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親子でボランティアに挑戦してみよう!他人に親切にすると幸福になる?

公開日:2021/09/21
最終更新日:2021/09/20

親子でボランティア活動をしてみよう!

親子でボランティア活動に挑戦してみませんか。ボランティアを通して、子どもはいろいろなことを学べるでしょう。

今回は、ボランティアに参加することにはどんなメリットがあるのか、どういったボランティアがあるのかご紹介していきます。

親子でボランティアに挑戦してみよう!他人に親切にすると幸福になる?

ボランティア活動に参加するメリット

中学校になるとボランティア活動に参加する子どもが増えます。理由は、ボランティアの経験が高校受験のときの内申点に加点されるためです。そのような「見返り」が目的であっても、ボランティア活動をすることは、良い経験につながることには間違いありません。

しかし、これから紹介するボランティア活動に参加するメリットは、そういった「見返り」とは違い、子どもの精神面の成長や安定につながるものです。

社会性が高まる

まずは、「社会性が高まること」です。

子どもは、生活の大部分を幼稚園や学校、自宅で過ごしますね。自然と時間を共にする人は、ママ、パパ、兄弟、先生、同級生などと限られてきます。

ボランティア活動に参加することで、同じ幼稚園、小学校以外の友だち、中学生や高校生、社会人など、普段接点の持つことのない人たちと知り合い、行動を共にすることで、子どもの社会性は高まるでしょう。

普段接点の持つことのない人たちとの意思疎通は難しいものです。こちらの意思を伝える能力や、反対に相手の意思を理解する能力が磨かれることでしょう。

視野が広がる

次に、「視野が広がること」です。

ボランティア活動に参加することで、普段の生活では体験することのない出来事がたくさんあるでしょう。必然的に子どもの視野を広げることにつながり、子どもの世界観、ものの見方などが大きく変わるはずです。

ボランティア活動が将来の夢に大きな影響を与えたということが多いようです。実際に、子どもの頃のボランティア活動の体験が、今の仕事を選んだきっかけになったという大人は多いようです。子どもが夢を持てば、勉強に向き合う姿勢が変わりそうですね。

自己効力感が高まる

次に、「自己効力感が高まること」です。

ボランティア活動に参加することで、人から感謝される機会が得られます。「自分でも他人の役に立てた!」という達成感によって、子どもの自己効力感が高まるでしょう。

自己効力感が高まれば、難しい課題にも自ら挑戦しようと思えるようになりますし、自己効力感が高い子どもは、自己肯定感も高いという傾向にあります。

ただし、急に難しそうなボランティア活動に参加してしまうと、かえって失敗して、自己効力感を下げてしまう可能性もあるので注意です。

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子どもの知らなかった顔を知れる

次に、「子どもの知らなかった顔を知れること」です。

普段の生活では、子どもが親以外の大人や同じ世代の子どもと接しているのを見る機会というのは案外ないものです。親子で一緒にボランティア活動をすることで、子どもの知らなかった顔を知ることができます。

「人見知りだと思っていたら、知らない大人の人にどんどん話しかけてる」、「他の誰よりも熱心に活動に夢中になっていた」など、子どもの意外な一面に気づくでしょう。子どもの長所を見つけることができれば、普段の生活でもその長所を伸ばしてあげるような接し方ができますね。

社会と交流ができる

そして、「社会と交流ができること」です。

これは子どもへのメリットというよりも、育児中で社会と接点のないママへのメリットです。

育児で家の中で過ごしてばかりいると、社会との交流がなくなり、視野も狭くなってしまいます。ストレスに感じることもあるでしょう。

ボランティア活動は育児中のママが社会と交流を持てるいい機会です。それに仕事とは違うので、自分のできる範囲ででき、気軽に参加できます。

ボランティア活動にはどのようなものがあるの?

