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千葉県の私立小学校の受験情報を知ろう!日出学園小学校について。

公開日:2020/05/05
最終更新日:2020/05/02

受験勉強は特別なものではない

小学校受験の入試問題にどんなイメージをお持ちでしょうか。何か特別なことを特別な方法で教えないといけないと思っていらっしゃる方が多いのではないのでしょうか。

しかし、実際のところ、志願者を振り落とすための変わった問題や難しい問題が出てくることはそこまで多くはないのです。それぞれの入試問題の意図は、これからその小学校で勉強するための基本的な学力がついているかどうかを見るためのものがほとんどです。

これから受験準備をしようと思っている方は、まず、メディアなどから連想する「お受験」のイメージを捨て去ってください。

「お受験」と聞くと、スパルタな教育方法を連想する方が多いはずです。怖い先生やママがきっちり時間や学習量を管理し、毎日何十枚も教材やペーパーをこなすなどといったものかもしれません。

このような間違った学習法は、むしろ逆効果の場合すらあります。正解を暗記するような勉強ばかりをしていると、お子さん自身の持つ考える力や、知りたいという興味、勉強に向かう意欲を削いでしまう可能性すらあります。

小学校受験の入試を今までご家庭で取り組んできた子育ての総まとめとして、捉え直してみてください。それだけでも、取り組み方は変わってくるはずです。しっかりと幼児教育ができているのだとしたら、子ども自身が問題について考え、解決する能力の基礎はすでに身についているのではないでしょうか。

 

学力だけでは合格できない

みなさんは小学校受験では何を基準に子どもを選抜していると考えていらっしゃいますか。中学・高校・大学受験の一般試験のように高い点数さえとればよいと思っていませんか。

小学校受験を初めて経験される方は「とにかく学力さえ身につけさせなければいけない」と信じて疑わないことが多いようです。

たしかに、基礎学習に時間をかけることは大切です。それは、入試で出題される問題は、思考力、応用力が求められ、子どもにとって初めて挑戦する問題がほとんどだからです。そのため、基礎的な学習は身についている前提として、受験に取り組まなければなりません。

しかし、小学校受験の入試で求められるのは、学力の高さだけではありません。そういった意味で小学校受験はテストの点数だけで合格が決まることの多い大学受験などとはちがうのです。志望校によって、何に重きを置くかは変わってきますが、どの学校でも求められていることは子どもの持つ総合的な力です。

仮にペーパーテストで100点を取っていたとしても、必ず受かるわけではないのです。ペーパーテストの他に行動観察、運動テスト、絵画・製作、またご家庭の考え方が明らかになる面接や願書などと合否判定の基準は非常に多く、複雑です。

大切なことはその学校に合う子どもなのかどうかということです。そのために、一つの評価基準ではなく多面的な視点から見られているのです。

 

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千葉県の私立小学校

千葉県は、関東の中でも私立小学校が多い地域です。今回は、千葉県市川市にある日出学園小学校をご紹介します。

 

日出学園小学校の理念

日出学園小学校では、校訓である「なおく、あかるく、むつまじく」を小学校の6年間を通じて身につけていきます。

「なおく」とは何が善い事なのか、悪いことなのかの判断ができる力のこと。「あかるく」とは、笑顔を絶やさずに、一生懸命に取り組めること。「むつまじく」とは、自分の意見をしっかり述べられるとともに、他人の話も聞けることを指しています。

子どもたちの個性と特性を伸ばすため、子どもたちの表現力や主体性、学習意欲や物事への関心など成長・発見を見据え、新しい時代へ生きる力とたくましい行動力を身につけていきます。

そして、健康で潤いのある人間性やたしかな想像力、基礎学力の定着と応用に意識を注ぎます。

 

日出学園小学校の特色

日出学園小学校の教育の大きな特徴は、少人数制の教育です。

1、2年生は小学校教育の基礎を身につけるための大切な学年です。担任の先生がきめ細やかな指導を子どもひとりひとりにできるよう、1クラス25~26名の少人数制が採用されています。

