アデック知能教室

お問い合わせ:045-543-3331 受付時間:10時〜19時
お問い合わせ:045-543-3331
受付時間:10時〜19時

コラム

子育てのなかでの父親の5つの役割。大事なのは行動で示すこと。

子育てにおいて父親に期待されていること

「地震・雷・火事・親父」という言葉があります。これは、世の中で怖いとされているものを順番に言っていることわざです。

昭和の時代の「父親」といえば、子どもにとってとても怖い存在でした。

言うことを聞かなければちゃぶ台をひっくり返す。「父親には絶対に逆らえない」という思いを持って過ごしていた子どもがほとんどだと思います。子育ては母親に任せっきりで、父親は仕事や会社の付き合いで外に出っぱなしという家庭も多くあったのではないでしょうか。

現代でそんなことをすれば「モラハラ」「DV」と言われ、家庭問題として取り上げられます。現代の父親像は、昭和時代のそれとはいい意味で大きくかけ離れるようになってきました。

「イクメン」ということばが流行り、父親も積極的に育児に関わるようになりました。運動会や発表会といった子どもの行事にも参加し、休日は家族で公園や遊園地へ。仕事から帰れば子どもをお風呂に入れ、寝かしつける。それが理想の父親像となりつつあります。

父親の5つの役割

では、現代の父親に期待されていることはどんなことなのか。「父親の役割」を5つ挙げてみたいと思います。

父親の役割①行動する

父親は「言葉で諭す」のではなく「行動する」ことで子どもに物事を教えていくことが望まれます。

言葉で教えるのは母親、子どもに直接行動して見せるのが父親と役割分担することが効果的です。

「お父さんはすごいなあ」「こんなこともできるんだ、私も真似しよう」と思ってもらえるように姿を伝えていくことが望ましく、例えば花の名前を教えるのが母親の役割だとしたら、虫の捕り方を教えるのは父親の役割というように、実践型で子どもたちに教育するのが効果的です。

父親の役割②頼りになる姿を見せる

 

高いところに手が届かない、瓶の蓋が固くて開かないといった、何気ない日常の困った場面こそ、父親の出番です。

頼りになる姿を子どもに見せることで「お父さんがいてくれてよかった」と思ってもらうことができます。力仕事などはその一例でしょう。

父親がいてくれる安心感は子どもたちにとって特別なもの。「父親は頼もしい存在」「父親がいてくれると家族みんなが安心できる」という存在でいることが重要なのです。

父親の役割③壁となる

 

優しいだけが育児ではありません。時には壁となって立ちはだかることで、父親の威厳を見せつけることも大切です。

「お父さんに聞いてからにしましょう」「お父さんが良いって言ったらOKだよ」など、母親が父親の威厳を保つ発言をし、子どもたちに、父親の壁の存在に気づかせていくことが大切です。

何でも許すのではなく、時には叱ったり、諭したりという大切な役割を担うことも、父親という大きな存在感を気づかせるための大切な機会です。

父親の役割④がつんと言う

  

「お父さんが帰ってきたらたっぷり叱ってもらうからね!」という母親の発言は、一昔前の漫画の一コマで見ることもありますが、有効的だとされていた節があります。

母親と一緒に過ごす時間が長いと、必然的に母親には注意され慣れていて、子どもによっては少し言われたくらいではびくともしないことも。

そんな、いざという時には父親の出番です。父親にがつんと言われるという経験を子どもにとって心に残るものにするためにも、父親ががつんと言うのは「特別な時だけ」。その頻度に気をつけ、時には子どもたちを指導することで、「お父さんに注意されると怖い」「怒られないように気をつけよう」といった気持ちを持ってもらうことができます。

父親の役割⑤妻を支える

 

多くのご家庭では、母親のほうが父親よりも子どもたちと一緒に過ごす時間が長く、家事や子育てに追われ、精神的にも追い詰められていくこともあります。

そんな時に支えになるのが「父親」としての役割。「夫」として、と言ってもいいかもしれません。

育児の愚痴を聞きながら「俺だって疲れてるんだよ」「飯くらい静かに食わせてくれよ」などとと思いがちですが、そこはぐっとこらえること。妻の不満をしっかり取り除くことは、明るい家族へと導くための大切な作業なのです。

「いつもありがとう。助かってるよ」と一言伝えるだけでも、妻の気持ちは安らぎます。妻として、母親として、旦那・父親の存在は自分たちが思っている以上に大きいのです。
 

ママはパパに過度に期待しすぎないことも大切

父親の役割をしっかりと決めておくことは、夫婦間にとっても大切です。

「どうして手伝ってくれないの」と過度に期待しすぎるのは、子育てにおいてトラブルになりかねません。「これをやってほしい」としっかり口に出すこと、また「ありがとう」「助かったよ」という感謝の言葉も忘れないようにしましょう。人間関係とはシンプルなもので、感謝されれば嬉しいし、また頑張ろうと思えるものです。

また「◯◯ちゃんのパパはこんなこともしていた」「それなのにうちはなんでできないの」など、よそのパパと比べることはよくありません。それぞれの家庭の状況は違いますし、他者の良さを引き合いに出して比較されるのは嬉しいことではありません。

「うちはうちで頑張ってくれている」と、まずは頑張っている姿を認めてください。子どもがひとつずつゆっくりと成長していくのと同じく、父親として成長していくのもゆっくりと一歩ずつなのです。その点を受け止め、父親の成長を見守ることも大切なのです。

「私の負担が大きすぎる!」「父親として頼りない!」など、愚痴を言い出したら止まらないこともあるかもしれませんが、寛大な心を持って「父親」になっていく姿を見守りましょう。

 

言動ではなく、行動で示す大切さ

「父親の背中を見て育つ」という言葉があります。ちょっと昭和な香りがするかもしれませんが、父親には「行動で示す」という役割があります。言葉で丁寧に教えていくのは母親、行動で示すのは父親、と、役割分担をしているからこそ子どもたちはそれぞれを見て、聞いて、学び、成長していけるのです。もちろん、それぞれのご家庭によって、役割が逆のこともあるかもしれません。

子どもは、父親のことをよく見ています。そして、即座に真似をします。まずは「見られている」という意識を常に持つことから始めましょう。

寝転がりながらスマホをいじっている姿も、新聞を読みながらごはんを食べている姿も、酔っ払ったまま寝てしまう姿も、独身時代は「ごく普通」だった日常を、子どもたちは観察しています。そして「お父さんがやってるから僕・私も」と悪いところも真似してしまうのです。

また、口グセにも気をつけましょう。汚い言葉使いも、子どもたちは聞いていてそのまま真似します。保育園や幼稚園で普段使ってしまう場合もあるのです。

子どもたちに常に見られているという意識は、忘れないようにしましょう。

 

アデックが考える、父親に期待すること

アデックでは子どもたちの生きる力を伸ばしたいと考えています。

父親から学ぶ多くのことは、直接子どもたちの貴重な知識や経験となります。父親と過ごした時間というのは、子どもたちにとってとても特別なもので、「特別」だからこそ感じ取ることは多く、貴重なのです。

父親の役割は、遊びの楽しさを教えることと、子どもの限界にチャレンジする機会を与えることだと考えています。母親はどうしても、セーブしてしまいがちですので、父親がお子様の新たな可能性を引き出すチャンスを与えてください。

 

まとめ

ここまで、父親の役割についてお伝えしてきました。

これを機に、夫婦間で「父親の役割」について改めて話し合う機会を設けても良いと思います。母親とは違う「父親」という存在を子どもたちにどう見せつけられるか、また、どういった父親になっていくか、なっていきたいか、深く考えてみることも大切です。