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親子で見たい感動のアニメ映画5選!

公開日:2020/02/11
最終更新日:2020/03/29

子どもが小さいうちは親子の時間をつくろう

皆さんは親子の時間を作れていますか?子どもはゲームに熱中して、親はスマホばかり見ていたり、なんてことになっていませんか?また、最近では、親子の会話が長く続かないといった悩みを持つママやパパが増えてきています。

10歳までに親子のコミュニケーションの時間や機会をどれくらい取れたかによって、その後の親子関係は決まってしまうそうです。なんとか親子の会話を増やしたいところです。

その機会のひとつに映画があります。映画鑑賞は親子のいいコミュニケーションの機会。ネット配信が盛んになってきたことで、定額で見放題のプランが浸透してきたので、映画を見るのはとても便利になりました。

親子でみたい映画

映画はいいコミュニケーションの機会に

子どもの暇をつぶさせるために映画を見せるご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、それだけではもったいない。せっかくですから、親子一緒に楽しめる映画を選んで、一緒に見ましょう。

見終わったら「ここが良かった」「あそこが面白かった」など、共有の時間が大切です。感想が親子で違ったり、同じ場面でも受け取り方が違ったりと、親子での違いを見つけることは有意義です。

また、共有することの面白味を子どもに感じてもらい、「今日はこんなことがあったんだ」「それで、こんなふうに思ったよ」と普段の生活の話も共有してくれるようになり、親子のコミュニケーションのきっかけが作れるようになるのではないでしょうか。

親子で見たい映画

では、ここからは、親子でしっとりとした気分になりたいときにおすすめの、子どもと一緒に楽しめるアニメ映画を5つご紹介いたします。

子どもに涙を見せるのは恥ずかしいかもしれませんが、子どもも「親も泣くんだな」「親も自分と同じ人間なんだな」と感じてくれて、より近しい関係になるのではないでしょうか。

①カールじいさんの空飛ぶ家

世界を冒険することを夢見ていた少年・カール。幼い頃に最愛の妻と出会い、結婚し、穏やかな日々を過ごしながらも、夢を諦めたままいつしか老人になってしまいました。

人生も終盤に差し掛かった頃、若い日の夢を妻と一緒に叶えようとしたところに、妻が突然倒れてしまいます。そして、最愛の妻を亡くしたカールは、昔夢見ていたような大冒険へと繰り出すのです。

子どもにとっては、テンポよく進んでいくストーリーを、ドキドキワクワクしながら楽しめる作品だと言えるでしょう。大人には「夫婦」という形を手に入れた今だからこそわかる、カールとエリーの壮大なラブストーリーに感動するはずです。人生の終盤だからこそわかる、人生の意味と大切な人への愛が、深く胸を打つ作品です。

②STAND BY ME ドラえもん

子どもたちに人気の定番キャラクター、ドラえもん。シリーズ初のCGアニメーション作品で、のび太とドラえもんの絆を、優しく描き出しています。

のび太とドラえもんの出会いから、二人が心を通わせていき、そして切ない別れまでが、丁寧に描かれています。途中、ドラえもんを心配させないためにと、のび太が大きく成長するシーンに、思わず涙してしまう方も多いはず。

幼い子どもと一緒に見ても、安心して楽しめることでしょう。「誰かのために」と頑張る姿は、きっと子どもの心に感動を与えてくれます。思い切り泣いてみるのもおすすめです。

③映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

こちらもお馴染みのキャラクター、クレヨンしんちゃんです。テレビでは、どちらかというとギャグで構成されていますが、映画になると一変。 大人が考えさせられるテーマが多く、見終わった後は涙が止まらないでしょう。

ある日突然ロボットに生まれ変わってしまった父ちゃんが、混乱の中にありながらも家族のために奮闘する姿はかっこよく、特に最後のシーンは、もし自分がロボットの立場だったら…なんて考えるとやはり涙が止まりません。

クレヨンしんちゃんの映画シリーズは、いずれも家族愛による感動作が多いです。 ちょっと家族の間に距離があるなと感じたら、映画を見て家族愛について考えてみるのはいかがでしょうか。

④おおかみこどもの雨と雪

「おおかみこどもの雨と雪」は、人間界の中で暮らす狼(人狼)の姉弟が、大きな不幸に度々見舞われながらも小さな幸せを大事にしながら歯を食いしばりながら懸命に生きる姿を描いた作品です。

同じ境遇で育った2人の姉弟ですが、成長する過程で2人は大きく道を逸れることになってしまいます。 自分の子どもと2人を重ねて、なんとか幸せになってほしいと願いながら感情移入することで、涙腺が緩むこと間違いありません。

⑤トイストーリー3

1、2と続いて3ではついに主人公アンディーが大学生になるところから話は始まります。一人暮らしを始める際に、子どもの頃からともに遊んで来た相棒「ウッディー」だけを連れて行くことを決心。その他のおもちゃたちは捨てられたと勘違いします。

ウッディーは「屋根裏にしまおうとしただけだ!」と必死に伝えますが、その誤解は解けぬまま幼稚園に寄付されることに。そこでは散々な出来事が待っていて、ようやく「ウッディーの言葉は正しかった」と気付きます。

おもちゃたちが協力して幼稚園から脱出しようとする姿、ウッディーが大事な仲間を助けようと奮闘する姿を見ると、深い友情を感じてグッと来ます。

また、ラストのアンディーとウッディーたちのお別れシーンには子どもを見守る親としてはとても切なく、泣いてします。

映画と知育のつながり

映画を見ることは子どもの成長につながります。

例えば、言葉を多く覚えるようになる、人の話を長く聞いていられるようになる、子どもの情操教育にいいなど、いろいろな効果があります。

特に、高まるのは想像力ではないでしょうか。「もし〇〇がいたら…」など妄想することで、子どもの中の空想の世界が広がります。また、映画が終わって、「あの後どうなったんだろう」と映画のその後の世界を想像します。たくさん想像することは、たくさん考えることでもあります。思考力、発想力、創造力が高まるので、子どもの空想を否定せずに、むしろ肯定してあげましょう。

また、想像力に関係することでありますが、共感する力も高まります。映画の中に感情の描写があれば「この気持ちはどんな気持ちかな?」と子どもは想像します。例えば、登場人物が泣いた時に「どんな気持ちになって泣いたんだろう?」「悲しかった?」「嬉しかった?」と考えます。

そして、映画は五感を刺激してくれます。例えば、音楽です。ミュージカル映画の挿入歌やシーンに合わせたBGMは登場人物の感情に合わせた音楽は感情移入をよりさせてくれます。

また「次はどうなっちゃうの!?」「うわっびっくりした!」とハラハラさせるシーンではドキドキと胸の高鳴りを感じたり、「気持ち悪い!」「怖い!」とゾクゾクさせるシーンでは背筋が凍るような感覚になったりします。

子どもの五感を刺激することは、脳が活性化され、より五感が研ぎ澄まされ、脳をより発達させることに繋がると言われています。いっぱい映画を見てどんどん脳を活性化させましょう。

親子で映画を見に行こう

まとめ

いかがだったでしょうか。親子一緒に感動できる映画をご紹介してきました。

映画を見た後に重要なのが、親子で感想を共有することです。大人ならではの感動や子どもならではの面白さをお互いに共有することで、子どもの映画の理解度だけじゃなく、親の子どもへの理解度も上がるでしょう。

紹介してきたのは、どれも泣ける映画です。親は泣くのを子どもに見られるのは恥ずかしいかもしれませんが、子どもはそれを見て、親にいつもより優しく接してくれるかもしれませんね。