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子どもとバレンタインデーを楽しもう!季節のイベントの文化を知ることが知育のきっかけに。

公開日:2021/01/19
最終更新日:2021/01/18

子どもにバレンタインデーについて説明できますか?

2月14日といったら、みんなお馴染みのバレンタインデー。日本では女性から男性にチョコレートを贈り、想いを伝える日とされています。世界でも「恋人たちの日」として親しまれており、大きな盛り上がりを見せる定番行事となっています。

園や学校によっては、バレンタインデーのやりとりをNGとすることもありますが、子ども心にソワソワ、ドキドキすることもあるでしょう。特に女子生徒の場合は、ママや友だち同士でチョコレートやお菓子を作ることがイベントとなっているケースも見受けられます。

では、皆さんは、バレンタインデーがどのような背景で生まれたイベントか知っていますか?なぜチョコレートを渡すの?なぜ女性から男性へ渡すの?といった質問を子どもに投げかけられたとき、答えることができるでしょうか。

最近では、スマホやパソコンを使えば、簡単に検索できますが、それではちょっともったいない。親の威厳を見せるというのは言い過ぎかもしれませんが、ぜひ、さらりと子どもに答えられるように、ここから先を読んでいただきたいです。

バレンタインデーを楽しもう

バレンタインデーの起源と由来

バレンタインデーの起源はローマ帝国の時代にまでさかのぼります。当時のローマ帝国の皇帝、クラウディウス2世は、故郷に愛する家族や恋人がいると兵士の士気が下がるとして、結婚を禁止していました。

その状況下において、キリスト教の司祭であったヴァレンティヌスは皇帝に反して、密かに兵士たちの結婚式を執り行っていました。皇帝はヴァレンティヌスの行いを問い詰め、2度と同じことをしないように命を下しましたが、それに従わずに処刑されてしまいました。

後世の人々は、ヴァレンティヌスの行いを称え、聖バレンタインと呼ぶようになり、処刑された2月14日を「St.Valentine’sDay(聖バレンタインの日)」として祈りを捧げるようになりました。

この2月14日の翌日に、男性がくじを引き、ペアとなった女性と1日を過ごすというルペルカーリア祭という行事が行われており、この風習とヴァレンティヌスの行いが重なり、今のバレンタインデーの原型が生まれました。

長い歴史のもとにバレンタインデーは存在しているのです。

チョコレートを渡すのは日本の文化

日本でバレンタインデーにチョコレートを渡すようになったのは、1935年に菓子メーカーが新聞広告に出した「バレンタインデーにチョコレートを贈ろう」というメッセージがきっかけだと言われています。

戦後間もなく、デパートにてバレンタインセールが行われ、少しずつ日本の文化として根付くようになりました。当時の男女格差が反映されたものなのか、女性が男性に想いを伝えるイベントとして確立していきます。世界の多くの国では男性が女性に想いを伝える日とされていることもあり、ここは日本独自の特徴といえます。

学校や職場でチョコレートのやりとりが盛んになったのは1980年代で、以降、義理チョコや友チョコなど、少しずつやりとりするチョコレートの種類も増えながら、今に至っています。

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バレンタインデーの背景を知った上で楽しめると、教養にもつながる

ここまで、バレンタインデーの由来や背景について説明してきましたが、子どもに細かく説明するのはなかなか難しいことです。大昔からあるイベントだよ、バレンタインは昔の人の名前だよと伝えてあげるだけでも十分ではないでしょうか。

ただ、バレンタインデーに限った話ではありませんが、イベントは何もしなければ他の日と変わらない一日です。

どのような歴史や背景で今に至っているのか、なぜ今の形になってきたのかを知ると、イベントを楽しむだけでなく、それが学びのきっかけになります。知育は楽しみながら学ぶことだと何度もお伝えしていますが、イベントを楽しみながら、その歴史を知ることは知育の一環です。

