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赤ちゃんの発達に効果的なおもちゃの選び方。親子で遊ぼう!

公開日:2019/11/04
最終更新日:2020/03/29

赤ちゃんの発達を時系列で「遊び」目線でおさらい

赤ちゃんは寝ることが仕事と言われるように、24時間のうちの多くの時間をスヤスヤと眠っています。おっぱいの時間、オムツが濡れてムズムズする時間以外は目をつぶっているといってもいいくらいです。

起きる時間が少しずつ長くなるのは、生まれてから3ヶ月頃くらい。自分の指をなめたり、視界に入る気になったものに視線を傾けたりし始めますが、動作のひとつひとつは遊びの一種だとも言われています。

6ヶ月頃を過ぎれば、おすわり、ずり這い、ハイハイ、つかまり立ちなど、できることが徐々に増え始め、活動範囲が広がります。手の届くものをなめたり、物を散らかしたりと目が離せません。赤ちゃんにとって、目の前にあるものすべてが興味の対象であり、おもちゃになります。

1歳を迎える頃には、発育が早いと、よちよちと歩き始める赤ちゃんもいますが、指先を器用に使うようになったり、体力や筋力がついて物を持ち上げるようになったりと、予想以上の動きや器用さが生まれ、行動がダイナミックになります。物をぶつけてガチャガチャ音を鳴らしたり、積み木を崩してニコニコしたりと、物体の変化が遊びにつながります。

赤ちゃんの月齢や発達とその特徴を知っていれば、どのようなおもちゃを与えるといいのか、どのような遊び方が適しているのか、判断がしやすくなります。ここでは簡単におさらいをしましたが、ぜひ、いろいろな情報を覗いてみて、お子さまにあったおもちゃや遊び方を考えてみてください。

親子で遊ぶ大切さ

赤ちゃんが遊ぶときには、ママやパパと一緒が一番です。

大きな理由としては安全面が挙げられます。誤飲してしまったり、怪我してしまったりと、赤ちゃんの行動はなかなか予測できません。そばにいることが難しい場合は、ママやパパの視界に入るところで遊ばせましょう。

また、安心感を伝える意味でも、一緒に遊ぶことは大切です。ママのぬくもりに包まれたり、パパのどっしりとした体に支えられたりと、赤ちゃんにとってママやパパの存在は安らぐものです。たとえ、子どもから言葉で伝わってこなくても、その笑顔や無邪気さは一緒にいるからこそ生まれるものなのです。

仕事に家事に忙しく、一緒にいる時間が取りづらいかもしれませんが、親子で遊ぶ意義もしっかりと考えていただきたいです。

おもちゃ選びの基準

赤ちゃん用のおもちゃは種類や数が多く、どのおもちゃがいいのか迷ってしまうママやパパもいるかもしれません。孫かわいさに、おもちゃをいっぱい買ってくるおばあちゃんやおじいちゃんもいます。

そこで、赤ちゃんの発達や特徴に合ったおもちゃ選びの基準をここからはお伝えしていきます。どんなおもちゃがいいか、ではなく、こういった観点で選んでみませんか?という提案なので、ご了承ください。

①安心、安全

赤ちゃんはどんなものでもなめたり、口に入れたりします。誤飲や怪我を防ぐ意味でも、お子さまの発達、成長具合をみて、このおもちゃで遊べるかどうかをまずは確認しましょう。身長や体重、手や足のサイズなどによって、おもちゃの大きさや重さも考慮しなくてはいけません。

また、おもちゃのパッケージには適応年齢が記載されていますが、これはその月齢であれば誰でもOKという訳ではありません。あくまでも目安です。記載されたものそのままを信じるのではなく、お子さまの状態と照らし合わせて買うようにしましょう。

②カラフルさ

赤ちゃんのおもちゃにはたくさんの色が使われていますが、それは色の刺激によって脳の発達を促すためです。また、鮮やかな色使いが多いのも、発達途中の視力や視界の中で見つけやすくするためです。

手を伸ばしたくなる、目につきやすいという特性のあるカラフルなおもちゃを選ぶようにしましょう。

③音が鳴るもの

ボールの中に鈴が入っていたり、ボタンを押すといろいろな音が出たりと、赤ちゃんのおもちゃには音が鳴るものが多いです。目で物を追うことに慣れておらず、視覚よりも聴覚が優位に働く頃なので、音が出ることで場所がわかったり、音が鳴るだけで楽しかったりと、耳を使うおもちゃを赤ちゃんは喜びます。

叩けば音が出たり、振ったら音が出たりと、赤ちゃん自身の行動が左右されるのも、音が出るおもちゃのいいところ。またやってみたいと思う仕掛けは、赤ちゃんのおもちゃにたまらないものです。

④動きがあるもの

赤ちゃんは動きあるものに目が行きます。ベビーベッドの上で回っている小さいぬいぐるみなどがいい例で、動きがあるだけでキャッキャッと喜び始めます。パパがベロベロバーとすると笑ってくれるのも、変顔というよりは顔の動きが楽しいのです。

転がっていくボールだけでも面白がってくれますし、電源を入れると動き出す人形などでも満面の笑みを浮かべてくれます。動きのあるおもちゃは選択肢のひとつとして考えてみてください。

⑤洗えるかどうか、殺菌消毒できるかどうか

最後の観点は洗えるかどうか、殺菌消毒できるかどうかという点です。赤ちゃんはまだ体力や免疫力が弱く、体調を崩しやすかったり、ちょっとしたことが大きな病気につながったりします。

赤ちゃんはおもちゃをなめたり、くわえたりすることが多いので、おもちゃを介して、体の不調がやってくることがあります。そこで、清潔さを保てるかどうか、洗浄などを通じてキレイにすることができるかどうかといった観点も、おもちゃ選びには大切です。

おもちゃでたくさん遊ばせよう

赤ちゃんは、目に映るものすべてがおもちゃのようになり、大人が想像しない遊び方をたくさんします。そのひとつひとつの刺激が、感性を豊かにし、心と体の成長へとつながります。

月齢によっては、一日のほとんどを眠っている場合もありますが、起きたときはぜひ、いろいろなおもちゃを渡して、遊ばせていただきたいです。どんなおもちゃがいいかなと迷ったときには、今回紹介したおもちゃの選び方を参考にしていただけると嬉しいです。