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3歳児の発達に効果的なおもちゃ7選!失敗経験も大切。

公開日:2019/10/30
最終更新日:2020/03/29

3歳児の気質って?

3歳になると、運動能力が増し、走るのが早くなったり、バランス感覚が身についてきたりと、外遊びでできることが格段に増えます。今までは公園でも目の届く範囲をヨチヨチ動いていただけだったのが、目を離すとあっという間に違うところにいる、なんてことも。

手先の器用さもグッと増してくるので、絵を描いたり、物を握ったり、ハサミが使えるようになったりと、部屋にあるものすべてが遊び道具になってきます。

目に見えるものすべてがおもちゃに見える。3歳児の気質は、そんな無邪気な言葉で表現できるかもしれません。

おもちゃ選びの判断軸は?

おもちゃを選ぶときに大切なのは、子どもが興味を示すかどうかです。

ママやパパだけでなく、孫がかわいいからとおばあちゃんやおじいちゃんもおもちゃを選んでくることもありますが、大人の都合で子どもを遊ばせるのはかわいそうです。おもちゃに対して、子どもの目がキラキラ輝くかどうか、じっと見てみましょう。

ただ、おもちゃを買うときの判断軸はあったほうが良いもの。運動させたい、器用さを身につけさせたい、豊かな創造力を育ませたいなど、それぞれのご家庭の意図は大切にしてほしいです。

3歳児の発達にいい!おもちゃ7選

では、どのようなおもちゃを選ぶと子どもの発達につながるのか。その効果などを紹介しつつ、私たちがおすすめするおもちゃをご紹介します。

①積み木

まずは積み木です。

大きさ、形、色など、様々な種類の積み木を並べたり、積み上げたりするだけで、子どもの想像力や集中力が育まれます。

きょうだい一緒に遊ぶこともできますし、ママやパパから「どこまで高く積めるかな?」とちょっとした課題を投げかけてチャレンジさせることもできます。家族のコミュニケーションをとる上でも、おすすめのおもちゃです。

②ねんど

次はねんどです。

3歳の頃だと、まだ動物を作ったり、乗り物を作ったりといったことはできないので、手先の器用さを身につけさせるために、ちぎったり、こねたりという簡単な動作で楽しみます。

ねんどを握る、丸めるといった作業は握力を身につけさせるためにも効果的。遊びながら、ちょっとしたトレーニングができるおもちゃとも言えるかもしれません。

③ジグソーパズル

3つ目にご紹介するのはジグソーパズル。

3歳だとちょっと早いかもしれないと思うかもしれませんが、4ピースや8ピースなどのジグソーパズルだと楽しむことはできます。「デコ」と「ボコ」をパカっとはめる感覚は、子どもの創造力を引き出すのに効果的です。

ジグソーパズルのいいところは、完成した!できた!という達成感が得られることです。最初はパパと一緒に、だんだんと1人でできるように、という順序で進められると、子ども自身が自分の成長に気づき、自信につながります。

④水鉄砲

4つ目にご紹介するのは水鉄砲。

夏場の水遊びに使うイメージがあったり、どちらかといえば男の子向けの印象を覚えたりしますが、お風呂で遊ぶのには一番おすすめです。

普段はなかなか一緒に遊べないパパとお風呂場で遊ぶときに使ったり、壁に向かって水を飛ばすと不思議な水滴がついておもしろくなったりと、遊びがいのあるおもちゃです。

⑤楽器のおもちゃ

次にご紹介するのは楽器のおもちゃ。ピアノ、ラッパ、カスタネットなど、叩いたり、息を吹きかけたりすることで音が鳴るおもちゃです。

何か動作をすると音が鳴るというシンプルな仕組みは、子どもウケが抜群。大きな音を鳴らそうと力を込めてみたり、いろいろな音を鳴らそうと指先を器用に使ったりと、工夫を考える機会を作ることができます。