イベントを楽しいという思い出だけで終わらせるのではなく、その背景や文化をまとめて知り、学びの機会とすることが大切です。また、これをきっかけとして、歴史の研究者になるという道もあるかもしれません。

ぜひ、お子さんの知見を開くきっかけにしていただければと思います。

おうちでバレンタインを楽しもう

では、ここからはおうちでバレンタインを楽しむ方法をお伝えしていきます。女の子のイベントのイメージが強いかもしれませんが、性別関係なく親子で楽しめるコツをお伝えしていきます。

①親子で一緒にお菓子を作る

まずは親子で一緒にお菓子を作ることです。

バレンタインデーといえば好きな相手にチョコレートを渡すイベントですが、恋愛関係のイベントとなるとママやパパも少し不安な気持ちがよぎるかもしれません。また、年齢によってはそこまでの気持ちにつながりません。

したがって、「大切な誰かにありがとう、大好きだよという日だよ」と少しテーマをすり替えて、ママやパパ、おじいちゃんやおばあちゃんといった家族にお菓子を作ってみましょう。これもチョコレートにこだわらず、作りやすいもので構いません。

ただ、子ども一人でお菓子を作るにはまだ早いので、ママと一緒に作ってみましょう。親子で一緒にお菓子を作る日と決めてしまうのです。バレンタインデーには、チョコレートを渡した時の甘い思い出や反対の苦い思い出があるかもしれませんが、チョコレートを作った時の思い出も心に強く残っているのではないでしょうか。

誰かのために、心を込めてお菓子を作る思い出として、バレンタインデーを生かしてみましょう。

②バレンタイン用のギフトを作る

次はバレンタイン用のギフトを作ることです。

これはお菓子を作ることが難しい、そこに興味が湧かないといった場合にも活かすことができます。お手紙でもいいですし、飾り箱に入れたプレゼントでもいいでしょう。子どもながらに何か手作りのものでギフトを作ってみるのはいかがでしょうか。

お菓子を作るときと同様、「大切な誰かにありがとう、大好きだよという日だよ」というテーマでギフトを作ってみましょう。どんなギフトがいいか思いつかないときは、スマホやタブレットで動画メッセージを作るだけでもOKです。

③バレンタインデーにちなんだ絵本を読み聞かせする

次はバレンタインデーにちなんだ絵本を読み聞かせすることです。

とはいっても、実はあまりバレンタインデーがテーマの絵本はありません。そこで、せっかくの恋人の日であることを生かして、子どもに伝えるのが難しい「愛について」考えられる絵本を読み聞かせてみましょう。

『どんなにきみがすきだかあててごらん』は愛情表現を比べっこするうさぎの話です。仲良しのデカウサギとチビウサギがそれぞれ相手のことをどれだけ想っているのか競争します。どれだけ好きなのか、という気持ちの強さから愛について考えることができます。

『ジャッキーのはつこい』は恋をしたクマの女の子の話です。恋する相手のしろくまデイヴィットに会うために北極まで旅する話で、ジャッキーの恋模様にキュンキュンしてしまいます。恋ってこんな気持ちなんだと知る意味でもいい絵本です。

イベントを楽しんだ後に、その背景がわかる絵本を読み聞かせることで、子どもの記憶に強く残るようになります。これは楽しい記憶だけでなく、学びの記憶としても、です。ぜひ、読み聞かせの時間をつくってみてください。

親子でバレンタインを楽しもう

まとめ

いかがだったでしょうか。前半はバレンタインデーの由来と歴史について、後半は家族で楽しむ3つのポイントをご紹介しました。

今年のバレンタインデーは、ぜひ親子で想いを伝え合う時間にしてみてはいかがでしょうか。好きという気持ちや愛するという気持ちを向ける相手は、子どもにとって、ママやパパが一番です。その気持ちを伝える時間を作ることで、バレンタインデーが大切な意味を持つ日になってきます。

年に1回のイベントが家族恒例の行事になることも、家族の絆を深める意味でも大切かもしれません。