保護者が選ぶ通わせたい学童No.1に選ばれました!
LINEで質問する
お問い合わせ:045-543-3331
受付時間:10時〜19時

アデック(Adecc)のコラム一覧

子どもの「どんなところ」を評価すれば、自信にあふれた大人に育つのか?

公開日:2021/01/17
最終更新日:2021/01/16

子どもに大切な「自信」とはなにか?

「子どもに自信を持ってほしい」と願うママやパパは多いのではないでしょうか。

ただ、いざ自分が子どもを目の前にしたときには、どう接したらいいのかわからなくなってしまうものです。厳しくすればいいのか、それとも褒めて育てるのか、迷ってしまうこともあります。

そもそも、子どもに必要な自信とはどのようなものでしょうか。

自信は「自分の力で未来を変えていくことができる」と信じることです。ある目標を達成するまでに困難が立ちはだかっても、自分の力で乗り越えられると感じられるのか。それは、困難がどの程度の難易度か見極めることや、一度上手くいかなくてもくじけずに再挑戦をできるか、なども含まれています。

自信を持っている子どもは、困難があっても諦めたり途中で投げ出したりせずに、取り組むことができます。そうして、壁を乗り越えて目標を達成できたことによって、より自信をつけていけるのです。

こどもの個性を伸ばそう

ママやパパが勘違いしやすい評価ポイント

ここからはママやパパが勘違いしやすい評価ポイントについて説明していきます。誤解したままだと、自信をつけるつもりでやる気を削いでしまう危険性もあるので、評価するポイントを押さえておいてください。

①「能力」ではなく「努力」を評価しよう

まずは、能力ではなく努力を評価することです。

子どもが必死に取り組んでいることは、大人から見ると簡単なこともあります。ついつい自分の目線で評価すると、できないことだらけに見えてしまいます。

ただ、当たり前ですが、子どもは大人とはスタート地点がちがいます。だからこそ、大人よりも「努力」を評価することが大切になってくるのです。

出来た、出来なかったの結果がどちらであっても、子どもの現時点での能力だけを評価してしまうのは「自分の能力、才能は決まっていて、変えられない」という考え方をしてしまう危険性もあります。これは、子どもの中の苦手意識をつくります。

失敗の原因はさまざまです。たまたまかもしれないし、やり方がうまくいかなかったのかもしれない、ただの練習不足のこともあります。一度の失敗で「これは苦手だ」というレッテルを大人の方が貼ってしまうのはもったいないことです。

努力を評価された子どもは「自分の能力は、努力やテクニックなどで伸ばしていくことができる!」と考えられるようになります。次に挑戦していく意欲にもつながりますし、困難にも落ち着いて柔軟に対応できるようになります。

才能や能力は絶対的ですでに決められたものだと考えると、試してみる前から改善の余地は無くなってしまい、諦めるしかなくなります。まずは、身近な大人であるママやパパが子どもに対して、これから変えていける、成長できるという可能性を諦めずに持ち続けることが大切です。

②「結果」だけではなく「過程」を評価しよう

次に、結果だけではなく、過程を評価することです。

うまく出来たとき、または出来なかったとき、結果だけでなく過程を見てあげてください。「このやり方が、いい結果につながったね!」や「ここがうまくいかなかった原因かな?」と評価をしてあげましょう。過程を細かく見ることで、子どもと一緒に振り返ることができます。

たとえいい結果を出せなくても、人を否定する必要はないのです。失敗の中でも全部が悪いわけではなく、途中まで上手くいっているなど、やり方の部分否定でいいこともあります。すべてをひっくるめて人を否定するのは雑すぎます。

努力を評価することと共通しますが、過程であれば改善の余地があります。どこが失敗の原因になったのか特定して、そこを変えていければいいのです。

失敗しても自分の評判が落ちないと分かれば、挑戦することへのハードルは下がります。失敗を「上手くいくまでの過程」と感じられるようになれば、粘り強く取り組めるようになるのです。

また、結果ではなく努力だけを褒めることが、苦手意識を克服する方法とは言えません。やり方、戦略も褒めることで、正しい努力ができ、いい結果を導けるようになり、苦手意識が克服できるのです。

1歳から12歳まで知力育成教室アデック

③「得意なこと」を評価しよう!

