教えるときのポイント

では、そんな筆算をご家庭で教える時のポイントはどこでしょうか。2つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

ポイント①繰り上がり・繰り下がりのある計算の復習

筆算をご家庭で教える時のポイント1つ目は「1年生の繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算の振り返りをすること」です。

先ほどお伝えしたように、筆算をするときに、繰り上がり・繰り下がりの考え方が理解しきれていないことで、「1繰り上がる」「1繰り下がる」という先生の言葉が分からず、ついていけていない子も多いです。

まずは、実際にものを使って考えてみたり、10の束の考え方で計算をしたりしながら、繰り上がり・繰り下がりの考え方の定着を目指してみましょう。位の移動は、小学校の算数の中で何回も登場する考え方です。早めにつまずきに気づく事ができて良かったという思いで、復習をしっかり行ってから、筆算にチャレンジするようにしてみましょう。

ポイント②筆算ルールをまとめる

筆算をご家庭で教える時のポイント2つ目は「筆算ルールを分かりやすくまとめること」です。

筆算をするときには、繰り上がった数・繰り下がった数はどこに書くのか、どうやって消すのか、どこの位をそろえるのかなど、細かいルールがとても多いです。また、そのルールを一つでも間違えてしまったら、正しい答えにたどり着けません。

子どもの中には、そのようなルールが覚えられていなかったり、頭の中でこんがらがってしまったりして筆算を間違えてしまう子もいます。

ルールを覚えていくためには、1回1回言葉で伝えるよりも目で見てわかるようにすることが効果的です。例の計算式と解くときの順番、筆算ルールなどを1枚のシートにまとめて、最初はそれを見ながら計算問題をやっていくことで、子どもはルールを間違えることによる計算ミスがなくなっていきます。

また、何度も繰り返すことで自然とルールも身についていき、筆算ができるようになります。

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九九をご家庭で教えるときのポイント

同じように、九九をご家庭で教える時のポイントも2つお伝えしていきます。暗記モノといっても、教え方を工夫することで、子どもが覚えやすくなったり、九九を使った計算をするときにスムーズに使えるようになったりします。参考にしてみてください。

ポイント①歌って覚える

九九をご家庭で教える時のポイント1つ目は「歌って覚えること」です。

YouTubeや市販のCDで九九の歌を見つけることが出来ます。単に声に出して暗記をするときよりもリズムに合わせて九九を言う方が勉強しているという感覚が薄く、子どもは楽しんで取り組め、記憶にも残りやすいです。

その時には、九九表も見ながら歌うことで、耳からの情報と目からの情報のダブルで九九を覚えることができるため効果的です。

慣れてきたら、逆からバージョンや途中から言えるようにレベルアップすることで、九九として使えるようになっていきます。

ポイント②九九ゲーム

九九をご家庭で教える時のポイント2つ目は「九九ゲームであそぶこと」です。

九九ゲームとは、その名の通り、九九を使ったゲームです。市販されているものもありますし、ご家庭で作ることもできます。例えば、単語帳のカードなどに九九を一つ一つ書いていき、神経衰弱のように同じ答えのものを探す、答えが言えたらカードがもらえるようにする、九九の答えを言ってそれに合う式のカードをカルタのように取り合うなどの遊び方ができるのではないでしょうか。

ママやパパ、兄弟姉妹でできるゲーム感覚で九九を使うことができ、楽しみながら九九を学ことができます。また、いろいろな遊び方をする中で、九九を覚えるという段階から九九を使う段階に自然と移っていくことができるので計算力アップにつながります。

家庭での学習環境を整えよう

ご家庭で勉強をするとき、ママとパパに一番心に留めていただきたいことは、どうすれば子どもがニガテ意識を持たさずに、楽しく学んでいけるかということです。

子どもは興味のあること、好きなことには自分から夢中になって取り組んでいきます。実際に、子どもが自由に遊んでいる時間はとっても生き生きしていますよね。

つまり、学習に自分から取り組まないということは、どこかに楽しくない、いやだ、やりたくない…といった気持ちが隠れているということです。ただ、たとえこのような気持ちを持っていたとしても、それを上回るような楽しさや達成感、満足感などを持たせてあげるようにすることができれば、子どもは自分から学習に取り組むようになっていきます。

ママやパパは、出来るようになったことをほめてあげる、子どもの考え方や過程・そう考えた経緯などを認めてあげる、次の学習に進んでいきたいと思えるような声掛けをしてあげることなどで、子どもの学習に対する気持ちを高めていくことができます。

また、やらされているという感覚を少なくするために、子どもが楽しめそうなドリルを用意してあげたり、机に座る以外の場所や時間で九九を言う機会を作ったりするなどの工夫をすることもできるのではないでしょうか。

一旦持ってしまったニガテ意識をなくすことはなかなか難しいため、子どもにニガテ意識を持たせないような学習との関わり方を心がけるようにしてあげましょう。

小学2年生の九九

まとめ

今回は、小学校2年生の関門である筆算と九九をご家庭で教える時のポイントについてお伝えさせていただきました。

筆算も九九も、この先の学習においてとても重要になってくる考え方であり、ここでつまずいてしまうと、算数自体ができなくなってしまうといっても過言ではないほど大切な単元です。

だからといって、子どもが乗り気ではないのにドリルをやらせたり、強い言葉でできないことを責めてしまったり、できるようになるまで何度もやらせてしまったりなどといったことをすると、子どもは勉強自体に強いニガテ意識を持ってしまいます。

ママやパパは、子どもができるだけニガテ意識を持たず、楽しんで身につけられるように、普段の生活の中から算数に触れる機会を持つようにしてあげてくださいね。