では、親子で参加できるボランティア活動にはどのようなものがあるでしょう。

福祉ボランティア

まずは、福祉ボランティアです。

福祉ボランティアは、その名の通り、福祉活動を行うボランティア活動です。老人ホームやデイケアセンター、障がい者施設などの施設を訪問して、入所者や利用者と交流を行います。

自分たちで考えたゲームや出し物を披露したり、簡単なお手伝いに参加したり、子どもの年齢や興味に合わせたボランテイアをすることができます。

地域ボランティア

次に、地域ボランティアです。

地域ボランティアは、主として住んでいる地域で催しているイベント、活動に参加するボランティア活動です。地域のお祭りを盛り上げるための手伝いをしたり、地域の浜辺や川などの自然環境を守ったり、公園や歩道などのゴミ拾いなどが、これに当たります。

子どもでも自分の身近な環境でできる活動であるとともに、自分が住んでいる地域に貢献できるというのが大きな特徴です。

募金

次に、募金です。

募金は、災害支援募金をはじめ、あしなが募金、赤い羽根募金などたくさんの種類の募金があります。募金の方法もさまざまで、街頭募金や店頭の他に、銀行振込やインターネット振込などがあります。

自分がどれだけ募金したいかだけの金額を選ぶことができ、また、身近なところで募金を行っているので、子どもでも気軽に参加できます。買い物をして出たおつりを、そのままお店に置いてある募金箱に入れるのも、立派な募金ボランテイアです。

寄付

そして、寄付です。

寄付は、物品を無償で提供するボランティア活動です。例えば、家でいらなくなった古着や学用品などを、施設や海外、または災害があったとき、被災地に送るといった活動です。

ただ、なんでも送ればいいというものではなく、気をつけなければいけないこともあります。古着を送るにしても、汚れや破けていたりするものは不可であったり、サイズが指定されていたりする場合があります。

被災地への支援物資も、個人で送ってしまうと物流をさまたげることになってしまいます。必ずボランティア団体や募集団体を通じて、また、募集されている物資のみを送るようにしましょう。

ボランティアの探し方

ボランティアをしたい場合はどうやって探せばいいでしょうか。

まず1つ目の方法は、インターネットで募集サイトを探すことです。「親子 ボランティア 募集」、「小学生 ボランティア 募集」などで検索してみるといいでしょう。

もしも、「デイケアセンターを訪問して、参加できるボランティアをしたい」、「自宅で気軽にできる募金のボランティアをしたい」とすでにボランティアの内容が決まっているなら、ボランティアの内容を入れて、検索してみてください。

信頼できるボランティア募集サイトを利用することが、子どもが安心してボランティア活動に参加することにつながります。見学や問い合わせを行い、信頼できるボランティア団体であることがわかれば、申し込みしてみましょう。

2つ目の方法は、地域のボランティアセンターに相談することです。

より安心にボランティア活動に参加したいのであれば、地域のボランティアセンターに相談してみましょう。

ボランティアセンターでは、やってみたいボランティア活動に関すること、参加鳳凰や注意点を教えてくれ、不安な点や疑問にも気軽に相談ができます。

他人に親切にすると…

「情けは人の為ならず」と言いますが、このことわざのように巡り巡らなくても、他人に親切にすることは、自分のためになるんですよ。つまりは、「親切は直接、自分のためになる」ということです。

どういうことかというと、例えば、イェール大学の研究では、親切な行動をした人ほど、ポジティブな感情の量が多く、メンタルが悪化しづらく、ストレスに強くなるという傾向が見られました。「見返り」を求めるよりも、純粋な親切心で行動したほうが、これらの効果は得られやすいようです。

また、他人へ親切にすることで、「ドーパミン」が出ることもわかっています。ドーパミンは、モチベーションや学習能力を高めるには必須の脳内ホルモンです。親切をして、やる気が出ている状態のことを、ランナーズハイならぬ、「ヘルパーズハイ」なんて呼ばれたりしています。

子どもの勉強のやる気が出ないときは、「ママのために何かお手伝いしてくれない?」なんて言ってみて、なんでもいいので親切をしてもらって、ヘルパーズハイにさせてから、勉強に取りかからせたほうが、効率がよくなったりするかもしれませんね。

親子でボランティアに挑戦してみよう!他人に親切にすると幸福になる?

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は親子でボランティア活動に参加することについてお伝えしてきました。

人に親切にすることは、親切にした側の幸福度をあげ、また脳が活性化されます。親切にすることの効果は、「見返り」を求めず、「人の役に立ちたい」という純粋な気持ちで行ったほうが、その恩恵を授かれます。

ぜひ、親子でボランティア活動に参加してみてください。ボランティアには子どもに良いことがいっぱいです。

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