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3歳児の成長に役に立つおすすめの習い事4選!継続は力なり!

公開日:2019/10/31
最終更新日:2020/03/29

3歳から習い事を始めてもだいじょうぶ?

習い事を始める年齢というのは悩ましいもの。子どもの成長を思うと、早め早めのほうがいいのではないかと考えてしまいますし、子どもの適性や意欲を見て判断したいと思うと、少しずつ先延ばしになってしまう。そんなママ・パパが多いのではないでしょうか。

3歳というタイミングはまさにそう。年少さんとして幼稚園に通い始める時期でもあるので、家から一歩出て、新しい刺激を受けるにはちょうどいいのではないかと考えやすいことでしょう。

子どもの発育の観点から見ても、運動能力が高まり、少しずつ話ができるようになり、手先の器用さも備わってくるので、習い事を始めさせるには十分なタイミングです。

 

習い事がもたらすメリット

習い事がもたらすメリットにはさまざまなものが挙げられます。

まずは社会性です。家庭と幼稚園・保育園以外での他者との関わりの中で育まれるもので、簡単に言えば、社会生活を送る際の振る舞いが身につけられるということ。先生とのコミュニケーション、同じ年齢の友だちとの関わりなどを経て、少しずつ「社会の中で生きるとは何か?どうすればいいのか?」を子どもながらに習得します。

次は体力面です。水泳や器械体操などはわかりやすく身体を鍛えるものですし、リトミックやダンスなどはリズム感覚まで身につけられます。運動能力は小さい頃の土台が大切です。習い事を通じて体力をつけることで、健康な体づくり、免疫力アップ、体幹の充実につながります。

第三には知力面です。知育教室や英会話、そろばんやプログラミングなど、知力を磨くことができるのも習い事のいいところです。お受験を考えていれば必然的にこの要素が大切になってきますが、学校の進度についていけるか不安、早い段階からいろいろな知識や情報をインプットさせたいといった想いを叶えるためには、知力面のメリットを想定しておくといいでしょう。

これらのメリットを考えながら、ご家庭の教育方針などを整理し、子どもにとって最適な習い事は何かを考えていくことをおすすめします。

ただ、本コラムでも何度かお伝えしていますが、一番大切なのは子どもの意欲であり、意思です。大人の都合で通わせることは、原則的にはおすすめしません。子どもが楽しみにしているか、充実した顔で帰宅するかなどのチェックは欠かさないようにしましょう。

3歳児の知育におすすめの習い事4選

では、ここからは3歳児の知育におすすめの習い事をいくつかご紹介していきたいと思います。今回は男の子だから、女の子だからといった、性差に左右されない習い事をご紹介します。

①リトミック

リトミックは音楽に合わせて体を動かすプログラム。リズム感や音感、表現力や集中力などを育むのに効果的な習い事です。

子ども向けのテレビを付けていると、子どもが真似して踊ったり、キャッキャッと笑ったりますが、それを学習プログラムとして整理しているものがリトミックです。

赤ちゃんの頃から習うことができるため、子どもが何歳であっても始められることがメリットのひとつです。親子一緒に行うので、子どもとのスキンシップやコミュニケーションの機会が図れることもポジティブな要因のひとつです。

②水泳

いつの時代も、子どもの習い事の定番といえば水泳です。体づくりはもちろん、心肺能力やバランス感覚が養われ、健康にもいいとされています。

水泳は、子ども自身も何ができて何ができていないのか自覚しやすく、課題を解決するために何をすればいいのか、子どもながらに一生懸命考えられる機会を設定できるのが特徴のひとつです。友だちがはできるのに、自分はできない、なぜだ!といった悔しさなども体感できます。

子どものやる気次第では、小学校に入っても継続的に通わせ続けられるので、中長期的な視野で考えられる習い事です。

③知育教室

読み・書き・そろばんというのが、江戸時代の寺子屋で学んでいたこととされていますが、その現代版とも言えるのが知育教室です。文字、計算、図形、語彙などの習得を目的としています。

3歳の頃であれば、パズルで図形のイメージを抱かせたり、視覚・聴覚・触覚などの五感に関わるワークを通じて、想像力や感受性を高めたりといったプログラムを展開します。勉強というよりは多角的に脳に刺激を送り、子どもながらに多くの引き出しを持てるようにするといったほうが分かりやすいかもしれません。

先生とマンツーマンで授業を受けたり、少人数制のクラスで学んだりと、他者との関わりの中で自分の意見を伝えたり、先生の話を聞いたりと社会性を身につけることにも効果的です。

④武道

最後に挙げるのが武道です。空手や合気道などが挙げられます。男女比もそこまで大きな差のない習い事です。

武道で徹底的に磨かれるのが礼儀、作法です。挨拶や身だしなみ、相手を敬う気持ちや気遣いの精神などを学ぶことができます。また、体力や精神力といった部分を鍛えられます。

武道というと相手と組み合うイメージもありますが、3歳の時点ではそういったことは体へのダメージや成長阻害要因へとつながるので、ほとんどやることはありません。子どもながらに自分と向き合い、他者の視点を身につけられます。

継続することの大切さ

どんな習い事であっても、継続すれば身につくものが多いというのが共通点として挙げられます。

例えば、先週できなくても、今週できるようになった、練習していく中でコツをつかめたから、もうすぐできそうな気がする、など時間の経過とともに自分の成長を感じられます。

また、それは横で応援しているママやパパにも気づいてほしいことであり、気づけることです。今まではできなかったことができるようになったと気づいたら、ぜひ声をかけて、褒めて、認めてあげてほしいです。それが子どもの自己評価を高め、自身の可能性に気づけるようになります。

もしかしたら、何を習わせるかはそこまで重要ではないのかもしれません。自転車に乗るにも何度も何度も転んで乗れるようになるように、コツコツと努力をすればできることが増えると納得感が得られることが習い事に通う意義なのではないでしょうか。

アデックが考える、習い事から得られる継続性

コツコツと努力をするより近道したくなる気持ちは、大人も子どもも一緒。困ったら検索したり、誰かに聞いたりというのは知恵でもあります。

子どもの純粋さを活かすというと聞こえは悪いかもしれませんが、その無邪気さやひたむきさがあるうちに、コツコツと努力をする経験を積ませておきたいところです。大人になってこれを初めてやるとしたら、その苦しさや途方もなさを前にして、心が折れやすいもの。なかなか身につかないのです。

また、普段の幼稚園や保育園ではなかなか経験できないことでもあります。習い事という、ひとつの事柄を集中的に取り組めるからこそ、経験できるのです。

まとめ

ここまで3歳児におすすめの習い事をご紹介してきました。

3歳児というテーマではありましたが、どの習い事も本音を言ってしまえば、何歳であっても同じようにおすすめできるもので、習い事のメリットも向き不向きも、年齢以上にひとりひとりの状況によって判断が分かれるものだと考えます。

「継続は力なり」という言葉がありますが、コツコツと努力して得られたもの、その過程を含めた成功体験というのは大人になってからのほうが活きるものです。これは3歳児の日常を考えれば、習い事での時間で得やすいものです。

体育会系の人材が社会に好まれるのも、コツコツとひとつのことを継続して努力してきた経験があるからです。ぜひ、お子様に、何かひとつで構いませんので、習い事へのチャレンジを促していただきたいなと願っています。