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子どもの怒りやイライラをしずめよう!子ども向けアンガーマネジメント。

公開日:2021/10/04
最終更新日:2021/10/02

怒る子どもに困る親たち

「子どもが怒って、ママ、パパの言うことを聞かない」、「子どもが癇癪を起こして大声を出す」などで困っているママ、パパは多いと思います。

ここまではママ、パパも許容範囲かもしれません。しかし、これがエスカレートすると、怒りやイライラから、モノに当たったり、お友だちに暴力をふるったり、いじめをしたりしてしまう可能性があります。

これらの行為は、子どもが感情をコントロールできずに、怒りやイライラに巻き込まれてしまうことによってしてしまうことです。

怒りという感情が湧くことが悪いのではありません。怒りは、自分の思い通りにならなかったり、バカにされたり、心や体を傷つけられたりすれば、自然とこみ上がってくるものです。ですから、怒りを押し殺して我慢することは、精神衛生上良くありません。

では、子どもが怒りやイライラを感じたときに、大声も上げず、人やモノを傷つけず、さらに自分の感情を押し殺したりせずにするには、どうすればいいでしょう。

そこでアンガーマネジメントという方法があります。アンガーマネジメントといえば、企業研修などで教わることが多いので、大人のもののように思われていますが、子どもでも身につけられる方法です。

今回は、子どもでも身につけることができるアンガーマネジメントについてお伝えしていきたいと思います。

子どもの怒りやイライラをしずめよう!子ども向けアンガーマネジメント。

アンガーマネジメントとは?

そもそもアンガーマネジメントってなんでしょうか。直訳すると「アンガー=怒り」の「マネジメント=管理」ですから、「怒りの感情をコントロールし、うまく付き合っていく」ための、心理トレーニングのことを言います。

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで生まれたメソッドです。当時は、家庭内暴力や、軽犯罪者の矯正プログラムとして作成されましたが、現在では企業の研修で導入されたり、一般化されてきました。

子どもの世界でも、暴力行為が年々増加し問題視されているため、アンガーマネジメントを教育に活かそうという動きも出ています。

アンガーマネジメントの必要性

アンガーマネジメントによって、怒りやイライラの感情に巻き込まれ、爆発することがなくなります。これがアンガーマネジメントの必要性です。

それによって、モノに当たって壊したり、お友だちとの関係が破綻したりすることもなければ、「なんであのときあんなに怒ってしまったんだろう…」、「あんなことしなければよかった…」などの後悔の念にさいなまれることもありません。

そして、アンガーマネジメントでは、「怒りがこみ上げることは悪いことである」とは捉えていません。怒りを抑圧することで、ストレスがたまり、健康に悪影響を与えます。落ち着きがなくなったり、最悪、うつ症状が出てくるでしょう。なので、主張が少ない子どもにも注意が必要です。

怒りという自分の気持ち相手に受け入れやすい形で表現できるようにすることも、アンガーマネジメントが必要な理由です。

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何歳から始めるべき?

子どもは、3歳ごろから怒りの感情を表すようになります。誰かを叩いたり、何かを壊したり…。このような行為を身につける前に、怒りのコントロールを知って、自分の感情を言葉で説明する能力を伸ばすトレーニング、つまりアンガーマネジメントをしていくべきです。そして、そのトレーニングは、幼いうちから、じっくり時間をかけて行っていくべきでしょう。

なぜなら、大声を出す、怒鳴るといった行為や、暴力行為、破壊行為によって、自分の思い通りになることを、一度覚えてしまえば、クセになりかねません。クセになれば、なかなかやめさせることが難しくなるでしょう。

そして、子どもが些細なことで怒ったりしなくなるので、子育てしやすくなり、ママ、パパにとっても、カッとなる場面が少なくなるはずです。

ぜひ、子どもの健診のときなどに、アンガーマネジメントのセミナーを設けてほしいですが、それは今すぐにはなかなか叶わないので、ママ、パパ自身で調べる必要があるでしょう。