そして、「得意なこと」をさせてから取り組ませることです。

苦手意識が思い込みだとしても、無理に挑戦させるのは得策ではありません。「できないかもしれない」と不安を抱いている子どもに、さらに「やっぱりダメだった」という経験をさせるとより苦手意識が強まってしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか。苦手なことの中にある「比較的得意なこと」を見つけるのです。たとえば、お勉強だと机にずっと座っていられなくてソワソワしてしまう子でも、お絵かきならずっと座っていられるかもしれません。

まずは、そのような「得意なこと」に取り組ませてあげてください。苦手意識をなくすためには、「やってみたら、できた」という経験を持つことが一番です。そのためには、その子でも越えられそうな低めのハードルを探すのです。

うまく出来たら前述したように努力とやり方を褒め、自信を持たせます。いきなりむずかしいことをやる必要はなく、少しずつできることを増やしていけばいいのです。階段をのぼっていくような形が理想です。

一度、苦手意識を克服できる経験があると、苦手なものへの取り組み方を体で学べます。苦手という思い込みや「自分の能力は伸びない」という考えを無くすことができるのです。

④「苦手なこと」があってもいいと伝えよう!

次に、「苦手なこと」があってもいいと伝えることです。

前述したように、苦手意識は思い込みのことが多いです。食わず嫌いという言葉があるように、実際にやってみたらできてしまったなんてことはよくあることです。

しかし、一度苦手意識を持ってしまうとそれを無くすのは大変です。特に「自分の能力は変えられないんだ」や「どうせ、自分はダメなんだ」という考えを持ってしまった子どもにとっては、その挑戦するまでが、とても怖く、苦労することなのです。

怖がっていたり、不安を抱いたりしていると、本来の力を発揮できません。「もし、出来なかったら恥ずかしい」と考えたりすると、より緊張が高まり挑戦するための一歩が踏み出せなくなってしまうかもしれません。

ママやパパに「苦手なことがあってもいいんだよ」と教えてもらうことが大切になってくるのです。「挑戦してみて、たとえできなくてもいいんだ」、「ありのままの自分を受け入れてもらえた」と子どもは考えられるようにます。

たとえ失敗したとしても、自分を否定されることがないとわかり、安心することができますよね。安心できると、一歩を踏み出しやすくなります。「ちょっと、やってみようかな」くらいの軽い気持ちになれたら、いいですよね。

「褒める」と「叱る」のバランスも大事

ここまで、子どものどんなところを評価すれば、自信につながるのかをご紹介してきました。

親は子どもにとっての一番のよりどころです。そこに安心感がなければ、自信の形成に大きな障害になってしまうでしょう。何かを頑張る理由も、ママやパパに褒めて欲しい、叱られたくないといったことになりがちです。

だからこそ、褒め方、叱り方が大切になってくるのです。同じように頑張ったときに、親の機嫌によって褒めたり、褒めなかったりすると戸惑います。叱り方も同じで、親には一貫した評価軸を持っておいてほしいのです。

子どもは、ママやパパの反応を見ながら、少しずつ学んでいきます。褒めることで、ママやパパが何を大切に思っているのかを伝えることができます。叱ることで、何が悪いことなのかを知ることができます。

褒めることと、叱ることはどちらも必要です。ただ、やみくもに「褒めて伸ばすから、なるべく叱らない」というようなものではありません。時と場合によって叱った方がいい場面もありますし、大切なことはバランスです。

子どもの個性を伸ばそう

まとめ

子どものどんなところを評価すれば、自信のあふれた大人に育つのかをご紹介しました。

最初のころは、上手くいくかの結果や、どれだけ上手にできているのかの能力よりも、その子が取り組んでいる過程や努力を見てあげてください。

見守り続けてくれる親が失敗しても見放さないと分かれば、安心して挑戦できるようになります。小さいうちにどれだけ出来ているのかは、その後の過ごし方で変わります。追い越すことも、追い越されることもあるはずです。

大切なことは、自信を持って困難を乗り越えられるかどうか、自分はできると信じられる大人になれるかどうかなのではないでしょうか。