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親子で見よう!想像力を刺激するおすすめの映画

公開日:2020/01/20
最終更新日:2020/03/29

映画を見ることで想像力を刺激しよう!

皆さんのお子さんは、映画が好きですか?最近では家でDVDやBlu-rayを見るだけでなく、ネット配信が進み、お出かけ先でも見ることができます。子どもが映画を見る機会が増えることは、想像力を育む機会が増えることを意味しています。

想像力はいろいろな体験によって育まれます。その中でも映画は、主人公などの登場人物を通して、追体験をすることになるので、人間関係やさまざまな状況下での振る舞いなど、それぞれの場面における想像力が、より育まれます。

また、登場人物の感情にいっぱい触れることができます。悲しい、寂しい、楽しい、嬉しいといった感情をたくさん体験することで、親や友だちなど、周りの人の感情を想像して、察する能力が高まり、共感能力の高い思いやりのある子どもに育つと言うことができるでしょう。

「もし自分が〇〇だったら」「もし〇〇がいたら」など空想できることも映画の価値のひとつです。空想する子どもはいろんなものに「なぜ?」「どうして?」と疑問を感じるようになって思考力が高まり、空想上のストーリーを話すようになって、表現力が高まることも考えられます。

家族で映画を見に行こう

小さい頃から五感を刺激

映画を通して触れられるものは登場人物の感情だけではありません。例えば、音楽です。ディズニーなどのミュージカル映画の挿入歌やシーンに合わせたBGMは、登場人物の感情に合わせた音楽なので、より感情移入でき、五感に刺激を与えます。

「次はどうなるんだろう!?」「びっくりした!」とハラハラさせるシーンではドキドキと胸の高鳴りを感じたり、「気持ち悪い!」「怖い!」とゾクゾクするシーンでは自分の肌が鳥肌になったりすることも、五感に刺激を与えてくれます。

親子で見たい映画

では、ここからは子どもの想像力をかき立てたり、五感を刺激したりする映画をご紹介していきます。

①ホーム・アローン

パリでクリスマスを過ごそうと飛行機に乗り込んだ15人の大家族。飛行機の中で、8歳のケビンを家に取り残してしまったことに気づきます。ケビンは1人の自由な時間を思う存分楽しんでいましたが、そこに2人組の泥棒が現れます。

泥棒を追い返すためにケビンが用意した家中に登場するさまざまなギミックやトラップが面白く、もし自分の家ならどのようなトラップを仕掛けるかを想像しながら見るのも楽しいです。

②トイストーリー

カウボーイの人形のウッディは、アンディの一番のお気に入りでしたが、アンディの誕生日に最新式のスペースレンジャー、バズ・ライトイヤーが現れ、アンディの一番の座を奪われそうになります。張り合うウッディとバズはひょんなことからオモチャをいじめることが趣味の少年シドに捕まってしまいます。脱出するために力を合わせるうちに、友情が芽生えていきます。

誰もが子どものときに、おもちゃが動き出したらどうしよう?と想像するでしょう。そんな想像のひとつひとつが、自分のおもちゃを大切にしようと思う気持ちにつながるのではないでしょうか。

③ナイトミュージアム

何をやってもうまくいかないバツイチの失業中の男、ラリーでしたが、離れて暮らす最愛の息子を失望させないために、自然史博物館で夜の警備員の仕事に就きます。夜になると恐竜の骨や動物のはく製、太古の彫刻、ジオラマや人形が動き出し、ラリーはただただ唖然とします。

トイストーリーと同様、夜に展示物が動き出すという、きっと誰もが子どものときに空想し、ワクワクしたであろうことが映像化されたようなお話です。お子さんの想像もかき立てるでしょうし、全体的にコミカルで、その中にちょっとした冒険もあり、友情もありで、どもを最後まで引き付けてくれる映画でしょう。

④インサイド・ヘッド

11歳の女の子、ライリーの頭の中の「5つの感情たち」、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ。遠い地へ引っ越したことをきっかけに不安定になるライリーの頭の中で、ヨロコビとカナシミは迷子になってしまいます。ライリーはこのまま感情を失い、心が壊れてしまうのか、「頭の中の世界」で繰り広げられる感動の冒険ファンタジーです。

頭の中に5つの感情がいると考えるだけで想像力は高まりますが、それだけではなく5つの感情を想像することで「今、イカリが暴れているな」など、自分の今の感情を客観視し、自分をコントロールすること、自分のそれぞれの感情には役割があることを学ばせてくれる映画です。

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⑤アダムスファミリー

見た目はホラー、でも世間とずれててちょっと笑えるアダムス一家が繰り広げる、ブラックユーモアたっぷりでゾクゾクする内容が、子どもの五感を刺激するファミリー映画です。

主人のゴメスは25年前に失踪した兄フェスターのことが気にしていました。恒例の交霊会が行われた嵐の夜、突如フェスター本人が現れて兄弟は感動の再会を果たします。しかし、フェスターは借金に困った顧問弁護士のタリーが送り込んだニセモノでした。

⑥天使にラブソングを

ひょんなことから、ギャングに命をねらわれるはめになったショーガール、デロリス。彼女が身を隠したのは、きらびやかなショー・ビジネスの世界とは真反対の修道院でした。最初は大人しく隠れていましたが、聖歌隊のリーダーになります。とても上手いとは言えなかったりコーラスがソウルやロックのリズミカルな賛美歌に変わり、街中で評判になりますが、それによってギャングに居場所を知られることになります。

ミュージカル映画としても飽きさせない作りになっており、音楽によって五感が刺激されること間違いなしの映画です。

親子で共有する時間の大切さ

ここまで、子どもに映画を見せるとどんないいことがあるのか、そしておすすめの映画を紹介してきました。しかし、子どもにとって必要なのは、映画を見る時間以上に親子で一緒に過ごす時間です。

子どもに映画を見せる目的が、子どもに暇つぶしをさせるためになっていませんか?静かに過ごしてもらうためになっていませんか?映画は親子で共有する時間であってほしいものです。

親子で時間を共有し、同じことができる時間は思っている以上に少なく、有限です。働いている時間や睡眠時間、通勤時間を除けば、親子が一緒に過ごせる時間は生涯を通して、約9年間だそうです。また、子どもが成長するに従い、1日に親子一緒にいられる時間はどんどん短くなっていきます。

ぜひ限られた時間を、自分のお子さんに直接愛情を伝えられる時間にしてほしいものです。

親子ですごす時間を増やしましょう

まとめ

いかがだったでしょうか。お子さんの想像力を高め、五感を刺激する映画を紹介してきました。

想像力を高めることで、思いやりの心や思考力、表現力を育てることができます。また、五感を刺激することで、脳や身体の発達につながります。

親子で一緒に過ごせる時間は多いようで、あっという間になくなっていきます。同じ映画を見るにしても、子どもを静かにさせる道具ではなく、親子の共有の時間を過ごすための道具として使ってほしいです。

お子さんとと一緒に見る映画を選ぶポイントは、まずキャラクターが魅力的であることです。また、話の内容よりも映像の面白さを優先することも重要です。子どもの発達によっては、理解できないストーリーもあります。カラフルで綺麗な映像や子どもに馴染みのあるキャラクターが出ている作品ならば、前のめりで楽しむことができそうですよね。