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5歳児の成長に役に立つおすすめの習い事。成功体験で自信をつける!

公開日:2019/11/01
最終更新日:2020/03/29

5歳児になると、できるようになってくること

5歳児は、文字や数字に興味を持ち始め、読み書きや計算が少しずつできるようになってくる頃。テレビ番組に流れる見出しを見て「なんて読むの?」と聞いたり、時計の数字を見て1から数を数え始めたり。

興味の度合いやどれだけ読み書きできるかなど、個人差はあるものなので、他のお子様を比較する必要はありませんが、小学校への進学を意識し始める頃という時節柄、園と家庭以外の場面で、習わせようかなという考えが浮かぶかもしれません。

また、園での体操の時間などを通じて、走る、飛ぶ、バランスを保つなど、運動能力が増してきます。体を動かすことが好きなお子様へは、スポーツの習い事へ通わせようかなと決断することもあるでしょう。

子どもの状況や興味関心から、こんな習い事はどうかな?とママやパパが感じ始めるのが、5歳を迎えるあたりです。

成功体験が成長を飛躍的なものに!

習い事を選ぶ際に意識していただきたいことが「成功体験をどれだけ積めるか」です。

できた!うまくいった!という子ども自身の感覚は、自分の可能性を信じることができる自信につながります。また、ママやパパ、習い事の先生など、子どもの周囲にいる大人たちから、すごいね!やるじゃん!という褒め言葉によって、さらなる自信が湧いてきます。

ピアノ教室ならピアノの技術、水泳教室なら泳ぎが上達するというように、学べる技術や知識はありますが、それ以上に習い事を通じて成功体験を積むこと、そこから自信や自己肯定感が育まれることが大きな価値です。

また、成功体験の裏には失敗体験もあります。失敗体験は、なぜできなかったのか、どうやったらできるようになるのかと考える癖づけができますし、純粋に悔しいという気持ちを感じることも、これからの社会生活の中で必要な経験です。

何を習わせるか以上に、習い事を通じて何を学ぶかが大切なのです。

5歳児の成長に繋がるおすすめの習い事5選

では、ここからは、5歳の子どもたちにおすすめしたい習い事を紹介します。どのような成功体験を積むことができそうか意識しながら読んでいただきたいです。

①サッカー

まず最初に紹介したいのはサッカーです。なでしこジャパンの影響もあり、女の子人気も高い習い事のひとつです。体を動かす、チームで動くといった点で通わせるご家庭も多いです。

そもそも5歳の体力や筋力でどこまで求めていいのかという判断はありますが、相手にパスを出す、シュートを打つといった動作に正確性を生むためには、コツコツと練習することが必要です。このコツコツと練習するという点が、成功体験や失敗体験につながります。

練習したから上手になった、練習したのになかなかうまくいかない。これらの経験は、サッカー以外のところでも役に立ちます。

また、サッカーは1人でやるスポーツではありません。チームメイトとの協力や意見交換なしではできません。人間関係の中での成功や失敗を味わう意味でも、効果的な習い事と言えるでしょう。

②ピアノ

次に紹介したいのはピアノです。音感やリズム感の習得、子どもが音楽が好きといった理由で習わせることが多いですが、努力の跡が誰にでも分かることがピアノを習う大きな価値です。

5歳の頃でいえば、多くの時間を練習に割けば割くほど、上達スピードが変わります。前回より今回、今回より次回と、できるようになったことが過去との比較で誰の耳にも明らかになります。自分でも分かる、先生やご家族にも分かる。だからこそ、成功や失敗が実感しやすいのです。

また、定期的に開催される発表会やコンクールなどで、自分以上に上手な子どもの存在を知ることができます。自分が努力している間に、他の友だちも努力していることが分かると、競争心から生まれる成功や失敗の経験値を積むことも可能です。

③水泳

次に紹介するのは水泳です。体力、筋力、バランス感覚をはじめ、心肺機能や指先まで意識を持っていくことなども鍛えられる、昔も今も変わらずに人気の習い事です。

5歳の頃でいえば、水面に顔をつけるところからスタートするお子様が多いですが、泳げる種目、距離、タイムなど、クロールと平泳ぎの2種目泳げるようになった、25メートル泳げるようになったというように、自分の頑張りが分かりやすく数字に表れます。

目の前の課題や自分ができないことに対して、どうすればできるようになるのかを考えることは、成功や失敗を体験した次に必ず考えなくてはならないことであり、この思考の癖づけは、社会に出た後に必ず役に立つことです。

プール楽しい!と子どもが思っている裏側で、先々の成長に役立つ要素がふんだんに取り入れられている水泳はおすすめの習い事です。

④そろばん

次に紹介するのはそろばんです。一時、人気に翳りがあった習い事ですが、スマホやパソコンの影響で「計算は電子機器がやってくれる」という感覚が増してきたこともあり、頭を使う経験を意図して通わせるご家庭が増えてきました。

そろばんを弾いて計算することが本流ですが、今までできなかった足し算ができるようになる、2桁たす2桁の暗算ができるようになる、など過去との比較によって、自分ができるようになったことを意識できることが大きな価値です。

小学校に進む前に、計算の部分を先んじて学ぶことができることが、5歳児の頃から通う大きなメリットですが、できることが増えるという経験は、成功体験の中でも子ども自身が認識しやすく、また自信がつきやすいものと言えるでしょう。

人気が復活してきて嬉しい習い事です。

⑤プログラミング

最後に紹介するのはプログラミングです。自分が打ち込んだプログラムが正常に作動したときの喜び、うまく作動しなかったときの悔しさは、心に大きく響くものです。

なぜ作動しなかったのかは、自分が入力したコードから分かるので、自分のミスを自分で探し、自分で改善するという検証する力が身につくこともプログラミングのおすすめしたいポイントです。

小学校でも学ぶ機会が増える、新しい科目であり、ママやパパが子どもの頃にはほとんどなかった習い事なので、まだまだ自分の子どもにチャレンジさせようという感覚が少ないかもしれません。ただ、ママやパパが失敗に怯えていては、子どもが「失敗したくない=チャレンジ精神が小さくなっていく」ことにつながります。親子共々のチャレンジとして、選択肢に入れていただきたいです。

すべての習い事に成功体験と失敗体験のきっかけはある

ここまで4つの習い事を紹介しましたが、どんな習い事であっても、コツコツと努力すれば成功する、結果が報われるものですし、失敗する、他の友だちの方がいい結果を残すものでもあります。すべての習い事には、成功体験と失敗体験の要素が含まれているのです。

成功体験は自信を育みますし、失敗体験は悔しさをバネにするモチベーションの作り方を経験できます。成功体験と失敗体験は裏表。どちらか一方しか経験させたくないことも難しいのです。

子どもを失敗させたくない気持ちはどんなご家庭にもあると思いますが、成功体験だけ積ませるのは無理な話。かわいい子には旅をさせよの精神で、習い事に通わせていただきたいです。

アデックの知育教室の時間の中でも、成功体験と失敗体験を散りばめています。成功体験はできるようになったこと、成長したことですが、失敗体験はまだできないこと、成長できる余白です。失敗体験が多ければ多いほど、そしてその体験に対する強い気持ちを持てるほど、子どもはどんどん成長していきます。

知育は習い事の時間だけでは完結しないことでもありますので、ご家庭の時間の中でも、例えば、お手伝いの機会などで、うまく成功体験と失敗体験を散りばめていただければと願っています。