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6歳児の成長に役に立つおすすめの習い事4選!やる気を導こう!

公開日:2019/10/23
最終更新日:2020/03/29

6歳の子どもって、週にどれくらい習い事に通う?

幼稚園や保育園の卒園が近づく6歳。もうすぐ小学校入学というタイミングなので、授業に置いていかれないように、いいスタートダッシュを切れるようにという親心から、たくさんの習い事に通わせたくなる時期でもあります。

とはいえ、平日・土日に関わらず、たくさんの習い事を詰め込んでしまうと、子どもの体も心もパンクしてしまいます。家族との時間や友だちと遊ぶ時間を考えると、1週間に2個か3個の習い事が限界ではないでしょうか。

また、習い事の月謝なども、その数が増えれば大きな金額となります。子どもの可能性を信じ、倹約生活を送りながら通わせたくなる気持ちも分かりますが、栄養たっぷりのごはんを食べ、体の土台を作ることも必要な時期。家計を見つつ、無理をしない判断も大切です。

限られた時間の中で、どのような習い事に通わせると、子どもの成長に役に立つのか。6歳児におすすめの習い事をご紹介していきます。

おすすめの習い事4選

習い事も、その目的によって様々な種類があります。

体を鍛えたい、学力を向上させたい、社会性や節度ある行動を身につけてほしい、芸術的なセンスを磨きたいなど、子どもに対する想いは家族の数だけあります。

今回は、体力面・学力面・社会性・芸術性の切り口から、それぞれ1つずつピックアップしました。ぜひ、参考にしていただければと思います。

①水泳

体力面を鍛えるのであれば、おすすめしたいのは水泳です。

全身運動によって心肺機能が鍛えられ、基礎体力の向上につながります。水中での動作は体幹を鍛え、バランス感覚を養うことができます。

屋内プールでの水泳教室がほとんどなので、天気や気温に左右されることなく、定期的に通うことができる点も見逃せません。子どもが泳いでいる間に、晩ごはんの買い物をしたり、ゆっくりとした時間を確保できたりと、ママ・パパ側の時間を調整できることもおすすめしたい理由のひとつです。

また、水に顔をつける、バタ足キック、クロールなど、ひとりひとりのできることに合わせて、クラス分けされていることが多いことも重要な点で、子どもの状況に合ったレクチャーが入るのは安心材料です。

子どもの体力面が気になる方は、ぜひ水泳を薦めてみましょう。

②英語

学力というとお受験のイメージが強く残るかもしれませんが、おすすめしたいのは英語教室です。

ママ・パパにとって、英語は中学校から習うものでしたが、子どもは小学校から必修科目となりました。読み書きだけではなく、リスニングやスピーキングなど、英語を使えるようにならなければ、これからの社会で生きていくのは難しいかもしれないとも言われています。

語学は小さい頃から親しんでいたほうが習得が早いと言われています。ネイティブな先生の発音で学んだり、恥ずかしさを感じる前から英語を使っておしゃべりしたりと、6歳のタイミングはちょうどいい頃合いです。

先生1名に対し、少人数で実施している英語教室が多いので、集団で学ぶための慣らしにも効果的です。

子どもの学力面で何か習い事をさせたいという方は、ぜひ英語教室を誘ってみましょう。

③習字

習字教室と聞くと、文字を上手に書けるようになる印象を受けるかもしれませんが、小さな子どもにとっては所作を学ぶいい機会です。

姿勢を正し、半紙に向かい、心を鎮めて、まっすぐな気持ちで字を書く。この一連の動作によって、忍耐や平静といった穏やかな心を身に付けることができます。また、筆先まで意識を傾けることで、集中力が磨かれます。

小学校で授業を聞く姿勢、課題への取り組み姿勢など、習字によって得られる効果は随所に現れます。

文字を丁寧に美しく書けるようになることは言わずもがな。小学校入学後の習字の時間で、美しい文字が教室の後方に張り出されていると、自分の書いた文字に自信がみなぎり、自尊心が育まれることにもつながります。

社会性を向上させる習い事には、習字教室がおすすめです。

④ピアノ

ピアノ教室と聞くと音楽性を意識しがちですが、自分自身を表現するという観点から考えると、芸術性の代表格ともいえる習い事です。

鍵盤を押すと音が鳴るという流れは、子どもにとって「楽しい」と感じやすいもの。自分が押す鍵盤によって音が変わったり、大小や抑揚がついたりといったことに気づくと、創造力が養われます。

楽譜が読めるようになり、日々の練習を重ねていくと、奏でられる楽曲がひとつずつ増えていきます。練習すれば身に付くという癖づけは、ピアノ以外のさまざまな場面で役立ちます。

リズム感や音感が鍛えられ、上手になれば自由に表現できるようになるピアノは、子どもの豊かな心や感受性を育むのに効果的です。

やる気を導く環境づくりを

子どもが習い事に通う中で、ママ・パパにとって一番避けたいことが「行きたくないと駄々をこねること」ではないでしょうか。

せっかく通わせているのに!誰のために月謝を払っていると思っているんだ!という心の声が表に出てくる前にぐっとこらえて、まずは子どもがどうして行きたくないと言っているかを確認しましょう。

まだまだ体も心も未成熟な状態なので、疲れやイヤイヤ感から行きたくないと言っているのかもしれません。一緒に通う友だちとケンカしたから嫌がっているのかもしれません。習い事自体が嫌いなのかもしれません。

ネガティブな気持ちの中で習い事に通わせても、いい結果を得られることはありません。子どもの声に寄り添い、行きたくない理由を親子で明確にし、何か解決できる糸口がないか探しましょう。

子どもにしっかりと伝えておきたいのは、通い続けることで得られるものが何かということです。25メートル泳げるようになる、英語が大文字・小文字書けるようになる、毎日続けることで自信になる、など得られるものの候補はたくさん考えられます。

親と子というタテの関係ではなく、親子というヨコの関係で、対等な立場で話を聞いてあげましょう。その上で、子どもに提案することが大切です。


 

アデックが考える、習い事から得られる継続性

私たち、アデックとしては、何を学ぶか以上に、コツコツと通い続けることが、習い事で得られる最初の価値だと考えています。

大人になれば身に沁みて自覚しやすいですが、人は易きに流れるもの。コツコツと努力することも「めんどくさい」という一言で片付けてしまいがちです。

毎日やる、毎週通うといった継続性は、子どもの頃に経験しておかなければ、大人になってなかなか身につかないものです。逆に言えば、一度経験すれば、継続することの価値を自覚できるとも言えます。

知育教室として子どもたちに学びの場を提供していますが、何を教えるかだけでなく、通い続けられる環境づくりを意識しています。

アデックに来ると楽しいなという気持ちだけで、まずは十分。コツコツと積み上げていくことって大切だなと大人になったときに実感してもらえるように、日々、教室のメンバー全員で知恵を絞り、工夫、改善しています。
 

まとめ

今回は6歳児にとっておすすめの習い事を紹介しました。子どもに何を習わせるといいのかなと迷ったときには、ぜひ参考にしていただければと思います。

ただ、大切なのは子どもの意思です。子どもの意見を聞かずに、親の気持ちだけで推し進めることなく、親子間の対話によって、選択していただきたいなと願っています。