音楽の道に進む子どもは小さい頃から音楽が身近にあると言われますが、子どもの隠れた才能に気づくことができるおもちゃかもしれません。

⑥ぬいぐるみ

次におすすめするのはぬいぐるみ。動物でもアニメキャラクターでも構いません。

子どもが夜寝るときにぬいぐるみと一緒に眠ることがありますが、安心感や温もりをもたらすのがぬいぐるみです。大きさや柔らかさが後押しします。

ままごと遊びで一緒に遊ぶこともありますし、ちょっと乱暴さがあるかもしれませんが、ヒーローごっこなどでぬいぐるみを相手に戦いを挑んでいることもあります。

友だちと違って、いつでも遊び相手になってくれるのがぬいぐるみです。

⑦ボール

最後にご紹介するのはボール。3歳だと子どもが両手で握ることができるサイズがおすすめです。

投げる、転がす、蹴る、取る。ひとつひとつの動作を繰り返すことによって、筋力アップや体幹強化、パランス改善など体の発育にもつながります。

おうちに庭があれば屋外でボール遊びをすることになりますが、マンション住まいなどであれば室内になることもあります。子どものケガ防止もかねて、ゴム製の柔らかいボールを使いしょう。

ちょっと失敗させてみる大切さ

おもちゃを使って遊んでいるときに、例えば積み上げていた積み木が崩れてしまう、ボールを取り損ねて顔に当たってしまう、ぬいぐるみの一部をビリっと破ってしまうといったことがあるかもしれません。

大人の目線、親御さんの想いといった点からすると、未然に失敗を防ごうとするのではないでしょうか。ただ、この失敗が子どもにとっては一番の学習機会です。

なぜ積み木が崩れてしまったんだろう。なぜボールが取れなかったんだろう。なぜぬいぐるみを破ってしまったんだろう。この「なぜ」を考えさせる機会をぜひ作っていただきたいのです。

理由が分かれば、次はどうすれば同じ失敗をしないかを考えます。この考える癖は大人になっても大事です。

おもちゃを使った遊びに限らず、子どもが過ごす様々な時間の中で、大いに失敗させましょう。もちろん、ケガや事故につながる失敗は防ぐ必要があります。

「うまく失敗させる」という意識が、子どもの成長に一役買うのです。

アデックが考える、遊ぶことの大切さ

子どものときは遊ぶことが仕事だ、という表現もありますが、私たちアデックも、子どもにとって遊ぶことはものすごく大切なことだと認識しています。

遊ぶと楽しい、みんなで遊ぶとみんなと仲良くなれる、といった情緒的な意味でも大切ですが、それ以上に考える力を養う機会だと考えています。

子どもは遊びの天才。何でもおもちゃになります。シャワーと洗面器があればそれだけで水遊びを始めますし、木の枝を見つければすぐに土をいじって遊び始めます。無意識の中で、この道具を使ってどう遊ぼうか考えているのです。

毎日同じおもちゃで遊ぶ子どもは少なく、飽きたら次のおもちゃ、また飽きたら次のおもちゃと繰り返し、また最初のおもちゃに戻ってきます。この間、ずっと新しい遊び方を考えています。こんなクリエイティブな頭の使い方をしているときに遊ばせないのはもったいないのです。

知育教室は、遊びの延長線上にあります。子どもが何か行動を起こす。その行動の理由を言葉にしてみる。次にどうすれば上手くいくかを考えさせる。考えた結果を行動に導く。いわば、おもちゃなのか教材なのかの違いです。

アデックに通うことが、楽しみだなあと思ってくれるのが、私たちの一番のやりがいでもあります。

まとめ

ここまで3歳の子どもにおすすめのおもちゃをご紹介してきました。あくまでも一例なので、各ご家庭のお子様が興味を示すおもちゃが一番であることは、まぎれもない真実です。

ただ、どのおもちゃが好きなのか知るためには、おもちゃと出会うきっかけが必要です。すべてを購入するのは家計にもダメージが残るので、児童館などの活用も併せておすすめしたいと考えています。