アデック知能教室

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コラム

子どものやる気を引き出すお手伝いとは!ご褒美のあげ方のコツとは!?

小さい頃からお手伝いを頼めるの?

お手伝いは何歳から可能なのでしょうか。内容にもよりますが、簡単なものであれば低年齢からでも任せることはできます。

「うちの子にはまだ早いかな」と危惧する場合も、子どもの可能性を信じつつ、お手伝いのクセを早め早めに身につけてもらえるように、この文章を読んだ今から実践してみてはいかがでしょうか。

ゴミをゴミ箱に入れる、脱いだ靴を揃える、などといった簡単な作業であれば、保育園や幼稚園では早くから教えています。本当に些細なことから始めてみればいいのです。

まずは、子どもの身の回りのことを自分でできるようにお手伝いを頼んでみることがおすすめです。自分で着替えをさせてみる、おもちゃを片付ける、絵本をブックスタンドに戻す。今までママがやっていたことを少しずつでいいのでお願いしていきます。

積極的にお手伝いしてもらい、その働きぶりを認めてあげることが、子どもたちのこれから生きていく上での自信につながります。

具体的にはお手伝いは何歳からできるのか?

実は、お手伝いは、立って歩けるようになる1歳頃からできます。最初のうちは、子どもが笑顔で楽しいと感じることからはじめましょう。

ママと一緒にお料理(火は使いません。こねたりまぜたり丸めたりという作業からです)するのも楽しいでしょうし、遊び終えたおもちゃを片付ける、軽い荷物を持ってもらうといったことから始めるということでも良いかもしれません。

3〜4歳になったら、少し難しいかなと大人が感じてしまうことでも、案外お願いしてみるとできることもあります。

食事の配膳の準備や、テーブルふきなど、毎日できること、いわば日課にできることがいいかもしれません。日課であれば、お手伝いをするクセが少しずつ身につきますし、難しいことでも毎日コツコツと練習することで、上手にできるようになります。

5〜6歳になれば、日常のことであれば、ある程度のことは何でもできるようになります。

お風呂掃除、植物の水やり、ごはんをよそう、などといった普段はママやパパがやっている仕事をどんどんお願いしてみましょう。

火を使うお手伝いでも、大人が気をつけて見守っていれば大丈夫です。小学校へ進学すれば、1年生の早い段階からハサミやのりなど道具をつかった工作の時間が始まります。「危ない」という状態を学ぶ機会をお手伝いによって作り出すことも大切です。

皆さんが小さい頃、家庭科の時間に同級生が料理や裁縫が上手かったりして、いいなあと思ったことはありませんか?それは家庭の中で家事にトライする時間が多かったことを意味しています。

今のうちからご家庭の中でいろんなお手伝いにチャレンジさせてみて、家事に慣れた状態を作っておくことは、子どもの将来にとっても良いことなのです。

小さい年齢でお手伝いを頼むリスク

小さいうちは身体や手足をうまく使えないため、バランスを崩したり転んだりしがちです。重いものや料理の乗ったお皿などを持たせるのは、身体の動かし方が上手になってから。怪我や火傷のリスクが少ないお手伝いをお願いしていきたいですね。

また、難しいことをお願いして、お手伝いが嫌いになってしまわないようにも注意したいです。できることからコツコツと取り組んでもらい、できるようになったらまた次のステップ。焦らずにゆっくり見守っていきましょう。

ご褒美をあげる4つのコツ

お手伝いをしてくれてありがとうという気持ちをご褒美に乗せてプレゼントすることもできますが、そのときに忘れてほしくない4つのコツをご紹介します。

①過程を大切に

お手伝いは「結果」だけでなく「過程」も褒めてあげましょう。うまくできた、できないにかかわらず、「自ら手を挙げてお手伝いしてくれた」「頑張ってチャレンジしてくれた」という姿勢を褒めることが大切です。結果ばかりに目がいくと、子どもたちは失敗を怖れてしまい、だんだんとチャレンジ精神が失われていきます。

