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子どもがカタカナを間違えずに丁寧に書けるように、家庭で取り組みたいこと

公開日:2021/01/05
最終更新日:2020/12/29

カタカナを学ぶ、というとピンとこない

カタカナを学ぶ、というと実はあまりピンとこないかもしれません。

ひらがなを学ぶ、漢字を学ぶということには、子どももママもパパも意識しやすいものですが、カタカナはそれらよりも優先順位が下がってしまうものだからです。

しかし、ひらがなや漢字と比べ、直線的な文字が多く、子どもの運筆力(えんぴつなどで線を引く力)を伸ばしたり、覚えやすかったりと知育教育としては見逃せないものです。また、ひらがなや漢字の習得にかける時間よりも少ない時間しか確保されておらず、習得までの時間の短さも気になります。

カタカナを書けるようにしよう

カタカナは何歳頃から学ぶものなの?

カタカナは、ひらがなと同様に小学校に入ると学ぶものです。しかし、多くの親御さんは子どもが就学する前に、これもひらがなと同様にカタカナの読み書きを覚えさせたいと考えているのではないでしょうか。

アニメのキャラクターや絵本などの擬音語・擬態語など、子どもの親しみやすいものにはカタカナが使われていることが多く、ひらがなと同じように子どもの脳にはインプットされています。

したがって、カタカナは何歳のいつから学んだほうがいいという基準はなく、子どもがカタカナに興味を持ったときが、カタカナの勉強を始めるのが1番いいタイミングでしょう。

実際のところ、皆さんが子どもだったときも、小学校に入学する前には五十音すべてではなくてもカタカナを覚えていたのではないでしょうか。遠い過去なので記憶がないという方が多いかもしれませんが、昔以上に今の子どもたちは入学前に書けなくても読めているという状態が多いそうです。

アニメやテレビなどからカタカナに興味を持ったり、真似をして読み書きしてみたり、そんな姿が見え隠れしてきたら、カタカナに関心がある証拠です。好奇心があるときに教えてもらって知るという体験を子どもに与えることが勉強を好きにさせるためのコツです。

カタカナ練習のポイント

では、子どもがカタカナに興味を持ったら、何から教えていけばいいのでしょうか。

ここからはカタカナを練習するときのポイントを5つご紹介していきます。ポイントを1から順番に取り組んで行くことで、スムーズに習得していきます。また、これは、ひらがな練習のポイントともほぼ同じですので、併せて確認してみてください。

①まずは読み方から

1つ目のポイントは「まずは読み方から」です。

最初から書き方を教えてはいけません。たとえ書けるようになったとしても、それは読み方を知らない子どもにとって、ただの棒が並んだ絵や図でしかないのです。

五十音表などを使って、アイウエオ順に覚えさせる必要はありません。先ほど述べたような、アニメやテレビなど自分が好きなものや興味を持った文字から覚えていくことで、どんどん子どもはカタカナに興味を持ち始め、自然に読めるようになるでしょう。

②えんぴつを握る力をつける

2つ目のポイントは「えんぴつを握る力をつける」です。

小さな子どもはまだ手先が未発達で、うまくコントロールできません。カタカナ、ひらがな、漢字など文字を書き始める練習をする前に、まずはえんぴつを握る力、えんぴつを思うように運ばせる力を身につけさせましょう。

カタカナであれば直線的な文字がほとんどなので、線を引くことを通じて、えんぴつを握る力を育むことが効果的です。

ただ、線を繰り返し引く「ザ・練習」をするのは意欲が高まりません。要はえんぴつを握り、思い通りに動かすことが大事なので、子どもが楽しめる塗り絵をさせるのもいいでしょう。塗り絵であれば境界線に沿って色を塗り分けていく作業なので、えんぴつをコントロールしようという意識が働きます。

また、ここでえんぴつの正しい持ち方も覚えさせましょう。疲れにくく、適切な筆圧で文字が書けるようになります。

③なぞり書き、写し書きの順番で

3つ目のポイントは「なぞり書き、写し書きの順番で」です。

ここでようやくカタカナの練習に入ります。書き方を覚えるには、まずなぞり書きから始めましょう。カタカナの直線、曲線を書くことに慣れさせ、線は基本的に左から右に、上から下に書くことを覚えさせます。

なぞり書きに十分慣れてきたら、お手本の字を見ながら写し書きをしていきます。なぞり書きと違って、お手本を見て、覚えて、書くという作業なので難易度はグッと高まります。

何回か写し書きをたら、しっかりと書き方を覚えているか、お手本なしで書かせてみましょう。反復でただ写し書きしているだけでは退屈になってしまうので、ご褒美作戦なども効果的でしょう。また、思い出しながら書くことで、たとえ間違っていたとしても、頭に残りやすくなります。