積み重ねが重要である算数の授業では3年生以上で少人数制を行っています。学習の取りこぼしをがないのよう努め、算数を理解する楽しさを大切にしております。5~6年生になると習熟度別に3クラスを4教室に分け授業を展開します。

また、日出学園小学校では、グローバルな社会で生きていくための力を養うという意味で、さまざまな取り組みを行っています。

英語の授業は、1年生からスタートし、6年生まで週に1時間行います。授業は担任と外国人の先生のチームティーチングで行われ、「聞く、話す、歌う、踊る」などといった遊びの要素の多い、楽しい授業を展開しています。

そして、3年生時に「毛筆の授業」「日本舞踊」、5年生時では「美しい日本語講座」の授業があり、日本の文化を学び、日本の良さを知ります。これらの授業を通して母国語である日本語を学びながら、語彙力を高め、豊かな表現力が身につきます。

さらに、「兄弟遠足」や「1年生のお世話」といった行事を通じて、異なる学年の生徒との交流が盛んに行われます。交流は小学校内だけではなく、併設の幼稚園や中学・高等学校や異学校ともつながり、幅広い交流を通じて、子どもの社会性を養います。

情報を活用する技術の学習も日出学園小学校の特徴の一つです。

3年生から週1時間、パソコンや情報機器を使った授業を行い、あふれる情報の中から必要な情報を取り入れ、自分の考えを組み入れながら表現する方法を学びます。また、操作の方法だけでなく、インターネットを利用する際のマナーやモラルに関する授業、プログラミングの授業を通じて物事を論理立てて考える力を養います。

 

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進路情報

日出学園小学校は、系列校に日出学園中学校、日出学園高等学校があります。

4分の1ほどの生徒が、日出学園中学校に進学をし、その他の生徒は他の私立、国立中学校を受験をし、進学します。

2017年度の合格実績は、海城、開成、学習院、攻玉社、芝、巣鴨、獨協、本郷、早稲田、女子学院、白百合学園、学習院女子、東洋英和女学院、筑波大駒場、筑波大附属、県立千葉、慶應中等部、成蹊、市川、芝浦工大柏、渋谷教育学園幕張、昭和学院秀英、専修大松戸、東邦大付属東邦、浦和明の星、獨協埼玉などです。

例年、日出学園中学校を卒業すると9割の生徒が、日出学園高等学校に進学します。

 

日出学園小学校の合格率

日出学園小学校の2019年度の入試は、第一志望入試、第1回一般入試、第2回一般入試と3回行われ、募集人数は、系列校の幼稚園からの内部進学者含む、計102名。

第一志望入試の受験者数は95名、合格者数は78名、倍率は1.2倍。第1回一般入試の受験者数は103名、合格者数は50名、倍率は2.1倍。第2回一般入試の受験者数は27名、合格者数は5名、倍率は5.4倍でした。どの入試も、女子よりも男子の方が若干倍率が高いようです。

また、入学試験の内容としてはペーパー試験、指示行動、行動観察、保護者面接、子ども面接があります。

 

アクセス

所在地は千葉県市川市菅野3-23-1です。

アクセスはJR総武線「市川」駅より徒歩15分、もしくはバス5分。また、京成本線「菅野」駅より徒歩5分です。

 

ちょっとした気づき

日出学園小学校では、自分の目で見ること、自分の肌で感じることを大切にするため、体験学習がとても盛んです。

校外学習は、芋掘りから、防災センター防災体験や国会、最高裁判所などの見学までがあり、宿泊学習は、林間学校(2泊3日)、スキー教室(4泊5日)などが行われます。

 

千葉県で小学受験を検討の方はアデックまで

 

日出学園小学校情報まとめ

いかがだったでしょうか。今回は千葉県市川市にある日出学園小学校を紹介してきました。

日出学園は一貫校であるため、系列校に進学ができます。また、他の私立、国立中学校を受験して進学する生徒も多数おり、中には難関中学への進学者も目立ちます。お子さんの個性に合わせて、進路を決めることができるのも、日出学園小学校へ入学する大きな利点と言って良いでしょう。

まずは学校説明会などに参加して、学校の雰囲気や先生方の教育に対する熱意などを知って、志望するか検討してみてはいかがでしょうか。