保護者が選ぶ通わせたい学童No.1に選ばれました!
お問い合わせ:045-543-3331
受付時間:10時〜19時

アデック(Adecc)のコラム一覧

2020年夏最新版!ステイホームの4歳・5歳・6歳の子どもに見せたいアニメ作品ベスト5!

公開日:2020/08/25
最終更新日:2020/08/25

子どもの感受性を育むにはアニメが一番

子どもの感受性を育むには、アニメが一番というのはご存知でしょうか。

アニメ作品の場合、子ども向けのアニメはストーリー展開がシンプルで、キャラクターがわかりやすく、またシリーズものが多いのでオチまで想像しやすいという特徴があります。事前情報がたくさんあることで、キャラクターの心情を感じ取ろうとする余裕が生まれやすいのです。

例えば、アニメを見ることによって育まれるものとして、共感力が挙げられます。相手の気持ちを察して、相手の状況や感情を感じ取ろうとする能力のことをいいます。相手の気持ちが理解できるようになると、身近な人との関係を良好に保て、人間関係で感じるストレスに対処することができるようになります。

実際に、アニメ作品で登場人物に感情移入しているときの脳は、実体験と同じような脳の動きをしているという話もあります。映画で追体験することは、人格にまでいい影響をもたらすことができると言えるでしょう。

想像力が育まれることも同様です。「自分が経験した過去のこと」を組み合わせて、「経験したことないけどこうなるのかな」と思い描く能力です。これは、どれだけの量の経験を積んできたのかに比例するので、リアルとは違うアニメの世界を見ることで、その経験値は劇的に変わります。

想像力を育むことで、さまざまな選択肢を思いつくことができ、問題に直面した際にあらゆる解決策を思いつけるようになります。「もしおもちゃが動き出したら…」「もし〇〇がいたら…」などの妄想も、経験値に含まれます。妄想の機会を生み出しやすい、アニメの世界観は子どもの感受性を育むのにぴったりなのです。

ステイホームに子どもとみたい映画まとめ

ネットを通じて、誰でも見れる時代に

今まではレンタルビデオショップなどに足を運んで、DVDやブルーレイを借りてこなければアニメ作品は見ることができませんでした。せっかく借りにいったのにレンタル中だったときのショックは計り知れないものがありましたし、ママやパパも一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか。

しかし、今ではインターネットのサブスクリプションのサービスを使えば、毎月定額で好きなだけアニメ作品を見ることができるようになりました。これは、子どもの成長にとっても、うまく活用できればメリットが大きく生まれるものになります。

もちろん、アニメ作品の見すぎなどは避けたほうがよいですが、時間をうまく確保して、親子で見ることができるといいですね。

4歳・5歳・6歳の子どもに見せたいアニメ作品ベスト5

ではここからは、4歳・5歳・6歳の子どもに見せたいアニメ作品をご紹介していきます。小学校入学前のお子さんにとってわかりやすい作品を選んでみました。

①おしりたんてい

最初に紹介するのは『おしりたんてい』です。この年齢の子どもたちには今、一番人気といっても過言ではないかもしれません。

「おしりたんてい」は、その名の通り、顔が「おしり」に似ています。さらに、「おしり」ならではの必殺技「おなら」や「どんな事件もププっと解決!」などのシャレの効いた名ゼリフを連発します。「おしり」や「おなら」が大好きな子どもたちが喜ばないはずがありません。

このおしりたんていは、もともと児童書がアニメ化されたものです。このアニメを見て、おしりたんていを大好きになってくれたら、児童書のほうにも興味が湧くかもしれません。

1歳から12歳まで知力育成教室アデック

②アンパンマン

次に紹介するのは『アンパンマン』です。古くから人気のあるアニメです。

なぜアンパンマンを子どもに見せたいのか。それは、アンパンマンはいつでも正義の味方だからです。そして、バイキンマンをはじめとする悪いことをするキャラクターは、必ずアンパンマンがやっつけてくれます。