④五十音順で覚える必要はない

4つ目のポイントは「五十音順で覚える必要はない」です。

先に述べたように、必ずしも、アイウエオ順で覚えなくてはいけないということはありません。ひらがなの「あ」にも言えることですが、カタカナの「ア」も一目で覚えやすいものとは言いづらいのです。ここで「書けない」と子どもが感じてしまうと、他の文字を覚えることにも逃げたくなってしまいます。

順番にこだわらずに「エ」や「コ」、「二」や「ロ」などの直線だけで書ける文字から始めてみてもいいでしょう。「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」のようなバランス次第で文字の読み方が変わってしまうようなものは注意が必要です。

⑤まずは自分の名前を書けるように

そして5つ目のポイントは「まずは自分の名前を書けるように」です。

これもアイウエオ順に覚えなくてもいいということであり、自分の名前から成功体験を積み重ねていこうということです。自分の名前が書けるというのは、子どもにとって大きな意味があり、非常に嬉しく感じるものです。

また、子どもが書きたい言葉から覚えていくのでも大切な切り口です。

1文字1文字になんの意味も持てずに書き方の練習をするのは、小さな子どもにとって、とても退屈なことに感じることでしょう。「『ウルトラマン』の『ウ』だよ」、「『プリキュア』の『プ』」と子どもの好きな言葉で始まる五十音表を作ってみるのもいいかもしれません。覚えるのもグッと早くなるはずです。

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ママやパパの関わり方も大事

子どもがカタカナを早く習得するのには、ママ、パパの関わり方も大事になってきます。ここからは、その関わり方のポイントをお伝えしていきたいと思います。

①まずは褒める

1つ目のポイントは「まずは褒める」ということです。

子どもがうまく読めた、うまく書けたときには、いっぱい褒めてあげましょう。子どもにとってママ、パパに褒められることは嬉しいこと。やる気が出てくるでしょう。

カタカナの練習以外にも言えることですが、子どもを褒めるときには「いっぱい頑張ったね」「この文字が書けるようになったね」などと、子どもが努力した点や成長した点を褒めてあげましょう。ますます努力したくなり、どうしたら成功するのか考える子になります。

反対に「〇〇ちゃんは頭がいいね」などの子どもの才能などを褒めることはNG行為です。才能を褒められると、なにかしらの壁に当たったときに、根気強く取り組めなくなる子になってしまいます。

②失敗しても責めない

2つ目のポイントは「失敗しても責めない」ということです。

相手は小さな子どもです。まだ脳が発達している段階で、大人のように新しいことを覚えることはできません。どうしても、書き間違いをしてしまったり、鏡文字になったりしてしまうことはよくあることです。

「どうしてできないの!?」「さっきも同じ間違いしたよね?」と責めるような言葉は言わないようにしましょう。カタカナの練習にネガティブなイメージがつき、意欲を失ってしまいます。

「惜しい!」「もう一度、お手本見て書いてみようか」など励ますような言葉を使って、子どものやる気を引き出しましょう。

③そっと見守る

3つ目のポイントは「そっと見守る」ということです。

カタカナの練習中は、ママ、パパはできるだけ見守ってあげましょう。「ここ間違ってるよ」「そうじゃないでしょ」とついつい口が出てしまいますよね。

しかし、親が先回りして指摘するよりも、子ども自身がお手本と見比べて、「あっ、ここが違う」と気づいたほうが、覚えるのが早いですし、自分で気づけたほうが自信にもつながります。子どもが何回も間違えていたり、間違いに気づけなかったときに初めて指摘するようにしましょう。

また、子どもが何回も間違えていたりしていても、イライラしてはいけません。子どもは親が何も言わずとも、親の感情に敏感で、イライラが子どもに伝わってしまいます。「こんな間違いしてる。面白い!」というぐらいのゆったりした気持ちでいましょう。

親子でカタカナの練習をしよう

まとめ

いかがだったでしょうか。

はじめに述べた通り、カタカナを覚えるのに良いタイミングは、子どもが文字に興味を持ったとき。また、子どもによって発達のスピードも違います。他の子と比較をせずに、子どものペースで覚えていきましょう。

カタカナに限らず、ひらがなや漢字の読み書きを小学校入学前に先んじて覚えさせたいという親御さんは、たくさんいるかと思います。確かに就学前にできるようになったら、親としては安心だとは思いますが、完璧に読み書きできるようにと意気込む必要はありません。

「小学校に入ったら、どうせ習うんだ」というような肩肘を張らない程度の気持ちで教えましょう。大事なのは子どもの気持ちです。興味を示したタイミングでカタカナの練習へうまく誘っていくことがママやパパの役目とも言えるでしょう。