アンガーマネジメントの方法

ここからはアンガーマネジメントの4つの方法をお伝えしていきます。これらの方法は、子どもだけでなく、つい子どもに対してイライラしがちなママ、パパにも有効です。

自分の怒りの感情に気づくこと

まずは、「自分の怒りの感情に気づくこと」です。

怒りに飲み込まれているときに、「自分が怒っているんだ」と考えている人はあまりいませんよね。自分の感情を観察できていて、逆に冷静な状態だと思います。

怒りから一歩引いた第三者的な目線で、自分の感情を観察することができれば、自分から怒りを切り離すことができます。

自分の感情を観察しようといっても、小さな子どもには難しいですよね。そこで例え話をしましょう。

子どもの心を駅で、怒りやイライラなどの感情が電車だとします。電車は一旦駅に停車して、そして通り過ぎていきます。「今、〇〇ちゃん駅にイライラの電車がやってきたね」、「イライラ電車は通り過ぎていきます」などと言い、「感情と自分を切り離すこと」、「感情は必ず過ぎ去るもの」ということを教えます。

他にも、感情を空を流れていく雲に例えることもできます。

感情カードを使う

次に、「感情カードを使う」です。

感情カードとは「怒り」、「不安」、「悲しみ」、「喜び」などの感情を絵にしたカードです。ママ、パパが作ってもいいですし、市販のものもあります。

幼い子どもは、自分の感情について、ママ、パパや先生にうまく伝えることができません。怒り出したら、「今どんな気持ちかな?」と聞いて選ばせます。先ほどの「自分の怒りの感情に気づくこと」につながるかもしれませんね。

カードを選ぶ楽しさで、怒りが収まる効果もあるでしょう。また、怒っているかと見えて、子どもは悲しんでいたり、不安だったということもあるかもしれません。

6秒カウントダウン

次に、「6秒カウントダウン」です。

「自分がイライラしている」ということに気づいたら、6秒数えることで、少しずつ怒りが収まっていきます。

怒りが感情の中でもコントロールしにくいのは、「アドレナリン」が分泌されるせいだと言われています。このアドレナリンは6秒で全身を巡ります。つまり、この6秒間さえ我慢できれば、怒りは抑えやすくなるということです。

「1、2、…、6」と数えるのでもいいし、「大丈夫」、「ドンマイ」など、自分で自分を励ます「魔法の言葉」を6回言うのでもいいですね。

怒りを点数にすること

そして、「怒りを点数にすること」です。

数の概念がわかってきたら、0点が何も感じていない平穏な状態、10点が怒り爆発寸前の状態として、「今のイライラ、何点?」と聞いてみましょう。

ここで子どもは、自分の中の怒りを客観的に見ます。それだけで、自分の怒りに巻き込まれることがなくなります。「5点」など低い点数が出たときも、「あれっ、そんなに怒ることじゃなかったな」と冷静になります。

他にも、コップの中の水を怒りに例えてみたり、温度計で怒りの度合いを表させるのでもいいでしょう。

アンガーマネジメントを学ばせる絵本

幼い子ども向けにアンガーマネジメントを学ばせる絵本があります。

例えば、日本アンガーマネジメント協会も推薦している「ムカムカドッカーン!」は物語を通じて、怒りを手放す方法を学べるのだそう。フランスの小学校の教室には1冊はある本なのだそう。

また、日本アンガーマネジメント協会監修の「いらいら ばいばい 3歳からの感情マネジメント」もオススメです。イライラを抑えられないかいじゅうに、女の子が怒りを抑える方法を教えます。

フランスで発行されるやいなや、ヨーロッパ各国で話題となった「おこりたくなったら やってみて」はアンガーマネジメント呼吸法を教えてくれます。たった3回、1分ほどの呼吸法で、子ども自ら怒りを手放すようになるというコンセプトの絵本です。

ぜひ読み聞かせてあげたいですね。同時に、ママ、パパもアンガーマネジメントの方法を知ることができそうです。

子どもの怒りやイライラをしずめよう!子ども向けアンガーマネジメント。

まとめ

いかがだったでしょうか。子ども向けのアンガーマネジメントの方法をお伝えしてきました。

怒ることは悪いことではありません。怒りに巻き込まれて、暴力や暴言をしてしまうのがいけないのです。怒ったときの対処方を幼い頃から教えていくべきでしょう。

海外では、アンガーマネジメントを幼稚園や小学校の頃から行われています。なかなか小学校で教えてほしいといっても、すぐには始められないので、ママ、パパが行っていきましょう。

子どものぐずりや癇癪が減れば、子育てはきっと楽になるはずですよ。

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