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神奈川県の私立小学校情報:洗足学園小学校

公開日:2020/05/04
最終更新日:2020/05/01

合格を目指す以上、ちゃんと取り組もう!

小学校受験の合格のためには、少なくとも1年間の準備期間が必要だと言われています。この期間中、子どもにとっても、親御さんにとっても、楽しいことばかりではないはずです。

学校や受験に関する噂話に惑わされたり、不安でソワソワしてお子さん自身が家庭学習に集中できなかったり、感情的にお子さんを叱ってしまって自己嫌悪になったりと、家の中はさまざまな感情が交錯し、家族の絆が試される瞬間も訪れるでしょう。このようなループが、グルグルと行ったり来たりになるかもしれません。

そのような中で、頑張るお子さんをかわいそうに感じてしまうこともあるでしょう。しかし、小学校受験をすると決めたからには、親御さんがくじけそうになってしまっては合格を目指すことはできません。

また、とりあえずの勉強方針を立てて取り組んでみて、上手くいかないようならば方針を変えてみようというような甘い、無計画な考え方では成果に結びつきません。

まずは、家庭で行うべき教育・しつけを家庭でしっかりと行いましょう。受験勉強をするための幼児教室に高い月謝を払うからといって、お子さんの教育を他人任せにする考え方では、受験の準備段階また受験本番のときに必ずボロが出てしまうでしょう。

合否に関わらず、家族がひとつになって初めて小学校受験という壁を乗り越えていくことができます。その結果、小学校受験がただの受験勉強に終わることなく、子どもの本質的な教育として生かせるはずです。

 

基礎学習が基本中の基本

初めて受験を経験する親御さんなら、お子さんが難しい問題でも解けるようになるのか不安になります。そして、多くの場合、親御さんの焦りから、早い段階で過去問に手を出してしまいます。

しかし、お子さんはまだ基礎が身についていないので、自分で考えて解くことができません。「考えて解く」のではなく「解き方のパターンを覚えて、記憶力を使って解く」癖が身についてしまいます。

この解き方では、どれだけ多くの問題を取り組んだとしても、考える力や応用する力を身につけることができず、それこそ同じ問題しか解けない思考回路に陥ってしまいます。

その状態だったとしても、親御さんはお子さんが基礎をしっかり理解しているかより、解けた数や丸の数、取れた点数にこだわってしまうのです。

実際に入試で出題される問題は、お子さんがはじめて目にするものばかり。過去問で解いた問題と同じ問題が出ることは、ほとんどありません。過去問で良い点を取ることは子どもの自信につながったとしても、合格につながるわけではありません。入試本番で解けなければ意味はありません。

学校別の対策をしっかり取らないといけませんが、最初から過去問に手をつけてはいけません。まずは基礎となるものの見方や考え方、基礎学習をしっかり身につけましょう。

 

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神奈川県の私立小学校

神奈川県は、関東の中でも私立小学校が多い地域です。特に横浜市や川崎市周辺に学校が多く集まっており、教育の質が高い地域と言えるでしょう。

今回は、神奈川県川崎市にある洗足学園小学校のご紹介をします。

 

洗足学園小学校の理念

洗足学園小学校では、謙虚にして慈愛に満ちた心をもち、社会に奉仕貢献できる人材を育てるため、独自の指導をおこなっています。洗足学園小学校の目指す教育は、社会にあってリーダーの役割を果たす人材の育成です。

こうした人材には、深い教養、高い知性、優れた社会性、高い品格が求められます。その基礎をしっかりと構築することが洗足学園小学校の教育です。

 

洗足学園小学校の特色

一人ひとりが学ぶことの楽しさ、面白さを見出し、深い理解に基づく学力を養成していくことが、洗足学園小学校の学習目標です。そのために、オリジナルのテキストや難易度の高い問題集を活用した高度な授業を行っています。

工場見学や国会見学・地層観察などの校外学習などでは、さまざまな体験を多く取り入れた授業を実践するなど、机上の勉強だけではなく、現実社会でも活用できるような学びを行っています。

また、豊かな感性は他者への優しさの泉源となるという考えの元、四季折々に散りばめられたたくさんの学校行事を通して、リーダーシップや自主性、協調性などを身につけていきます。特に、年間を通しておこなわれる、学年を縦割りにした異学年で構成された班活動やオーケストラ活動は、 思いやりの心を育てる大きなきっかけになっています。

 

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進路情報

洗足学園小学校は、系列校として洗足学園中学校、洗足学園高等学校を持っていますが、高等学校は女子校のため男子は受験をしなければなりません。また、全員が他の中学を受験することが前提にあるようです。

中学校受験をした生徒は麻布中学校、開成中学校、筑波大学附属駒場中学校、駒場東邦中学校、慶應義塾中等部、桜蔭中学校、女子学院中学校、豊島岡女子中学校、渋谷教育学園渋谷中学校などがあります。2019年度の難関中学への進学率は50.68%と高い数字をあげています。

先ほどご紹介させていただいた通り、洗足学園小学校の卒業生のほぼ全員が、難関の国立・私立中学校へ進学しています。そのために「進路サポートルーム」を開設し、卒業生の受験結果を基にした資料や卒業生の残した受験校レポートなどを閲覧することができるようにしています。

一人ひとりの持つ可能性を確実なものとするための進学を強力にバックアップする体制を、普段の学習生活の中から学校全体でサポートしています。

 

洗足学園小学校の合格率

洗足学園小学校の2019年度の受験者数は男子238人、女子272人、合計510人に対し、合格者は男子62人、女子51人、合計113人でした。男子の倍率は3.84倍、女子は5.33倍、全体の倍率は4.51倍でした。

洗足学園小学校は、難関校で学習にも力を入れていることもあり、人気の学校ということが分かります。

 

アクセス

所在地は神奈川県川崎市高津区久本2-3-1です。交通アクセスは、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅より徒歩8分もしくは、東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅より徒歩8分となっています。

 

ちょっとした気づき

洗足学園小学校では、中学受験に力を入れており、さらに高い実績も出しています。1年生から受験に必要な家庭学習の習慣を身につけさせたり、6年生の内容を1学期で終わらせたりなど、中学受験に対応した独自のカリキュラムをもち、その徹底ぶりを感じました。

倍率は非常に高く、近年の難関中学校への進学率の高さが認知されることにより、受験者数はさらに増える可能性があります。受験しようと考えると心配になるかもしれません。

しかし、この小学校を起点にさらに高みへとステップアップすることに価値を感じるのであれば、ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

洗足学園小学校情報まとめ

今回は神奈川県川崎市にある洗足学園小学校について紹介させていただきました。

洗足学園小学校にはすでに中学校受験を意識した家庭が多く出願してきます。また、学校側も小学校受験の時点で中学校受験を意識しているため、中学校受験に耐えられるだけの高い精神力・高い学力が試され、さらに家庭学習の習慣が身についているか、ご家庭でお子さんの家庭学習をサポートできるのかということも、小学校の受験段階から見られます。

中学受験をせずに内部進学したい・ゆったり伸びやかな学校生活を送っていきたいと考えられている方には、向いていないのかもしれません。また、この基準で選ばれたお子さんたちが集まっている小学校のため、授業の進むスピードも早いです。

しかし、充実した施設や独自のカリキュラムなど、勉強好きのお子さんにとっては最適な学びの場になるでしょう。勉強だけでなく、思いやりの心を育てるための教育も行っており、自主性や強調性、リーダーシップ能力など、社会に出て重宝される考え方を身につけられる学校です。