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親子で学べる道徳的なおはなしがいっぱい!子どもに読ませておきたいイソップ物語の絵本5作品

公開日:2020/09/15
最終更新日:2020/09/13

イソップ物語には道徳的な学びが満載

皆さんはイソップ物語をご存知でしょうか。

イソップ物語の名前は知っていても、どのような話があったかは覚えていないという方もいるかもしれません。逆に『ウサギとカメ』や『アリとキリギリス』といった作品は知っていて、それがイソップ物語のひとつだったことを知らない方もいるかもしれません。

イソップ物語の特徴は、子どもにもわかりやすいストーリーでありながらも、道徳的な教訓や学びが含まれていることです。単純に話が面白いというだけでなく、そこから今後の人生に何を生かしていくかを考えられる機会が含まれています。

また、イソップ物語のいいところは、子どもにとって飽きないほどの短いストーリーで構成されていることです。飽きずに楽しく読めて、かつ人生の教訓まで得られる。ぜひ、手に取っていただきたいものです。

イソップ物語を親子で読みましょう

子どもに読ませておきたいイソップ物語の絵本5作品

では、ここからは、子どもに読ませておきたいイソップ物語の絵本を5作品紹介します。

ストーリーの紹介を読むと、あ!この話は知っている!と気づくものも多いかもしれません。

①ウサギとカメ

まず、読ませておきたい1作目は『ウサギとカメ』です。

ストーリーは、ある日、ウサギに歩くのが遅いとをバカにされたカメは、なんと山のふもとまで、かけっこの勝負を挑みます。かけっこを始めるとウサギはどんどんカメを引きはなし、とうとうカメが見えなくなるところまできてしまいます。余裕しゃくしゃくなウサギは少しカメを待とうと居眠りを始めてしまいます。その間にもカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたときには、カメは山のふもとのゴールで大喜びをしていました。

「ウサギとカメ」から得られる教訓は2つあると言われています。

ウサギに注目してみると、思い上がって、油断をするとチャンスを逃してしまうということ。 カメに注目してみると、能力が低くとも、着実にコツコツと進むことで、最終的に大きな成果を得ることができるということです。それぞれの立場から、人生に役立つヒントを考えていきましょう。

②オオカミがきた

次は『オオカミが来た』です。この作品は『オオカミ少年』や『嘘をつく子ども』というタイトルが付けられていることもあります。

ストーリーは、暇を持て余した羊飼いの少年が、退屈しのぎに村の大人たちに「オオカミが来た!」と嘘をついて騒ぎを起こします。だまされた大人たちは武器を持って駆けつけてくるが、それを見た少年は大笑い。しかし、少年がその後、繰り返し「オオカミが来た!」と同じ嘘をついたので、本当にオオカミが現れた時には「オオカミが来た!」と騒いでも、大人たちは誰1人と信用せず、助けに来ませんでした。そして、村の羊は全て狼に食べられてしまったとさ、というお話です。

この「オオカミが来た」の話から得られる教訓は、人は嘘をつき続けると、たまに本当のことを言っても信用してもらえなくなってしまうということ。そして、常日頃から正直に生活することで、必要な時に他人から助けてもらうことができるということです。

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③アリとキリギリス

3作目は『アリとキリギリス』です。

夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続けます。一方でキリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごし、「楽しく歌って過ごせばいいのに」とアリをからかっていました。そしてとうとう冬が来て、キリギリスは食べ物を探しますが、見つかりません。最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとします。

アリは慈悲深くも食べ物を恵み、「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われたアリです。あなたは遊んでばかりでなんの備えもしなかったから、こうなったのですよ」とキリギリスに告げ、それを機にキリギリスは心を入れ替えて働くようになりましたとさ、というストーリーです。

最後の結末が本によって変わったりしますが、共通して言える教訓は、目の前の楽しさだけに溺れて、先のことを考えないと、後で苦しむことになるということです。アリが食べ物を与えずにキリギリスが死んでしまうパターンの話もあり、特にその教訓が強烈に伝わってきます。

④きたかぜとたいよう

4作目は『きたかぜとたいよう』です。

ストーリーは、ある日、北風と太陽がどちらが強いか言い争います。口論ばかりしてもしょうがないので、力比べをしようと、「旅人の上着を脱がせることができるか」という勝負をします。まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとしますが、強く吹けば吹くほど、旅人は上着をしっかり押さえてしまい、北風はあきらめてしまいます。次に、太陽がさんさんと照らします。すると、旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いで、勝負は太陽の勝ちとなったとさ、という話です。

この作品から得られる教訓は、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしたり、強制的に人を動かそうとしても、かえって人は頑なに動かなくなること。反対に、暖かく優しい言葉をかけたり、態度を示すことによって、人は自分から行動してくれるということです。人を動かす難しさが書いてあるとも言えるでしょう。

⑤ライオンとねずみ

最後の5作目は『ライオンとネズミ』です。『ネズミの恩返し』というタイトルでも本はあります。

ある日、眠っているライオンの上をネズミが乗り越えました。目を覚ましたライオンはネズミを捕まえ、食べようとします。ネズミは「もし、放してくださったら、きっと恩返しをします」と命乞いをして見逃してもらい、恩返しの約束します。強いライオンは弱いネズミをあなどっていて、その約束を忘れていました。後日、猟師たちがライオンを捕まえて、ひもで木につなぎました。そこにあのネズミが現れ、ひもを噛み切ってライオンを助けます。

この話から得られる教訓は2つあり、1つ目は、たとえ小さなことでも、他人にした恩は自分に帰ってくるということ、そして2つ目は、強者が弱者の助けを必要するときもあり、たとえ自分が強者であったとしても(そう考えていたとしても)、弱者をあなどってはいけないということです。  

親子で読むことで、ともに学ぶ

ここまで5作品を紹介してきましたが、ママやパパの目線で読んだときに、ひとつひとつの作品に実生活にもつながる大切な学びが隠されているように感じられるのではないでしょうか。むしろ、大人のほうが学べることが多いかもしれません。

そこで、ぜひ、イソップ物語は親子で読んでいただきたいのです。絵本の読み聞かせのように子どもに話しながら、ストーリーから何を学んだかを子どもに尋ねてみてください。そして、ママやパパの学びや気づきも伝えてあげてください。

インプットされた学びは、自分の言葉でアウトプットすることで学びが定着すると言われています。これだけ実生活につながる教訓が隠されているストーリーなので、ぜひ親子の学びの機会に役立ててほしいのです。

親子で絵本を読もう

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでイソップ物語の中から5作品を紹介してきました。

『ウサギとカメ』や『アリとキリギリス』のように、学びも含めてストーリーを覚えていることが多いのが、イソップ物語の特徴かもしれません。世の中に数多くの絵本が出版されていますが、昔からある作品、みんなが知っている作品には、必ず理由があります。その理由を考えながら読むのも、気づきや学びが深まる観点かもしれません。

幼稚園や保育園に通っている子どもがいるご家庭であれば絵本の読み聞かせに、学校に通っている子どもがいるご家庭であれば、学校の図書室には必ず置いてある作品なので児童書の読書として役立てていただきたいです。