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まだ小学校に通っていない年齢の子どもにおすすめのジブリ映画は?親子で一緒に楽しもう!

公開日:2020/10/26
最終更新日:2020/10/26

1度見ていてもまた見たくなるジブリ映画

ジブリ映画が好きなママやパパは少なくないのではないでしょうか。

風の谷のナウシカや天空の城ラピュタ、紅の豚やもののけ姫、千と千尋の神隠しに風立ちぬ…タイトルを挙げるだけでもキリがなく、ママやパパが小さい頃に観た映画、大人になって観た映画とさまざまにあるでしょう。

どの映画が好き?という質問だけでも話題が盛り上がるほどのジブリ映画は、夏休みにはテレビで何週間も連続で放映されるほどの人気。Twitterでも必ずトレンドになったり、サーバが落ちたりというのも、ジブリ映画ならではでしょう。

1度見ていてもまた見たくなるのがジブリ映画の真骨頂と言えるかもしれません。

小学校に通っていない子供におすすめの英語とは

年代によって好みや学びが変わるのも特徴

見る年代によって、好き嫌いや学びや気づきが変わってくるのもジブリ映画の特徴と言えるでしょう。

小さい頃は主人公の冒険活劇だと思っていたのが、大人になると環境問題や歴史上のたられば、人間の裏表についての描写だったことに気づき、改めて考えさせられることも少なくありません。

テーマによっては、子どもが見るにはちょっと難しい内容だったり、まだ心の機微が読み取れないものだったりと、子どもに見せる場合に、ママやパパなりの配慮が必要であることも忘れてはいけません。親が好きだから子どもも好きなはず、ではないですし、親は前のめりに見ていても子どもにはさっぱりわからない内容ということもあるのです。

子どもにおすすめのジブリ映画

では、ここからは、子どもにおすすめなジブリ映画を紹介していきましょう。

①崖の上のポニョ

まずは『崖の上のポニョ』です。

海辺の崖の上の家に住む少年、宗介は、ある日、空きビンに頭を突っ込んで抜けなくなった小さな魚の女の子を助け、ポニョと名前をつけます。ポニョは宗介のことを好きになりますが、父によって海の中へ連れ戻されてしまいます。ポニョは海の女神の娘で家出をしてきたのでした。

宗介に恋をしたポニョは、妹たちの助けを借り、父の魔法を盗み出し、人間の姿になって、宗介に会いにいきます。人間の女の子となって現れたポニョを見て、宗介はすぐにそれがポニョであることに気づき、とても喜ぶのでした。しかし、ポニョの父は、ポニョが得た強い魔法が世界を壊しかねないと慌てます。

「ポーニョ、ポニョ、ポニョ…」と覚えやすい曲が、子どもの耳にも、一緒にみるママやパパの耳にも残ります。見終わった後も親子でつい口ずさみたくなります。

海が舞台ということもあって、波の描写に非常にこだわっており、まるで生きているかのような波を見ることができます。

②となりのトトロ

次は『となりのトトロ』です。

小学生のサツキとその妹のメイは、母の療養のために、父と共に片田舎まで引っ越してきました。引っ越し先の古い家には、黒くて小さなオバケがたくさん住んでいました。隣のおばあちゃんによると、それは「ススワタリ」と言って、子どもにしか見えないと言います。

ある日、メイは庭先で不思議な生きものを見つけ、走り去ろうとするそれを追いかけます。そして、森の奥へ進んで行くと、そこにはとても大きな不思議な生きものが寝ていました。メイが名前を聞くと、その大きな生きものは「トトロ」と答えるのでした。

「となりのトトロ」というタイトルなのにも関わらず、実際にはトトロが登場するシーンはあまり多くありません。サツキやメイの日常的なやりとりで、子どもの興味を惹くのが、「となりのトトロ」のすごいところです。選択をするシーンや、「まっくろくろすけ出ておいでー」と歌うシーン、お風呂で笑い出すシーンなど子どもが喜ぶ場面がいっぱいです。

