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ごっこ遊びで身につく「社会性」とコミュニケーションスキル。小学校受験対策は勉強だけじゃない。

公開日:2020/06/27
最終更新日:2020/06/27

ごっこ遊びってどんなもの?

ごっこ遊びを大好きな子はとても多いことでしょう。ママやパパになりきっておままごとをしたり、戦隊もののヒーローになりきって悪者をやっつけたり。

「ごっこ遊び」とは、日常生活の人物やお話の中の人物になりきって遊ぶことです。幼児期の遊びの中では子どもの成長のために特に重要な遊びとされています。

ごっこ遊びは、ただ子どもが自分の憧れの存在になりきることができて楽しいだけではありません。相手の目線に立ってものごとを考えてみたり、お友だちの気持ちを受け止めたりと、コミュニケーションの練習にもなっています。

また、ごっこ遊びの内容は、子どもの成長によって少しずつ変わっていきます。

ごっこ遊びからも社会性やコミュニケーション能力が身に付きます

3歳児は、まず真似をしてみるごっこ遊び

まず、2歳くらいになると、大人が言っていることを真似したり、積み木を食べ物に見立てるなどして遊ぶ「見立て遊び」を始めます。見立て遊びを通じて、子どもは何かになりきることを覚えていきます。そして、3歳くらいになると、他の子や親と同じイメージを共有しながら、ある場面を見立てていく「ごっこ遊び」に発展していくのです。

ごっこ遊びを始めたばかりのこの頃は、他の子と遊ぶとは言え、まだまだ「真似をする」ことがメイン。3歳くらいの子は、まだ同じ空間でそれぞれの子が自分の遊びをすることが多い「平行遊び」の時期です。ごっこ遊びであっても、まだそれぞれが「自分がやりたい役をやる」のです。

5,6歳児になると共通の目的を持ったごっこ遊びができる

5歳になってくると、よりお友だちと関わりながら遊ぶことを楽しむようになってきます。ごっこ遊びも、ひとりずつがそれぞれで遊んでいた3歳のころとは異なり、「共通の目的」のために一緒に遊ぶようになってきます。

例えば、他の子と役割分担したり、テーマを話し合ったりすることができるような子が徐々に増えてきます。演じるストーリーもより複雑になり、ごっこ遊びの中で使う道具も大きなものから、紙で作ったお金などより小さく詳細なものに変わってきたりします。

ごっこ遊びで相手目線を身につけよう

お友だちとのコミュニケーションが多くなってくると、意見を言い合って、ときには対立することもあります。そのため、お友だちと価値観を共有したり、みんなが楽しめるようなルールを決めたりすることが必要になってきます。

自分がやりたいことだけではなかなかうまくいきません。そのため、一緒に遊ぶ子が何をやりたいのか、どうやったら一緒に楽しめるだろうか、と考えるようになってきます。自分の気持ちに他の人から合わせてもらう年齢から、他の人の気持ちに合わせていくようになる年齢とも言うこともできるでしょう。

しかし、相手の目線で考える力は、すぐに身につけることはできません。もし、意見が対立してケンカになりそうな場合や、ルールがうまく決められずにいる場合は、周りの大人の介入が必要となってくるときもあるでしょう。

ごっこ遊びの種類とポイント

ごっこ遊びの題材は、だいたい子どもが普段の生活していくなかで触れるものの中から選ばれるでしょう。お家やテレビ、絵本、お店など、特定のシチュエーションの真似をします。

ここからは、代表的な3つのごっこ遊びをご紹介し、ごっこ遊びをする上でのポイントをお伝えします。

ごっこ遊び①おままごと

大好きなママやパパの日常の真似をするおままごとは、ごっこ遊びの基本です。ごっこ遊びを始めたばかりのころから、長い期間に渡って行われることが多く、子どもにも人気が高いです。

おままごとでは、家の中での様子が再現されます。ママが料理を作る様子、パパが会社に行くときの様子など。年齢が上がってくると、より細かい部分を演じるようになります。

おままごとをする理由の一つに「ママやパパのようになりたい」という願いがあります。だから、女の子がママ役をするだけでなく、男の子がママの真似をすることもあります。

男の子が、年齢が上がってもおままごとばかりしていると、心配になってしまうこともあるかもしれませんが、「性別によってこの遊びはしないほうがいい」ということは決してありません。安心して遊ばせてあげてください。

