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2歳児の発達に効果的な絵本10選!文章と絵の調和がカギだった!?

公開日:2019/10/04
最終更新日:2020/03/29

絵本が乳幼児の発達に効果的な理由

2歳児になると、走ったり飛んだりできるようになり、運動量が増える一方で、感情の表現も多様になっていわゆる「イヤイヤ期」を迎えているお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

じっとしていない、眠ってくれない、泣き出したらとまらない、など、絵本の読み聞かせどころじゃない!という状況も分かりますが、多感な2歳児にこそ、絵本はさまざまな効果を発揮することがあります。

しかけ絵本で一緒にあそんだり、くりかえしのことばが楽しい絵本を一緒に声に出して読んだりと、絵本は子どもの集中力を養うことができます。

今じっとしていられない子でも、ちょっとずつ我慢できるようになったり、読み聞かせすることで眠る習慣がついたりと、絵本にはメリットがたくさんあります。

文章と絵という絵本の構成が知育に役立つ

2歳児が読む絵本は「背景がさっぱりしていて、その物だけが目に飛び込んでくるもの」というものが多いです。

身近にあるものが登場すると、絵を見てその名前を覚えたり、知らない動物や食べ物が登場すれば、それも覚えたりします。

絵を見て、色や形を、文章で言葉を覚えることができる絵本は、知育教育にぴったりです。

2歳児の発達に効果的な絵本10選

①しろくまちゃんのほっとけーき

鮮やかなオレンジ色がベースのかわいいロングセラーの絵本です。しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキをつくります。

ぽたあん
どろどろ
ぴちぴちぴち

といった、ホットケーキが焼けていく様子は、絵本を眺めているだけでとっても楽しいです。

子どもはホットケーキが大好きなので、ホットケーキを作っている途中の美味しそうな匂いをかぐだけで、この絵本を思い出しちゃうかもしれませんね。

②コロちゃんはどこ?

かわいいブチいぬのコロちゃんシリーズ第一弾の「コロちゃんはどこ?」です。

ごはんの時間になっても帰ってこないコロちゃんを、ママが探しにいく話。絵本の中にあるドアは開く仕掛けが施されていて、2歳児の小さな手でも開くことができます。

仕掛けを開くと、くまさんがはちみつを食べながら「ちがうよ」と言って立っている1コマがあり、その姿がとてもユーモラスで、思わずクスッと笑ってしまいます。

様々な仕掛けが楽しいので、お子さんと一緒に、めくって楽しんでみてはいかがでしょうか。

③おでかけのまえに

2歳になると、なんでも自分で「やりたい!」と言うようになります。

「おでかけのまえに」は、ピクニックにおでかけする前のウキウキしたあやこちゃんが、なんでもお手伝いしちゃうお話です。

おべんとうはぐちゃぐちゃで、パパの荷物はカバンからあふれだす。

パパ・ママからしたら「ありがた迷惑」な状況なのですが、あやこちゃんの家族はみんなこの状況を楽しんでいます。育児で心に余裕がなくなってきたなあというパパ・ママに読んでほしい一冊です。

④もこもこもこ

谷川俊太郎さんのとってもふしぎな絵本。

「しーん」「もこもこ」といった擬音とカラフルな絵のみで構成されています。大人が読むと、ふしぎでなんなのかまったくわかりませんが、子どもは大好きな絵本です。

「がちゃがちゃどんどん」「もけらもけら」など、いっしょに声に出して言いたくなる言葉ばかりで、子どもたちは「また読んで」と言ってくることでしょう。

⑤しょうぼうじどうしゃ じぷた

男の子だと、車に興味を持つ子どもが増えてくる年頃。トラックやバス、そして消防車など大きな車を見つけると興奮する子もいるのでは。

この絵本は、2歳児には少し難しいかもしれませんが、かっこいい車がたくさん登場します。

はしご車や救急車の中に出てくる主人公のちびっこ消防車のじぷた。ちいさなからだでがんばるじぷたを、親子で応援したくなります。

⑥ノンタンぶらんこのせて

2歳児のイヤイヤ期にぴったりの絵本。

ノンタンがぶらんこをひとりじめしています。「ノンタン、ぶらんこのせて」と友だちが声をかけてきても、なかなか代わってあげようとしません。

お友だちに「貸して」「代わって」と言われたとき、自分ならどうしてるかな?とお子さんと一緒に思い返してみることができます。

「おまけのおまけのきしゃぽっぽ、ぽーっとなったらかわりましょ!」という、子どもたちが大好きなかぞえうたは、この絵本からきています。

⑦きんぎょがにげた

きんぎょばちのきんぎょが…にげた!どこににげたのかな?とお子さんが指差しをしながらきんぎょを探すことのできる楽しい探しあそび絵本です。

カラフルな絵の中にきんぎょが隠れているのですが、2歳になれば、絵を覚えて探し出すことができますので、とても楽しく絵本を読むことができます。

⑧わたしのワンピース

野原で白い布切れを拾ったうさぎさんがミシンでワンピースを縫う絵本。黒い足踏みミシンでワンピースを縫っている様子は表紙に登場してきます。

カラフルな絵がとてもキレイで楽しい、かわいい絵本です。

⑨だるまさんが

まんまるのだるまさんがかわいくて、思わず手にとってみたくなる表紙です。

「だるまさんが」
「どてっ」
ころんじゃった!

丸くてかわいいだるまさんが、いったいどうなっちゃうんだろう?だるまさんを知らない2歳でも大丈夫です。その愛らしい姿にすぐにとりこになっていくことでしょう。
 

絵本の読み聞かせで親子の距離も縮まる

絵本の読み聞かせはさまざまなメリットがありますが、そのひとつに親子のコミュニケーションが取りやすいという点があります。絵本を通じて子どもは大好きなパパ・ママとの時間を堪能できます。

また絵本を読み聞かせしているときの子どものリアクションをみて感動したり、幸せを感じたりすることがあると思います。

絵本の読み聞かせの時間は親子の大切な時間になっていくのです。

アデックで大事にしていること

アデックでは考える力を育てる「知能開発」に取り組んでいますが、絵本の読み聞かせを通じて「イメージ力」が育まれ、いろんなことを楽しく学ぶことができればいいと考えます。

2歳という年齢の頃はスポンジのように何でも吸収してしまう時期です。お子さまに合った絵本の読み聞かせをすることで、知識も身につき、感情も豊かになることでしょう。

まとめ

2歳児の発達に重要な「絵本」についてお伝えしてきました。

絵本の読み聞かせは、語彙力や知識が身につくだけでなく、親子のコミュニケーションが取れる大切な時間でもあります。

お子さんが小さな頃にしか取ることのできない貴重な時間を、親子で一緒に楽しんでくださいね。