子どもはアニメにすぐ影響を受けやすいもの。アンパンマンは「悪いことをしてはいけない」「正義は勝つ」「親切は良いこと」などを子どもに教えてくれます。

アンパンマンは幼児向けのアニメと思いがちですが、アニメ自体のストーリーもしっかりしているため、ママやパパが子どもと一緒に見ても楽しむことができます。

③ドラえもん

次に紹介するのは、こちらもおなじみの『ドラえもん』です。

ドラえもんの魅力といえば、四次元ポケットから出てくる数々の「ひみつ道具」。これらが「子どもの想像力を高める」という点において、とても良いのです。

子どもたちはドラえもんを見て「自分だったらあの道具をどのように使おうかな」と想像します。まさに歌にあるように「あんなこといいな、できたらいいな」というように考えるのです。

私たち大人も「この道具はいつ、どのように使おうかな」なんて考えたりしますよね。そのアイデアを子どもと共有すれば、子どもの想像力はさらに広がるかもしれません。

④ちびまる子ちゃん

次に紹介するのは、こちらもまたまたおなじみの『ちびまる子ちゃん』です。

ちびまる子ちゃんの魅力は「小学生の日常が描かれている」という点と「家族の団らんの風景が描かれている」という点です。小さい頃から小学校の教室での風景や、家族との団らんの様子をアニメを通じて浸透していくことは、自分の未来を思い描く上でも大切です。

ドラえもんやサザエさんでは小学校での日常を描かれてはいますが、どちらかというと基本的に放課後での話が多いです。その点でちびまる子ちゃんはというと、教室での会話であったり、遠足や運動会だったりが描かれています。

また、同級生の登場人物が非常に多く、いろんな人がいるということも教えてくれて、アニメを見る子どもたちが小学校がどんなところかイメージをすることができます。

⑤おジャ魔女どれみ

最後に紹介するのは『おジャ魔女どれみ』です。現在テレビ放送中ではありませんが、おすすめしたい作品です。

日曜の朝に、プリキュアよりも以前に放送していました。ママやパパの中には子どもの頃に見ていたという方も多いのではないでしょうか。「ママが子どもの頃にやってたんだよ」と懐かしがりながら親子で見返してみるのもいいかもしれません。

偶然、魔女の正体を知ってしまう小学生の少女、どれみ。魔女は正体を見破られるとカエルの姿になってしまいます。魔女を元の姿に戻すためにどれみは魔女見習いになり、一人前の魔女を目指します。

女の子向けのアニメと思われがちですが、是非とも男女関係なく見てほしいアニメです。ギャグ要素も多いアニメですが、学校生活で起きるさまざまな悩みにフォーカスしています。家庭環境の違いや男女の違い、価値観の違い、友だち同士のケンカ、不登校など、子どもに考えてほしいテーマを取り上げています。

コロナ禍と夏の暑さを避ける意味でも、おうちでアニメ

コロナ禍によってステイホームが叫ばれていますが、夏の暑さを避ける意味でも、おうちでアニメを見る夏休みの過ごし方は適しているでしょう。スマホで動画を見たり、ゲームを楽しんだりする子どもたちも増えてきていますが、同じ時間を過ごすなら、アニメを見る選択も忘れてほしくありません。

単にアニメを見せるのではなく、こういう視点から一緒に見てみない?と提案して、親子で見ることをおすすめします。小学校ってどんなところだと思う?と聞きながらちびまる子ちゃんを見たり、どのひみつ道具を使ってみたい?と聞きながらドラえもんを見たり。

親子でコミュニケーションを取る機会にアニメ鑑賞を活用していただきたいです。

ステイホーム期間は親子で映画をみよう

まとめ

ここまで子どもに見せたいアニメ作品を紹介してきました。

紹介する際にさまざまな切り口で、紹介理由を述べてきましたが、大前提として、キャラクターが魅力的であることが重要です。

アンパンマンやドラえもんなど、ママやパパにも馴染みのあるキャラクターや表情豊かなキャラクターが登場してくる作品は、おすすめしやすいかもしれません。また、おしりたんていのように最近の作品は、子どもが友だち経由で興味を持っていることもあるので、その言葉に耳を傾けることが大事です。

キャラクターで魅きつけ、作品の内容やメッセージをママやパパが解説してあげること。これが知育的な効果を持ったアニメ作品の見方です。ぜひ、試してみてください。