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ごっこ遊び②戦いごっこ

戦いごっこは、手加減ができずに相手の子を怪我させてしまったり、ケンカにつながったりすることまあるので、見ているとハラハラする方も多いのではないでしょうか。「なるべく、やってほしくないな」と思う方も多いはず。

しかし、子どもたちは戦いごっこを通じて、さまざまなことを学んでいます。例えば、「叩かれれば痛いこと」です。どのくらいの力加減であれば、相手を怪我させなくてすむのか、どの部分は叩いたりしてはいけないか、などを実体験で学んでいるのです。

また、どうしたら周りに迷惑をかけないように遊べるか、どこでなら思い切り遊わでもいい場所なのか、相手はイヤがっていないか、などを気づくきっかけにもなります。

ごっこ遊び③お店屋さんごっこ

お店屋さんごっこも人気のあるごっこ遊びのうちの一つです。5歳くらいだと、お買い物についていったことはたくさんあっても、ひとりで買い物をしたことがない子は多いはずです。そんな子でも、お店屋さんごっこでお買い物の練習をすることができます。

商品になるものに、1円、2円など値段をつけてみましょう。それらを「おいくらですか?」、「〇円です」と声かけをし、実際に1円玉を使ってお店屋さんごっこをすると、買い物の仕方だけでなく、数やお金の概念の勉強にもなります。

また、スーパーマーケットならどんな物を売っているのか、コンビニなら何があるか。レジに持って行ったときに、お店の人は何と言ってくれるのか、お金はどう払ったらいいのかなど、ママやパパがどのように買い物しているかをよく観察するようになります。

 

ごっこ遊びで身につける「社会性」

ごっこ遊びは、年齢によって内容が変化していきます。2、3歳のころは真似をすることがメインですが、5歳くらいになると、遊びを通して徐々に一緒に遊ぶ相手の目線に立って考えることができるようになってきます。

子どもたちは、ごっこ遊びを通じてさまざまなことを学びます。ものによっては、社会で生きていくための予行練習だったり、自分がなりたい姿を思い描くことだったりします。

ただ、他の子と遊ぶ場合、「自分がやりたいことを実現したい」だけではうまくいかないことが多いでしょう。他の子と遊ぶ上で、ルールを決めたり、役割を分担したり、時には役を譲ってあげたりすることで社会性を身に着けていきます。ですので、ママやパパと遊ぶのももちろんいいですが、自分中心だとうまくいかない子ども同士のごっこ遊びのほうが社会性をより高めてくれると言えます。

 

「社会性」は小学校受験対策に生きる

多くの受験を実施している小学校では、試験の中に行動観察というものがあります。その内容は学校によって異なりますが、中には他の受験生の子と協力をしながら、何かを成し遂げるというものがあります。

このときに子どもの社会性が問われます。例えば、何か意見を出し合うときに、何も意見を出さずに他の子の意見に流されてもいけませんし、自己主張ばかりで他の子の意見を聞き入れないのもいけません。自分の意見を出しつつ、他の子と折り合いをつけるのが大切です。

また、面接のときにも、子どもの社会性は鍵になっていきます。面接で大事なのは、質問に対して答えた内容よりも、質問に答えるときに語彙力や表現力がどれくらいあるのかです。これらの力は家庭内だけでは育ちにくいものです。

保育園や幼稚園のお友だちや先生、近所の人たちなどとの関わりで高まっていくものであり、語彙力や表現力などは、いわば社会性なのです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。ごっこ遊びによって身につく社会性についてお伝えしてきました。

ごっこ遊びは子どもたちがそれぞれ役になりきり演じる遊びです。演じるまでには、子どもが自分の身の回りのものごとへ興味を持ち、それを観察し、言葉や身振りを真似をして表現するといういくつかの過程がありますが、これらの行動は子どもの社会性を伸ばすでしょう。

また、ときにはお友だちと同じ役を取り合ったり、対立することがあると思います。自分の気持ちを主張しつつ、他者の気持ちを理解し、どうにか折り合いをつける。これも子どもの社会性を伸ばす行為です。

ごっこ遊びには、子どもの社会性を伸ばす要素が詰まっています。ごっこ遊び一つをとっても、「将来、どのような力につながるのか」を意識してみると、意義を見出せるのではないでしょうか。