②自主性を褒める

誰かに手伝ってと言われたからやるのではなく、自ら進んでお手伝いをしてくれた場合は、たくさん褒めてあげましょう。その気持ちが一番です。

自主性を認めることで「いつも頑張ってる自分を見てくれているんだな」「もっと喜ばせてあげたいな」という安心感や期待感を伝えることにもつながります。

③約束を守る

「このお手伝いをしてくれたらご褒美をあげるね」と約束したならば、それは必ず守ってください。「ちょっと失敗したからやっぱりなし」「お手伝いはしてくれたけど、ごはんを残したからダメ」などと言うのはよくありません。それは不公平であり、理不尽。自分がされたときに残念に思うことはやめましょう。

④罰は与えない

「お手伝いを失敗したからおやつ抜き!」など、ご褒美とは反対に罰を与えることは逆効果です。お手伝いをするのが怖くなり、やりたくなくなってしまいますし、失敗を恐れてしまいます。罰は与えないことが一番です。

ご褒美を受け取ることで生まれる自己肯定感

ご褒美はお小遣いやお菓子でなくても大丈夫です。例えばシールなどを渡すだけでも子どもは喜びますし、ギュッと抱きしめてあげるだけでも効果的なこともあります。

「今日も頑張ってくれてありがとう」と声をかけながらシールなどを渡すだけで、子どもには自己効力感が芽生えます。「自分はできるんだ」と自分の可能性を認知することができ、積極的で前向きな気持ちを持つことができます。

「役に立った」という達成感の大切さ

お手伝いをして「ありがとう、助かったよ」と感謝の言葉をかけられると子どもは「自分は役に立ったんだ!」という達成感や自己有用感を味わうことができます。心に浮かぶこういった気持ちこそがお手伝いの結果として重要なのです。

達成感を味わうのは純粋にとても気持ちが良いもので、また味わいたいと思うのが一般的です。

毎日のお手伝いを通じて、この「達成感」をしっかりと味わうことができれば、自発的、能動的に動くことができる子どもに育っていきます。

また、そのためには声かけが肝心です。

日々の忙しい暮らしの中では、ついつい声かけを忘れがち。子どもの失敗に目がいってしまい「どうしてこんなこともできないの?」「はやくやって」とイライラしながら、声かけが叱咤になってしまっていることもあるかもしれません。

子どもからすれば、自分のできることを精一杯頑張ってお手伝いをしているので、そのように言われてしまうとしょんぼりとしてしまいます。

子どもには前向きな言葉をかけ、失敗しても見守っていくことが大切です。

「役に立つーご褒美を受け取る」という関係性から学ぶ

「自分は大好きな家族の役に立っているんだ」という気持ちを抱いている中でご褒美を受け取ると、相乗効果で「気持ちがいい!またお手伝いしたい」という継続性が生まれます。

「ご褒美をあげるなんて、なんだかあざといかな」「ご褒美ほしさにお手伝いされても嬉しくない」と考えてしまう気持ちも分かりますが、ご褒美はとても嬉しいもの。それは大人だって同じことでしょう。

人の役に立てばいいことがある!という気づきや学びは大切です。

アデックが考えるお手伝いの大切さ

アデックでは「問題を解決する」思考力・判断力・表現力などの育成を重視していますが、これらはお手伝いの機会を通じて、家でも学ぶことができます。

最初はいろいろなことがうまくできません。家族や先生にやり方を聞いて、自分なりに工夫することを覚えます。また失敗してしまったときにも「次はどうすればうまくいくかな」と考えるきっかけとなります。

お手伝いは問題解決能力を育む、最初の一番手軽な機会なのです。

まとめ

お手伝いとご褒美についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。

お手伝いはメリットがたくさん。子どもの気持ちに良い変化がたくさん生まれます。

そして失敗しても、叱ったり罰を与えたりということはしないことです。失敗したら、どうして失敗してしまったのかを優しく教えてあげて、次は気をつけようねと一声かけるだけでいいのです。

また、ご褒美をあげることが決して悪いことでもありません。「ご褒美がもらえないならお手伝いしない」というふうにならないためにも、豪華すぎるご褒美や、その頻度には気をつけたいですね。お手伝いのやる気を引き出すための一工夫という程度の感覚で考えていただければ問題ありません。