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③魔女の宅急便

3本目は『魔女の宅急便』です。

キキは13歳の魔女。魔女のしきたりには、13歳になったら、満月の夜に旅立って、魔女のいない街を見つけ、そこで修行を積まなければなりません。

しきたりに従って、キキも満月の夜に故郷を旅立ち、海に面した街、コリコに降り立ちます。コリコの街は、故郷とはまるで違い、人も習慣も違っていて、キキは戸惑います。

キキは勝手がわからない街を右往左往する中で、パン屋の快活なおかみさん、オソノさんと出会います。キキはパン屋で住み込みで働きながら、空を飛ぶ能力を活かして宅急便の仕事をしようと考えます。

「ほうきで空を飛ぶ」というのも子どもたちにとって、マネをしたくなる設定です。小さい頃にほうきにまたがったりしたママ、パパもいるはず。子どもも同じようなことをして、ほっこりするかもしれません。

④天空の城ラピュタ

4本目は『天空の城ラピュタ』です。

謎の宝石「飛行石」を持つ少女シータは政府の特務機関に捕らわれていました。そこに飛行石を狙う空中海賊ドーラ一家がやってきます。シータは政府とドーラ一家から逃れようとする中で、機械工の少年、パズーと出会います。

パズーは今は亡き父が見たという、空中に浮かぶ都市ラピュタにいつか行くのだと夢見ていました。シータの話によると飛行石はラピュタで作られたもので、シータ自身も「ラピュタ」という名前を受け継ぐものでもありました。

ハラハラする冒険や空中海賊、ドーラ一家とのやり取り、そして空に浮かぶ都市、ラピュタでの救出劇など、見ていて、子どもにも非常にわかりやすい物語なのにも関わらず、大人も楽しめるストーリー展開は、まさに名作と言えます。

⑤ハウルの動く城

最後は『ハウルの動く城』です。

家業である帽子屋を継いだ18歳のソフィーは、ある日、街で兵隊に絡まれたところを、美しい青年の魔法使いハウルに助けられます。しかし、ハウルも「荒地の魔女」という魔法使いに追われており、そのせいでソフィーは荒地の魔女に、90歳の姿に変えられる呪いにかけられます。

ソフィーは街を出て、不思議な動くカカシ「カブ」と出会います。彼の案内で四本足で歩いて動くハウルの城の中へ。しかし、城の中は散らかし放題で、ソフィーは掃除屋としてしろに居つくことい決めたのでした。

ハウルの弟子、マルクルや火の悪魔、カルシファーたちとも仲良くなり始め、ソフィーの生活は充実していきます。しかし、隣国との戦争が始まることで、ハウルは戦いに行くのでした。

西洋の雰囲気や魔王使い、不思議な生きものたちなどファンタジーな要素を詰め込んだ作品です。物語は少し大人向けな印象ですが、世界感によって子どもたちを魅了してくれます。

家族みんなで見ることが一番のおすすめ

ここまで、まだ小学校に通っていない年齢の子どもにおすすめのジブリ映画を紹介してきました。

ジブリ映画に限らず、まだその年齢の気質上、ママやパパの解説や声かけが必要だったり、感想を言いながら一緒に見たりと、映画を楽しむには一工夫必要なのが、ちょうどこの頃の子どもたちです。

ただ、子どもにとって、ママやパパと共通の時間を過ごすこと、共通の話題を楽しむことは先々まで記憶に残るものです。子どもの頃、一緒に映画を見たよねとか、あのとき一緒に見た〇〇が今でも一番好きな映画なんだなんて言われたときには、ママやパパも嬉しくてたまらないはずです。

家族一緒に見ることが、一番のおすすめです。

親子でみよう

まとめ

いかがだったでしょうか。ジブリ映画についてご紹介してきました。

最近ではタブレットやDVDプレーヤーなどが発達したことで、ジブリ映画を車の中で子どもに見せていたり、家事の合間の時間に子どもが集中してもらうために見せていたりと、映画の楽しみ方や使い方も少しずつ変わってきています。

もちろん、そのような生かし方も大切ですが、映画は子どもの心を育むための教材にもなりえます。ぜひ、親子でじっくりと鑑賞して、感想や気づきを共有したり、親子で過ごす大切な時間にしていただければと考えています。